雪が降りました!寒いけど、冬の日光って本当に美しいですね!ロマンチックな景色がいっぱいです。
そして、高井家の庭のミニ神橋がついに完成!今までの杉の古い神橋は夏場に壊れて、このたびめでたく新調。今度は、青森ヒバで頑丈に作ってもらいました。
庭は一面の雪景色で、夜の忘年会のお客様は、思いがけない雪見酒に、たいそうお喜びでしたヽ(^o^)丿。
雪が降りました!寒いけど、冬の日光って本当に美しいですね!ロマンチックな景色がいっぱいです。
そして、高井家の庭のミニ神橋がついに完成!今までの杉の古い神橋は夏場に壊れて、このたびめでたく新調。今度は、青森ヒバで頑丈に作ってもらいました。
庭は一面の雪景色で、夜の忘年会のお客様は、思いがけない雪見酒に、たいそうお喜びでしたヽ(^o^)丿。
今、高井家の店先の緋毛氈には、小さな招き猫にゃんとサンタさんがいます。店の案内のリーフレットも、小さな桝に入れて。英語版と日本語版。夏は、英語版がすぐなくなるのですが、やはり冬場は日本語のお客様が多いですね。
予約制なので、外国のお客様の時は、前もってその国の言葉を少しお勉強。最近はフランスからのお客様が多いでしょうか。でも素敵なおもてなしをしようと思ったら、ちゃんとエレガントな語学力を身につけなくちゃ、と早くも来年の抱負です。
いよいよ、今年も残り少なくなってまいりました。今年の干支のウシ君。よく頑張ってくれました。12月も終わりになると、こうして旧年の干支のものを飾って、一年の労をねぎらいます。
それにしても時が過ぎるのは早いのですが、世の中はウシ君の歩みのように、なかなか進みませんなぁ…
今日から師走です。走っているのは、日光市消防第2分団のポンプ車。このたび、新車になりました!
毎年12月2日は、日光市消防の通常点検。昔の出初式のような行事ですが、日光中の各分団消防車が一堂に会して、式典、そして放水点検が華やかに行われます。
第2分団は、数ある分団の中でも、世界遺産の二社一寺を管轄とするだけに、責任も重大。高井家九代目も、明日は張り切って制服姿で出席します。
みんな、老体にムチ打って頑張れ~!
キノコの記事の後ぷっつりと途絶えてしまった「日光だより」。
ごめんなさい。紅葉のシーズンの忙しさに、つい…。
女将さん、キノコに当たったのでは?と、ご心配も戴きました。
元気でーす。(^o^)
11月の初め、世界遺産10周年記念として、二社一寺のライトアップが行われました。輪王寺逍遥園の池に映った紅葉は、この世のものとは思えない美しさでした!
先日、ミシュランが京都・大阪編に続いて、早くも2010年版の東京レストランガイドを発売しましたが、こちらは、日本についての観光ガイドで、いわゆるグリーンガイド。2009年の3月にフランス語版、9月に英語版が発売。
日光は、日本各地の観光地の中でも三ツ星に。高井家は、その日光のなかでも大猷院や東照宮と共に「特におススメ」に選ばれていました!最近、外国のお客様が多いのは、その影響なのでしょうか…。何はともあれ、身のひきしまる思いです。
ライトアップされた輪王寺三仏堂。どっしりです。威風堂々と、日光山を照らします。暗いご時勢も、仏様のご加護によって、なんとか平らかに成りますように。
先日、二荒山神社境内の山の石垣に気づきました。古地図を見ると、江戸時代の三仏堂があった位置でした。本当に、日光山は、神仏習合の聖地なのですね。
まるで、龍が夜空を駆けのぼっていくようです。東照宮の五重塔も昼間とはまた違った趣で神秘的。見上げるほどに、その荘厳さがあかあかと照らされます。
昔から、塔は祈りの建築物と言われますが、この夜景は昔の人は見たことがないんですね。長生きしてみるもんですね。
高井家の山伏茸!今年は出ました!去年はなかなか姿を見せませんでしたが、今年は株も二つに増えて!
真っ白な糸のフサが、山伏の衣の鈴掛のそれに似ていることから、ヤマブシタケと呼ばれるのだそうです。
ガンにも効くというぐらいの薬効があるというので、おととし、病の床の愛犬ラッキー君にもスープにして飲ませました。
…そうかー。あれから2年もたつのですね…。
暑さ寒さも彼岸まで。ついに渓流釣りの期間も終わり、来春まで禁漁です。今年も9代目は忙しい合間をぬって、大谷川でヤマメを釣って来ました。時々、なぜかずぶぬれになって帰宅したことも…。
この紅葉と釣り人の古い小皿を見ていると、一人で考え事をしながら糸を垂れる彼の姿が想像できます。
ご近所の方から、カジカを戴きました。素揚げにして塩。レモン。今年は、紅葉が早そうです。
昨日は9月9日。重陽の節句でした。毎年この日は、菊の花びらをを浮かべたお酒を飲んで、今年もいよいよ秋が深まったなぁ~、と感慨深く。
昨日はまた、ちょうどありがたいことに、地酒「清開}の蔵元・渡辺佐平商店さんから、蔵出しの「ひやおろし」を戴きました。菊の花の香りとお酒の麹の芳しさ!思わず、二日続けて朱杯で…十日の菊と言われようとも、なかなか風流でした♪
静かな午後です。庭の八汐ツツジの葉っぱが、上のほうから少しずつオレンジになってきました。もしかして紅葉!?う~む、そういえば、山の木々も何となく緑色がぼんやりして暖かそうな色に。今年の紅葉は早いかもしれません。
もうすぐ片付けられる簾の向こう側では、池の周りにススキと四季咲きのカキツバタが一緒にゆれています。なんかミスマッチですね(笑)。
高井家のカキツバタは、こうして頑張って11月頃まで楽しめます。狂い咲き、って言わないで下さいね(^_^)/
9月になって、運動会のお知らせも届き始めました。朝起きて快晴の空には、スピード感あふれる雲が…
この刷毛ではいたような雲は、「空の名前」(高橋健司著)によると、巻雲(けんうん)と呼ばれる仲間だそうです。せわしない日常に追いかけられながらも、こうして空など見上げていると、つくづく秋だなぁーと感じます。
どこか旅に出たくなりますね。
お盆が終わりました。やっと夏らしい太陽が戻ってきたと思ったら、早や日光の朝晩は秋風です。
店のお花も、明るい色の竹籠から、深い茶色の花籠へ。桔梗やススキ、水引草。でも、軽々とした花もどこかはかなげな…
昼間は強い陽射しに、庭の花たちもちょっと夏バテかも。雀のお宿の木彫りの屏風の前で、夜のお座敷を待っています。
珍しい夕方の大沢農協です。もうほとんどの野菜は売り切れ。いつもは朝早く行くと、沢山の新鮮な農産物と買い物客で賑わっています。袋には生産者である農家の方の名前がひとつひとつ記されているので、とっても食のルーツが身近に感じます。スローフードの原点ですね!
日光市は合併して、大沢や今市などの農業圏も一緒になりました。豊かな「日光産」の野菜の産地と呼ばれるようになったことは、本当にうれしいです。
霧降大笹牧場に行って、牛乳を飲んできました。ブラウン・スイス牛という牛君の美味しい牛乳です。
牧場をみれば、遠くのほうでそれらしき茶色の牛が数頭のんびりとお散歩。他にも白と黒のまだら模様の、いかにも牛君模様の牛もあちこちに。山羊も馬もいるんですよ!
霧降、という名前のごとく本当に霧が立ち込めてきて、涼しい高原の風景が広がります。でもどういうわけか、牛乳を飲むときは片手を腰に当てて、まっすぐ立って飲みたくなるのですが…
なんでだろう?
このうすむらさきの海は、男体山の頂上から見た、日の出直前の雲海です!8月1日から7日まで、男体山の登拝祭が行われます。当家の九代目も、7月31日の夜から男体山の頂上をめざして登り始め、明け方のご来光の写真を携帯で送ってきてくれました。
昔、聖者がこの山を極め、男体山をご神体としてあがめたのもよくわかるような気がします。神々しいですね!
ブルーの切子の器にお酢の物。酢橘もきりりと搾って。
生平ゆばで巻かれた茶色いロール。芋がらです。
お日様に干された素朴な香りと、帆立と胡瓜のみずみずしさ。京都の千鳥酢のまろやかさがよく似合います。茗荷も出てきてこんにちは♪
ちょっと撮影用に、お盆の上に庭の蕗の葉っぱの緑を添えておめかし。
これは、ちょっと前の軒先の梅の木。実がたわわに実っても枝が高くて採れませんでした。そのうち黄色く熟してポトンポトン。もったいないなぁ~。
海の日の連休にもかかわらず、植木屋さんが数日来てくれました。庭の木々がすっきりサッパリ。それにしても、雨と太陽でぐんぐん伸びる植物の生命力には驚かされます。
青梅の季節は短かった。じっくり甘く煮梅にして、煮汁もゼリーにして上にかければ夏のデザート。なめらかで甘酸っぱい梅の舌触りが体に良さそうです。
でも、あっという間に過ぎていく透明な季節に、なんだか胸もキュンとなるのでした。
高井家では食前酒に自家製梅酒をお出しすることがありますが、最近は運転のお客様も多いので、梅ジュースも作ります。
青梅をきれいに洗い、冷凍庫で一晩凍らせます。そして、あくる日、いきなり氷砂糖で閉じ込めてしまうのです。梅が解凍されながら氷砂糖と溶け合って、実から梅のエキスがじわ~っと沁み出します。
その濃縮された味は、一年たってから氷水で割って飲むと、暑気払いに最高!
梅酒のほかにも、お酢で漬けた梅サワーや、ウヰスキーで漬けた梅ウヰスキーなどいろいろ。しかも、来年まで待つ、というところがいかにもスローでいいですねー。
そのイグチなんとかのお隣にも、えのき茸のようなキノコがヒョロヒョロ。本当にか弱い風情。
こちらも、あっという間に消えてなくなってしまいました。
夏の始まり、だと思っていたら、自然界はもうキノコの季節なんでしょうか。
大女将が丹波の大納言をコトコト煮て、あんこを練り固め、それを六方焼きにしています。
甘すぎず、固すぎず、しっとりと。お口でほどける小豆の香り。
きんつば作りは手間もかかりますが、何よりも「美味しい!」と言われた時の、大女将のうれしそうな顔。
誉められると、どんどん作っちゃうところが素敵です。
先日、町内で八坂祭が行われました。以前は神輿も出て、法被姿の男衆も見られたのですが、町内も過疎化で神事だけとなりました。その昔、夏になると疫病が流行ったので、その災いを沈めるために八坂大神様にお願いしたそうです。
高井家では、毎年、玄関先にお天王さんにお供えを飾ります。胡瓜と、何故か自家製きんつば。
昔は、八坂祭を過ぎなくては胡瓜を食べられなかったそうで、今のように一年中の野菜ではなかったのですね。
でも、きんつばは、何故なんだろう…?
竹やぶの近く、苔の間からあちこちニョキニョキ。2,3日したらとけてしまいました。笠の表はきれいな栗饅頭色。裏はフカフカの抹茶シフォンケーキのようです。
調べたところ、どうやらイグチ茸の仲間で、ヨーロッパでは珍味で人気があるそうです。
でも、いいや。やめとこ。例年、山伏茸の出る木の下なのですが、今年はじめてのご対面。来年出たら、食べてみよう。
七夕の夜遅く、月明かりに誘われて茶室から庭に出ると、山の上に思いがけず満月が…
最近、隠居がましく閉じこもっていて、世の中の移り変わりから遠く離れているばかり。霧降では、芸術家が月を見るために木のテラスを作ったとか。行ってみたいなぁ。
金谷さんに続く大黒山の上の月。雲の間に見え隠れ。
静かでした。
どんどん生えて、縁の下。倉庫の床も突き破って天井まで。ぐるっと曲がって家の中で勝手に七夕まつりやっていたみたい。
今日は、九代目に頼んで苦竹(まだけ)の切り出し。赤ちゃん筍は、椀だねにも、煮物にも、てんぷらにもGoodです!九代目の話では、毎年生える日を「まだ?まだけ~?」と待つので、「まだけ」というのだとか(笑)。
お夕飯は、鱸とお豆腐と一緒に鍋の中。ほろ苦くて、コリコリして…美味しい♪
苦竹、と書いて「まだけ」と呼びます。庭のお稲荷さんの前に、小さな竹やぶがあります。梅雨時、一晩たって見に行くと、あっという間に背丈ほどの細ーい筍が生えています。一週間も放って置こうものなら,ぐんぐん伸びて3階建ての屋根を越す勢い。
ジャックと豆の木に負けません!
長い間ご無沙汰しておりました。もう7月。今日は七夕です。久しぶりに池の掃除をしておりましたら、ヤマアカガエル君と遭遇。カメラと同じぐらいの大きさです。
今年はあまり鳴き声を聞きませんでしたが、彼女は見つかりましたか?それとも、この子は女の子なのでしょうか?
天の川は見えそうもない天気ですね。
今、店先の福禄寿の石像の周りは、さつきが満開です。毎朝、花がらを摘んでいると、福禄さんがよしよしと、にっこり笑ってくれます。幸せだなぁ~。
そしてですね、この福禄さんは巻物を提げていて、そこに彫られた歌を指差しております。えーっと、その歌は……あれ???ちょっと、大女将に聞いてきますね。嫁に来て四半世紀もたつのに、まだ覚えられないんです。…落ち込むなぁ(涙)。
この美しいブルーのボトルの純米吟醸酒は、なんとオーストラリアの日本酒です。その名も「豪酒」!大女将の手製の梅酒を楽しまれたお礼にと、オーストラリアのお客様から戴きました。「高井家の夜は、日本の旅の最後をしめくくる良い思い出になりました。」と、うれしい言葉を添えて。
ところで、もったいなくてまだ開けていません。どんな味がするのでしょうか?海の日に飲もうかな。
いた!いた!こんなところに。毎日可愛い声を聞かせてくれるモリアオとシュレーゲルアオガエル。庭掃除をしていたら、木登りの最中でした。
いつも、この2種類の見分けがよくわからないのですが、この大きさだとシュレーゲルかな?でも、水かきが発達しているのでモリアオかな?背中の斑点は黄色いけど、横向きになると背中が角ばっていたし…
いつもお客様に、その歌声を誉められるので、つい、いい気になってしまうのでしょうか(笑)。
じゃ~ん!高井家に初めて、人力車で美しい花嫁さんがご来店しました!二荒山神社でお式のあと、神橋を渡り、日光街道を走り、本町の当店まで。車夫の佐々木さんもいなせです。
あたりは急に輝いて、幸せのオーラに包まれました。居合わせたお客様も祝福の拍手。とても可愛らしい花嫁さんにハンサムな新郎も幸せそうです。
素敵なお二人の、末永きお幸せをお祈り申し上げます!
\(^o^)/
シライトソウ。赤いツツジと仲良く咲きそろいました。今年は、あちこちにシライトソウの子どもが増えて、池の周りは優しい雰囲気です。
紅白は縁起がよくて、なんとなくめでたい気分。昨日、高井家では結婚披露宴がありまして、幸せをおすそ分けしていただきました♪
庭の手入れは大変ですが、こうして元気をもらえるんですね!
お座敷の前のニッコウキスゲ、咲きました。毎年、6月1日の
先々代の命日にあわせるかのように咲きますが、今年もちゃんとお供え出来ました。
高井家では代々、なぜか6月の仏様が多いのです。朝露に濡れた明るい黄色のこの花を見ていると、その粒々にご先祖様が映っているような気がしてなりません。(- -)
1週間前、やっと藤の花が終わりました。藤の花が咲き出すと、心が千々に乱れるのです。花芽は出たか。弦は伸びたか。花は咲く。上から下へ、たわわに下がる。風が吹く。雨が降る。咲けば散る。そして花が終われば、実にならないうちに切り取って、葉が出れば、葉影の緑に染まりながら、空を見上げる。葉が散れば、毎日続く掃き掃除。
そうです。藤の花と葉の季節は、店の一番忙しいシーズンと重なるからでした。
2年前にお客様からいただいたツツジ。今年初めて咲きました。ピンク色の、先が分かれてクルクルカールの優しい花弁。なんていう名前?と聞いたら、「お母さんが大事にしているので、うちではお母さんツツジ、と言うのよ。」とのこと。
それから高井家でも、お客様に聞かれるたび「お母さんツツジです」と、まじめにお答えしております(笑)。
竹藪わきのクマガイソウが増えました。この花は、平家物語にちなんでいます。アツモリソウもよく似ています 。一の谷の合戦で敗れた平家を追って熊谷直実は、自分の息子と同じ年ごろの敦盛の首を泣く泣く討ち取らざるを得ず、 その後、その霊を弔うために出家したそうです。
やっぱり、人生ハッピーエンドばかりとは限らないんですね。
いつのまにか、日陰にひっそりと可憐に咲いていた白雪草!
葉っぱも少なくてシンプル。つぼみは、つぼみとは思えないような小さな丸い玉なので、雑草と間違って引っこ抜いちゃいそう。
こうしてみますと、白雪草も庭の片隅で、王子様を待っている風情ですね。
花嫁のブルーのリボンのような、きれいな水色の丁子草。
地味な葉っぱの季節から、一気に可憐な花の時代に。まるで人生の帳尻を合わせるかのように!
というわけで、高井家の庭では勝手に「タマノコシチョウジリソウ」と呼んでおります。
覆された宝石のような朝。西脇順三郎の詩を思い出すような朝。そんな朝に、資源ゴミを出しまして。
これは、学生時代の終わった我が家の子どもの教科書に参考書。役に立ったのでしょうか?(笑)
みんなこうして大人になってゆくのかな。爽やかな初夏の陽射しがキラキラと祝福してくれているような…申し訳ないような…。
5月25日は、マイルス・デイヴィスのお誕生日。元巨人軍の江川投手のお誕生日。そして、おかみのたかみのお誕生日。日光ロータリークラブから、高井令夫人に花束が届きました!
また、この日は、二荒山の瀧尾神社のお祭でもあります。したがって、私メは毎年御赤飯が食べられる!!(笑)
ン十年前のあの日と同じように緑の銀杏の葉っぱが揺れる午後、お祝いを言うように、低くツバメが飛んできました。
日光では、まだまだ桜が見られます。これはおとといの匠町、還元山浄光寺の山門。はらはらと散る花びらに誘われるように…
いつかはお世話になるお寺の境内。四季折々の花に満ち、含満ヶ淵(憾満ヶ淵)の流れの音が聞こえてきます。春うららの陽ざしのなかで、しばし、安らかな気持ちになってしまいました。