2007-03-20

2007/3/20(Tue) 待ちわびて ついに寒さも 彼岸まで

 それにしても寒いですねー。でも、昔から「暑さ寒さも彼岸まで」というように(去年の9月には暑さにぐったりして同じことを書いたような…)、天気予報では明日あたりから暖かくなるとのこと。

 久しぶりに高井家の庭を探検しました。ある。ある。春の訪れ。あちこちに。水芭蕉は咲いたまま霜に縮んでいました。カタクリもつぼみが大きくなり始め、ショウジョウバカマはピンクのかわいらしい花を咲かせています。

 ほーっと、一息ついて空を見上げたら、梅もいつの間にか咲いていたんですね。日光にも本格的な春が…



2007-03-11

2007/3/11(Sun) 朝日さす 苔にも化粧 なごり雪

  啓蟄も終わったので、高井家でも庭の敷き松葉を片付けました。そうしたら、そのとたん寒さがぶり返し、昨日の朝は久しぶりに庭も雪化粧。朝日にキラキラ輝く雪たちは、午前中のうちに溶けてしまいました。春の息吹に一生懸命芽を出そう、とする草花と、まだまだ自然は厳しいよ、といわんばかりのなごり雪。三月はなんだか、試されているような気になる季節ですね。

 毎年、この頃になると、受験の発表や一人暮らしのスタートの思い出などと重なり、なんだか落ち着かない気持ちになります。目の前はもうすぐ春、ということがわかっているだけに、よけい今の寒さが身にしみるのかもしれません。



2007-03-08

2007/3/8(Thu) しょうぼうや 世界遺産守る 第2分団

  3月4日は日光市消防記念日の行事でした。9代目のりりしい(?)消防姿です。そうです、「消防」と「祥坊」をかけました!

 日光には自警消防団として、各地区ごとに第10まで分団があります。第2分団は山内の世界遺産地区も警備担当なので責任重大。団員はボランティアで職業も様々です。

 ちょうど高井家の目の前が第2分団の火の見櫓なので、9代目は子供の頃から刺し子の消防団員に憧れていました。いざ火災ともなれば、夜中だろうが食事中だろうが、飛び出して行くのです。そんな彼も包丁を握っている時だけは、さすがに葛藤しますねー。



2007-03-07

2007/3/7(Wed) 美しや お箸の国の 人だもの

おひな祭りの日に、高井家では日光市国際交流協会主催の「和食マナーin日光」が行われました。講師はおかみのたかみです。若い方から熟年まで、和の作法について学びました。

和室の入り方、座布団の使い方、おじぎの仕方、お箸の持ち方、茶道の歴史など。きっと昔だったら当たり前のお行儀ですが、今ではそれを実践する場面も少なくなってきました。特にお箸のタブーは沢山あって、皆楽しく勉強。

最後にお茶室で実際にひとりひとりお茶を点ててみました。茶道は日本文化の集大成ですね。



2007-03-04

2007/3/4(Sun) いにしえは 唐の暦や 上巳の節句

昨日は、日本全国(?)雛祭りでした。今年は、もうひとつ47年前のお雛様が見つかりました。九代目の妹のもので、とても表情のよい木目込み人形です。

ところで、日本には五節句という季節の節目があります。1月7日人日の節句(七草)、3月3日上巳の節句(桃の節句)、5月5日端午の節句(菖蒲の節句)、7月7日七夕の節句(たなばた)、9月9日重陽の節句(菊の節句)。

日本古来の伝統行事かと思っていたら、中国伝来の風習だったのですね!日本の文化のルーツは、やはり大陸。そう思うと、この3人仕丁の顔もどことなく唐子人形のように見えます。



人気の投稿