秋明菊とカマキリ。秋のある日、お座敷前に咲き乱れた秋明菊を見ていたらなにやら逆立ちしたカマキリ君が遊んでいました。
怖いなー。と思った数日後。茶色い玉子の泡塊が枝にくっついていました。
し、失礼いたしました。カマキリ君ではなくて、カマキリ夫人でした。
秋明菊とカマキリ。秋のある日、お座敷前に咲き乱れた秋明菊を見ていたらなにやら逆立ちしたカマキリ君が遊んでいました。
怖いなー。と思った数日後。茶色い玉子の泡塊が枝にくっついていました。
し、失礼いたしました。カマキリ君ではなくて、カマキリ夫人でした。
あの竜頭の瀧の紅葉です。たぶん、この10月半ばが盛りでしたね!
いつ見ても見事です。
でも、このちょうど美しい瞬間になかなか出会えない。まさに一期一会。
来年は辰年なので、お正月に訪れるのもいいですね。雪の竜頭は寒いけど、また格別。ぜひ、行きましょう。
さかなと森の観察園…中禅寺、竜頭の瀧入り口近い中央水産研究所日光庁舎のことです。
ここは中禅寺湖の生物の自然観察や生態の勉強が出来る施設です。実は、おすすめのデートスポット。周りは渋滞していても、なぜか静寂の森とさかなの池。
その昔、宮内省の養魚場だったこともあり、昭和初期に建てられた庁舎はレトロな雰囲気が素敵。
お魚にエサをやりながら池をまわると、木々の向こうに今では閉鎖された日光プリンスのバンガローが…。
あ~、今を思えば28年前。あのログハウスのバンケットで結婚披露宴を挙げた九代目&おかみのたかみ。
おもわず空を仰げば、なぜか木が1本ぶっ倒れていました。
十三夜がありました。月がさえざえしてくる頃、日光も秋の観光シーズンがたけなわとなり、おかみのたかみも「日光だより」がアップできなくなるのです。
昔、樋口一葉の「十三夜」を読み、おせきの着ていた黒羽織に憧れてひとつ誂えましたが、その羽織もすっかり裄も縮んで今年は直しに出しました。
歳月は過ぎていく。はあぁ…(タメイキ)
1999年12月。日光の社寺は世界文化遺産に登録されました。あれから12年か…。記念に大事にとって置いたボトル。春の震災で何本かのワインが割れて、無事だったこのワインもラベルが泣いてしまいました。
先日、世界遺産登録の舞台裏で、縁の下の活躍をしたグループの方達に苦労話を聞きました。そこで、みんなでついに開けちゃいました。美味しかった~。ヽ(^o^)丿
一緒に歳月を過ごした同士、って感じでした。
寿の掛け軸のオーラにつつまれて、ご家族だけの結婚披露宴。花嫁さんは黒引きといわれるクラシックな振袖姿に純白の角隠し。
いや~、本当に美しい花嫁さんでした。伝統的な日本女性の美そのもの。
こうして、テーブル席でお客様は和服、というのも素敵でした。もう一度花嫁衣裳を着てみたいと思ってしまうおかみのたかみでした(笑)
2階の大広間に松花堂の箱を並べて、お弁当詰め。高井家のお座敷は時々こういう使われ方もされます。畳の部屋はスペースがありフレキシブルなので、お茶会や謡の会、いろいろに変身出来ます。
ここだけの話、誰もいないときは、大の字になって背泳ぎもできるんです。床の間で掛け軸の観音様が見てますけど。
出前用の懐石弁当。いつもは胡麻豆腐や酢の物が入るのですが、今日のご依頼は外人さん用。お箸で食べやすいようにソースあんかけヒレカツにしました。日光名物の湯波の煮物のビミョーな甘みはうまく伝わったでしょうか。
すっかり秋も深まると、おべんと持ってどこかへ出かけたい。でも、そのときはもっと軽い入れ物がいいですね(笑)