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2022-01-11

2022/1/11(Tue) 初詣

先日、山内の二社一寺へ初詣に行ってまいりました。ピリリとした空気に心身ともにリフレッシュして、今年も頑張ります。


2021-11-04

2021/11/4(Thu) 紅葉狩りさんぽ その3…

ライトアップイベントを開催中の輪王寺・逍遥園へ、夜の紅葉狩りに出かけました。

10月下旬から11月半ばの11日間開催されています。




池に映る紅葉は、言葉を失う美しさです。



夜の神橋。厳かな気持ちになります。


2020-04-03

2020/4/3(Fri) 昨日は輪王寺さんの強飯式でした。

昨日は輪王寺さんの強飯式でした。 

下野新聞の写真です。

今年は新型コロナウィルスの感染防止のため、一般参列は取りやめ。

僧侶による法要のみ執り行われました。

高井家でも毎年、この時期になると、強飯頂戴の儀式の掛け軸をかけます。

お軸の年号を見ると、慶應四年戊辰二月、とあります。

1868年、明治維新の年、まさに戊辰戦争の火の手が日光に迫る時期です。

旧暦で二月ということは、今の4月上旬に描かれたもの!

152年前のリアルタイム!

このお軸が、今こうして古式ゆかしい行事を伝えていることに、あらためて感動します。

掛け軸をアップすると、儀式の口上が読めます。

七難即滅七福即生…

早く平穏な日々が来ることを祈ります。





2020-02-03

2020/2/3(Mon) 今日は節分。

今日は節分。

いよいよ春!という感じの暖かさ。

九代目は二社一寺に豆撒きに行きました。

輪王寺さんでは、ミス日本のお嬢様たちと年男がら巻き。

毎年、健康で参加できることに感謝❣️






2016-07-03

2016/7/3(Sun) 今年は延年の舞も見られる輪王寺薪能

 7月1日から輪王寺の薪能のチケットが発売されました。

今年は、開山1250年祭を記念して延年の舞も披露されます。


延年の舞とは、天下泰平を祈念し延年長寿を祈願する舞。

慈覚大師(円仁)が848年に伝えて以来の秘曲舞で、毎年5月17日に三仏堂で奉納されています。


実は、いつも流鏑馬・東照宮大祭と重なるためおかみのたかみは未だにこの舞を拝見したことがありません。

還暦の年にこのようなめぐりあわせをいただき、今から楽しみにしています!\(^o^)/



2015-07-17

2015/7/17(Fri) 待ち遠し輪王寺薪能

7月1日。輪王寺薪能のチケットが発売されました。

今年は特別席で8月22日の一日限りとのことで、朝早く8時頃本坊まで行きました。

と思ったら、全然早くなかった。

もっと朝早い方もいらして、なんと一番乗りは3時頃だそうです!

やはり、世の中甘くないのでした。

小雨降る早朝の山内はなんともいえず荘厳で、おまけに販売所は恐れ多くも本坊の広間。

もうこれだけでありがたさ満喫。

半分以上幽玄の雰囲気を堪能したようなものです。

当日が今から楽しみ。



2015-04-06

2015/4/6(Mon) 頭垂れう やうやしくも コツがある

 強飯式の掛け軸の続きです。

奈良時代に勝道上人が日光山を開いて盛んになった山伏の修行。

御本尊のお供えを人々に分かち与えたことが起源と伝えられています。

三升の山盛りご飯を「七十五杯残さず頂戴しろ!」と責めながら差し出す山伏に、裃姿の頂戴人は頭を下げて、そのご飯を高くおしいただく姿は迫力満点。

実は、この椀はすごく重い上に、口上が長く続くのでますます重くなり、腕が大変。

九代目も何年か前頂戴人を努めました。

先代から、亡くなる前に内緒で、

「ご飯を掲げながら肘を畳につければ楽だぞ」

と聞いていたので大丈夫だったそうです。

しかし、お腹がつかえて前に伏せることができない人はどうだったのでしょうか。

やはり、何事も腹八分目ですね。

強飯式が終わると、さあ、これで日光にも本当の春が来ます。



2015/4/6(Mon) 強飯式 頂戴人の 心得は

4月2日。輪王寺さんで強飯の儀が執り行われました。

これは高井家に伝わる慶応四年の掛け軸。

この儀式の絵の上に、口上が書かれています。

戊辰二月とありますね。

そうかー。

明治維新の年ですね。

戊辰戦争では、日光が旧幕府軍対新政府軍の戦火の危機にあったのはたしか四月頃。

とすると、その直前の二月にこの軸が書かれたのですね。

まさに江戸と明治の境目の日光山。

毎年、この軸をかける度、歴史がリアルに感じられます。



2014-09-16

2014/9/16(Tue) 護摩堂で 徳光さんが 般若心経

 9月13日。

輪王寺さんの護摩堂で第63回仏教文化講座が開かれました。

講師はあの名アナウンサーの徳光和夫さん。

これで2回目のご講演だそうです。

昔、まだ高井家に嫁ぐ前のことですが、毎朝、徳光さんの「ズームイン朝!」の声を聞いてからお勤めに出かけたことを思い出します。

巨人軍が勝った翌朝は最高の笑顔で、こちらまで今日は何かいいことありそうな予感が…。

講座では、長い年月の間に経験された、アナウンサーとしての裏話、長島茂雄さんへの憧れ、家庭人としてのご苦労など、聴衆を魅了する話術は見事なものでした。

最後に般若心経を一生懸命読まれたときは、なんだか涙が出てきてしまいました。

座右の銘は「行き当たりばったり」と謙遜しておられましたが、テレビで拝見するとおりの飾らないお人柄と、何事にも全力投球のお姿にあらためて感服いたしました。



2013-09-03

2013/9/3(Tue) 其中一人 輪王寺仏教文化講座

 8月31日。日光市総合会館で、輪王寺主催「仏教文化講座」が開かれました。

講師は、作家で比叡山禅光坊住職の瀬戸内寂聴先生と、天台宗米国ハワイ開教総長・大僧正の荒了寛先生。

当日は会館の客席に入りきれない聴衆が国道まで行列するほどの大盛況。なんとか、マイクを通してでもと、ロビーと廊下で聴講できることに。


前半は、寂聴先生。演題は「幸せになるために」。

(すみません。私には「自分が幸せになるために」のように思えました)

お元気でチャーミングな語り口の寂聴さんは91歳。本当に人気があるのだなぁ、と実感。

こんなにも多くの人が、思っていても出来ない生き方に憧れているのか。そしてその言葉に励まされるのか。

しかし、私は寂聴さんのお話を聞くたびに、現在の地位を築かれた才能と行動力に感嘆しつつも、過去を抜きにしては受け止められずに、苦い重い塊を胸に抱いてしまうのでした。


後半、荒了寛先生は「日系人と戦争」というテーマで、ハワイ移民の日系1世・2世たちが、アメリカという国の民として、前線の盾となりながらも、いかに日本人としての誇りを失わずに苦労して今日を築いてきたか、というお話でした。

荒先生ご自身も、まだハワイに天台宗のお寺も檀家もないときに海を渡って40年。宗派を超えて異国での仏教普及に尽力されてきました。

壇上で、「本当はね、今日はどうしたら幸せになれるか、とか、もっとやわらかい話をしようかと思ったんだけどね、ずーっと日系の人達の声を記録してきて、今、私がこれをしなければ日系人と戦争の歴史は埋もれてしまうからね。それに、ほら、今は8月でしょ。」

確かに8月の最後の日。

しかし、その日その会場にいた人達の何人が戦争を思い起こす月と自覚していたでしょうか。

祖国を敵として戦わなければならなかった人々の記録をとり続ける先生の8月。

平和ボケして自分の幸せばかりを追い求める私たちの8月。

胸にズシッときたこちらの重いものには、思わず頭を垂れてしまいました。


講演のあと、昔の著書にサインをしていただいた言葉は、

「其中一人」(ごちゅういちにん)

意味は、観音経の中の言葉で、難や苦痛に遭ったとき、 その中の一人が『南無観世音菩薩』と唱えると観世音菩薩は、直ちに救いの手を 差し伸べてくださった、という逸話から、「其の中に一人しっかりした人がいれば、舟は沈まない」ということだそうです。

そして、先生は「あなたが一人でもしっかりしていれば、この店は大丈夫。一生懸命やりなさい。」と教えて下さいました。

いろいろ悩むことの多いこの頃の私の心をすっかり読まれてしまいました。

多くの人達がそれぞれの想いを抱いて帰路に着いたことでしょう。

ありがとうございます!

本当に感動した仏教文化講座でした。



2013-04-02

2013/4/2(Tue) 強飯式

今日は、日光の輪王寺で「強飯式」という行事がありました。

毎年4月2日に行われていて、起源は奈良時代、霊山として開かれた日光山で修行をした山伏たちが、お供物を里の人々に分け与えたことだそうです。ざっくり申し上げますと、いわゆる“昔話ごはん”と言われるような山盛りご飯を「食え~食え~」と責められ、食べきるとご利益があるというような…。由緒正しい式典なのですが、わかりやすくまとめるのが下手ですみません。

正確には輪王寺公式サイトをご参照ください。http://www.rinnoji.or.jp/gyouji/gohan/gohan.html

高井家には、この強飯式を描いた掛軸があり、客室に飾っております。慶応四年、とありますのでつまりは明治元年、1868年。いまから145年前ですね。

斬切り頭で蕎麦を打っていたのかしら・・・と、当時の高井家に思いを馳せる若女将(1983年生まれ)でございます。

ご興味おありの方は、ぜひ来年いらしてください!

Today, April 2nd, Rinnoji temple took place Gohansiki it comes from Nara period (7th century). People who pray god their fortune be forced to eat a heaped rice becouse it stem from that monks give altarages to local people.

Have a look this photo, drawing Gohansiki at 1868. I ("WAKA OKAMI" junior proprietresses), was born at 1983, think of... on that time, the family head of Takaiya may made Soba with short-cutted hear without CHONMAGE (topknot hearstyle)....

If you are interested in Gohansiki, Please visit Nikko next year.



2012-04-06

2012/4/6(Fri) 九代目at輪王寺強飯式

4月2日は輪王寺さんで強飯式が執り行われました。奈良時代から伝わる珍しい儀式です。

今年は高井家の九代目も頂戴人として参列。護摩法要のあと、山伏姿のお坊さんによってなみなみと注がれた大杯のお酒をいただき(よっしゃあー、得意ワザ)、山盛りのご飯を「一粒も残さず食べよ!」と責められます。

儀式の後で、頭に金甲という角のようなしめ縄を載せてがらまきをする高井祥之殿。大役を終えて嬉しそうな恥ずかしそうな顔をしていました。

頂戴人は七難即滅・家運長久・商売繁盛のご利益を授かると言われています。ありがたや!春から縁起がいいですね!



2010-04-15

2010/4/15(Thu) 強飯式 七難即滅 七福即生

  4月1日は開山会。そして2日は強飯式。日光山の春がいよいよ本格的になる行事が続きました。あっというまに4月も半ば。サボっていてすみません。

 三仏堂で行われた古式ゆかしい強飯の儀式に参列して、お札を戴きました。おしゃもじの形をした御札にありがたい文言が…。そして、なんといっても福米がついています。このお米を炊いて食べれば一家安泰だそうです。

 それにしても、料理屋にぴったりの御札ですね!



2010-01-30

2010/1/30(Sat) 去年今年 つらぬくものは 除夜の鐘

  大晦日の晩。見上げれば、輪王寺さんの除夜の鐘を撞かせていただく高井家九代目。消防第二分団の制服の上に輪王寺鎹山の半纏を着ています。どこからか、「いよっ、祥ちゃ~ん!」という掛け声が(笑)。寒くてピントがボケて残念。

 鐘の音は、百八つ鳴りて、煩悩は護摩に焚かれて空高く。というぐあいに、去年とつながっている今年も新たな気持ちでスタートしたいものですね。

 寒さ厳しくも美しくおごそかな日光山の年明けでした。



2009-11-29

2009/11/29(Sun) 紅葉も 早や過ぎてゆく 夢のあと

キノコの記事の後ぷっつりと途絶えてしまった「日光だより」。

ごめんなさい。紅葉のシーズンの忙しさに、つい…。

女将さん、キノコに当たったのでは?と、ご心配も戴きました。

元気でーす。(^o^)

11月の初め、世界遺産10周年記念として、二社一寺のライトアップが行われました。輪王寺逍遥園の池に映った紅葉は、この世のものとは思えない美しさでした!



2009/11/29(Sun) 暗き世を 照らすがごとく 三仏堂

  ライトアップされた輪王寺三仏堂。どっしりです。威風堂々と、日光山を照らします。暗いご時勢も、仏様のご加護によって、なんとか平らかに成りますように。

 先日、二荒山神社境内の山の石垣に気づきました。古地図を見ると、江戸時代の三仏堂があった位置でした。本当に、日光山は、神仏習合の聖地なのですね。



2009-04-02

2009/4/2(Thu) 大名も こうべを垂れる 強飯式

  きょう4月2日はいよいよ強飯式。夕べは雪も降りました!

 山盛りの御飯を、山伏が大名に食べろと強いる様子を描いたこの絵は、高井家に伝わる掛け軸の一部。慶応四年、すなわち明治元年。島君龍という人の号があります。強飯の儀の口上も書いてあるのですが、ユーモラスな風刺のタッチ。昔の日光山の勢いは大名をもひれ伏させたのでしょうか。

 現在も、輪王寺三仏堂において、古式ゆかしく伝承されています。神秘的な灯明のもと、祈りの護摩が焚かれるさまは、日光のルーツが日本を代表する神仏習合の聖地であったことを思い起こさせます。



2009-02-04

2009/2/4(Wed) 豆撒けば 福も一緒に 九代目

  今日は立春。昨日は節分。日光では、世界遺産の二社一寺で、それぞれに豆まきが行われました。高井家も毎年、時間をずらしながら三ヶ所にはせ参じ、豆を撒き、大きな枡を三ついただいてきます。

 輪王寺では節分会(せつぶんえ)という儀式が三仏堂で執り行われ、その後、女優さんや俳優さんと豆まきに。今年も長山藍子さんをはじめたくさんの芸能人の方々がお見えになりました。

 なんと、今朝、朝日新聞栃木版を開くと、そこには長山さんの隣でうれしそうに豆を撒く九代目の姿が!「こいつは春から縁起がいいわいなぁ~」と言わんばかりです。でも、ちょっとニヤけすぎかも。



2008-08-27

2008/8/27(Wed) 薪火を 仮の姿に 鼓の音

  先週の金・土の夜、日光山輪王寺の薪能が催されました。あいにく両日とも雨のため、三仏堂前での薪能は叶いませず、日光市総合会館での屋内公演となりました。今年は22回目で、両日とも屋内となったのは、22年間で初めてのことだそうです。

 でも、蚊や雨を気にせず観られ、鼓の音も美しく高く響いて、能自体を近くでじっくり見るためには、かえって良かったかもしれません。

 会場内は撮影禁止。雨の中の来場者のお世話をするスタッフの方達の働く写真も、上手くとれなかったので、ごめんなさい。毎年、いつもありがとうございます。徒歩5分で、能を鑑賞できる贅沢に感謝感激。



2008-04-07

2008/4/7(Mon) 金堂や 威風堂々 春の風

只今、輪王寺の三仏堂は、平成の大改修中です。いつもは足場が組まれ、カバーがかかっているのですが、4月2日の強飯式のために、久々にそのお姿をあらわになさいました。

このお堂の中に、一山の僧侶が勢ぞろいで進み、山伏の法螺貝の音も力強く鳴り響く様は、まるで中世の絵巻物を見るかのようでした。特に、七条という高貴な袈裟を纏ったお坊さんの行列は、荘厳な美しさ。毎年、見とれてしまいます。

お堂の前の金剛桜のつぼみは、まだまだ堅いようでしたが、日光にも、春の風が心地良いお参り日和の季節がようやくやってきたようです。



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