2007-11-23

2007/11/23(Fri) 限りある 命の花か 紅葉映ゆ

  三連休になりました。今日は勤労感謝の日。日光二荒山神社では新嘗祭があり、9代目も白いネクタイで参列しました。昨日から冷え込み、今朝は霜も降りました。暖かい秋に油断していたら、一気に冬。北の国では大雪が降ったそうです。

 これは、高井家の庭の一番東の奥の紅葉です。落ち葉掃きをしながら携帯で撮影。夕陽に照らされて、燃えるような赤でした。赤くなったり、黄色くなったりするのは、葉っぱの中のアントシアニンとかカロチノイドの作用で…なんていうと風情がないですが、秋も深まり木々が鮮やかに変身を遂げる日々は、せつないことばかり。まるで、自然は命を振り絞って最後の美しい姿を私たち人間に見せてくれているかのようです。



2007-11-11

2007/11/11(Sun) 幻の キノコの威力 いかにせむ

  山伏茸も約ひと月近くかかって、食べ頃となりました。大女将が、毎朝毎夕その成長具合を楽しみに見に行くので、なんだかもったいなくなって収穫が出来ませんでした。癌とボケ。この2つに効く特効薬。ただのキノコ汁では申し訳ない。

 そんな時、紅葉シーズンの忙しさにかまけているうち、愛犬ラッキー君が貧血でダウン。2日間で腹水がたまり、獣医さんはもうあきらめて下さいという始末。どうやら腫瘍が出来ていたようです。では、と言うわけで、山伏茸の出番です。7日の晩にスープにして飲ませました。すると!赤血球がたった4日で2倍に!!!元気になって牛肉をモリモリ。??スゴイ!本当だったんだ!



2007-10-26

2007/10/26(Fri) 山伏の 鈴懸の意なる ヤマブシタケ

  1週間前、庭の西側にある樫の木の幹に生えたヤマブシタケを発見!出ましたか~。今年も。山伏の衣のフサフサの玉に姿が似ていることから、この名前がついているそうです。

 中国原産で、すごい薬効成分が…強力な抗がん作用があり、ボケ防止にも効くとのこと。天然では、「幻のキノコ」とも言われています。それが我が家の庭に。ふふふふ。でも、おととし見つけるまで知りませんでした。もっと早く気づいていれば、物忘れが…

 この一週間、毎日見ているのになかなか大きくなりません。少しずつ色が白くなってきました。本格的に成長したら、またアップしますね。



2007-10-22

2007/10/22(Mon) 日の光 瑞穂の秋を 寿ぎて

  高井家の蔵の前で朝日に輝いているのは、日光産コシヒカリ。その名も「たしろ産地のお米」。塩野室町の田代恵一さんという方が、無農薬で作っているお米です。無農薬というのはとても手間隙がかかり、本当に少ししかできない貴重なものだそうです。ありがたい新米。炊き上がりはツヤツヤ。噛むほど甘く、日本人に生まれてよかった~と実感します。

 この干した稲穂の束は、もうすぐ米寿のお祝いをするお客様のために、特別に稲刈り直後に届けていただきました。

 掛け軸は「寿」。床飾りはたわわに実った稲穂。いいなー。喜んでもらえるでしょうか。



2007-10-15

2007/10/15(Mon) 朽木にも 実りの秋の 恵みかな

 出ました!高井家の庭の茸シーズン。去年、虫で枯れてしまい泣く泣く切った楓の樹。その幹の上下にジョウケンボウが。地面にはあちこちに茸の集落…自宅の庭で茸狩り。おかげさまで、下草刈りの午後となってしまいました。

 この楓は七変化の紅葉と呼ばれ、母が嫁に来る前から、春は萌え出しの朱、夏は清々しい青カエデ、秋には燃えるような赤い紅葉となって目を楽しませてくれました。

 こうして寿命を終えた後までも、私たちに季節の恵を与えてくれる老木の偉大さに、おもわず頭を垂れてしまいます。



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