今年も日光の世界遺産で、たくさんの幸せが結ばれました。
ウェディングプランナーさんたちの一生懸命心をこめて働く姿に感動しながら、高井家でも時々そのお手伝いをさせていただきます。
この美しいお二人は、フランス人シェフと日本人女性のパティシエさん。
もう、新生活も落ち着いて
世界を舞台に活躍されていらっしゃることでしょう!
高井家を新しい門出の第一歩に選んで下さった皆様、
お若いお二人の前途に幸多かれと、日光からいつもお祈り申し上げております❤️
今年も日光の世界遺産で、たくさんの幸せが結ばれました。
ウェディングプランナーさんたちの一生懸命心をこめて働く姿に感動しながら、高井家でも時々そのお手伝いをさせていただきます。
この美しいお二人は、フランス人シェフと日本人女性のパティシエさん。
もう、新生活も落ち着いて
世界を舞台に活躍されていらっしゃることでしょう!
高井家を新しい門出の第一歩に選んで下さった皆様、
お若いお二人の前途に幸多かれと、日光からいつもお祈り申し上げております❤️
雨に濡れた敷き松葉が美しい朝です。
毎年、この季節になると高井家の庭もすっかり落ち着きます。
今年もありがとうございました。
1年の感謝を込めてご挨拶申し上げます。
健康で働ける喜びをしみじみとかみしめながら庭掃除です。
というか、あ~草むしりしばらくお別れ、落ち葉掃き終了。
おかみのたかみの庭閑期到来!という喜びがひたひたと。
あとは雪かきに備えて体力を蓄えるのみです。
美味しいものを食べて、ですね。\(^o^)/
クリスマスツリーの帯にトナカイさんの帯どめ。
楽しいなぁ。
ひとりで盛り上がっています。
Facebookにアップしたら、「ツリーには足袋ですね」というコメントが!(笑)
それじゃちっちゃいプレゼントしか入りませんよね。
でもね、本当のプレゼントはこうして元気に働けること。
というわけで12月になると忘年会やいろいろな宴会でこの帯を締めるのですが、だーれも気づいてくれませんです。はい。
毎年少しずつ買い足したクリスマスの抹茶碗。
サンタさん、ツリー、トナカイさん、柊、イルミネーション…。
いつのまにか増えました。
このお茶碗でお抹茶を点てると、お客様が喜んでくださいます。
\(^o^)/
サンタさん、世界共通の季節を感じるひとときをありがとうございます。
東京のマダムが送ってくださる今年のリースは柳が入って和風です。
いつもながらあたたかい優しい雰囲気でお客様をお迎えしています。
これにですねー、稲穂と南天を足せばお正月飾りになるかも、なんてこと考えたりして…(笑)
都会と違って、日光ではスーパーに行ってもクリスマスよりお正月準備品のほうが盛り上がっています。
そんなとき、少しでもロマンチックな気分になれるマダムのリースに癒されます。
青竹の井戸の蓋。
今年もいよいよ新年を迎える準備が本格的になってまいりました。
青竹はすがすがしい緊張感で、静かになった庭を引き締めてくれます。
高井家の歳時記ノートをにらみながら、ひとつずつ落ちのないように準備を。
こういうのを首っ引きというんでしたっけ。
あれ?首ったけ、というのは違いますよね。
最近、地面とばかり会話して、人間語話してないから、言葉が出ません。
広辞苑ひいて笑っちゃいました。
12月中旬。まだまだ咲いている池の四季咲きカキツバタ。
今日、今年最後の池掃除をしましたが、まだつぼみが数個残っています。
今年は暖冬なのか、それとも井戸水が温かいのか、いつもは上旬で終わりなのにすごいなぁ!
最後まで頑張る姿に感心します。
このマカロンみたいなキノコ。
池の周りによく出ます。
ちょっと触ると、ポワワ~ンとホコリが。
高井家の庭では本当に変なキノコがたくさん。
たいして役にも立たない、なんかほのぼのとしたキノコです。
その名もずばりホコリタケ。
いいですねぇ。こういう雰囲気。チカラが抜けます。
これは紅葉の落ち葉掃きが忙しかった頃の庭で発見。
おや、こんなところに誰かがパールのブローチを落として…。
と、よく見たらキノコ。
以前にも見かけて友達に写真を送ったら、「それはツチグリっていいます。」と即返事がきましたっけ。
すごいなぁ。よく知っているなぁ。
きれいですねー。
自然の造形の不思議。
今日、11月11日は、高井家では蕎麦の日です。
ひと月ほど前からお座敷の床の間に、江戸時代の蕎麦の出前の注文書の掛け軸を下げて、先祖の商いに思いを馳せます。
ある学芸員のお客様に解読していただきました。
御覚
一、そば 五升
上粉・中粉の内
右の通り今七時までに
妙道院まで持たせ
遣わされ候よう頼み入り候、巳上。
十一月十一日 浄土院内浄輪房
高井家大人
ゆでて遣わさるべく候。
妙道院は、明治初年に消失していることから、この注文書は江戸時代のものということになります。
現在でもある浄土院さん。その中にあった浄輪房のお坊様が、今で言えば夕方の4時頃に、高井家近くの御用邸そばの妙道院まで、ゆでて届けてくだされ、というデリバリーオーダーです。
好みの粉の配合まで書いてあるところがなんともリアル。
きっと、お坊様同士で、秋の夕暮れ、つもるお話でもあったのでしょうか。
今日のお客様にもお蕎麦をお出ししました。
一組はベトナムからのお客様。
初めての蕎麦体験を喜ばれ、ラッキーでした!と気に入って下さいました。
江戸時代のご先祖が聞いたら、さぞびっくりしたことでしょう!
塩野室の農家さんから今年の稲穂をいただきました。
無農薬日光コシヒカリです!
といっても、わざわざ乾燥させて新年用に飾れるようにして大量に。
見事な柚子も!
唐辛子も‼︎
あ〜収穫の秋ですね❤️
さっそく束ねてディスプレイ。
秋のウェディングの日にピッタリ!
花嫁さん、一生食べるのに困らないように、とのメッセージ気がついてくださったでしょうか?☺️
高井家の庭にも紅葉がやって来ました。
今年は休みをとる暇もなく、お客様から山の様子を聞く次第。
朝ごとに彩りが増す裏山を眺めるばかりです。
今、お座敷の前のツワブキが満開。
池の中の四季咲きかきつばたもがんばっています。
赤、黄、紫。植木の緑。
冬支度の前に、ちょっとにぎやか。
お久しぶりでございます。
やっと、庭の木の葉が舞い落ちるようになって、草むしりがややひと息。
そんなこんなで、菊の銀器のお手入れをしました。
今まで黒ずんだ銀器のお手入れは面倒だと思っていましたが、ところがどっこい。
まずたっぷりのお湯を沸かし、その中に塩を適当に入れ、ちぎったアルミホイルをこれまた適当にヒラヒラ入れ、銀の器をドボン。
10分も煮ればピッカピカ!
そして水洗い。
簡単。
あまりの美しさのよみがえりように感動して、おまけにシルバーのスプーンやアクセサリーも試してみました。
銀の器に映り込んだお造り。
輝いています。
早くもおせち⁉︎
いやいや、ある企業の広告の依頼で、撮影用におせちを作りました。
たった一つということで、食材や仕込みにかえって気をつかうことに、、、。
そろそろ高井家でも本番の器や食材の手配を始めなくては。
もちろん、これは撮影用と言っても食べられます!
結婚披露宴のお土産に、東照宮400年祭記念ビールタワーをご用意したお客様。
お帰りのお客様にひとつづつ手渡しでお見送りしていらっしゃいました。
シャンパンタワー、というのは聞いたことがありますが、ビールタワーというのは初めて。
地震が来たら危ないのでリボンで補強させていただきました。
新郎新婦のお心のこもったおもてなし。
なかなかいいですねー。
先日、あまりの暑さに、石畳の玄関にテーブルを持ち出してビアガーデン!
キャンドルも灯して、JAZZもかけて、けっこういい感じ。
アート・ファーマーの"The summer knows"
思い出の夏。
そうですかー…。
九代目との最初のデートは40年前の7月12日でしたっけ。
お互い歳をとりましたね。
大女将が持っているのはでっかいヤカン。
表にある井戸水を汲みに行ってきました。
4年前、震災の時に江戸時代の手掘りの井戸が一時出が悪くなったので新たに掘った井戸。
地下30M以上深く、大谷川の水位より深く堀ったところ、名水に当たりました。
日本酒造組合さんの勧める「やわらぎの水」として、お酒を召し上がるお客様にお出しします。
お酒を飲む時にお水を飲むことで、いっそう美味しくお酒が進むのだそうです。
売上倍増計画!
というより、やはり皆様のお体を考えてのことですからね!!
庭のあちこちにいろいろな春(夏?)キノコが生えています。
これは初めてお会いするキノコ。
星型の外皮が開いて、なにやら不気味な頭が…。
気持ち悪いなーと思いながら,山の自然に詳しい友人に写真を送ると、
「ツチグリです。」とすぐ返事が来ました。
へー。そうなんだ。
狭い庭でも、まだまだ知らない友達がいるんですね。
調べたら、もっと白いうちなら食べられたかも、でした。
もうすぐ植木屋さんが入ります。
九代目がひとりで、ボーッと縁側に。
蛇が嫌いな彼は、よほどの用がないと庭には降りません。
「庭は眺めるものです」とかなんとか言いながら。
そのくせ、もっと自然に草ボウボウの庭がいいとか。
謎の人ですなー。
5月下旬、真理子さんからいただいたウバユリ。
いつもこの季節になると持ってきてくれます。
「あなた、ウバユリの名前の由来知ってる?悲しいわよ~。」と楽しそうに言いながら(笑)。
花(鼻)より先に葉(歯)がダメになる。
オーマイガー。
あまりにも寂しすぎ。
でも、存在感のある立ち姿はなかなか。
これは何の花ですか?
と聞かれるたびに説明するのですが、暗い名前なので、最近は英語名もお話します。
葉っぱがハートの形をしていることから、
Heartleaf lilyとも言うんですって、と付け加えると、皆さん、ホッとされます。
ですよねぇ。
高井家駐車場の青楓から見上げる久しぶりの青空。
ずーっと梅雨が続いていました。
もう青空なんて永久に見られないのでは、と思うくらい。
しかし、このあといきなり35度以上の猛暑が続きました。
今度は太陽が恐ろしい。
と、思ったら台風11号で大雨。
15℃以上、気温が上がったり下がったり。
この頃、ちょうどいい塩梅で、というお天気がまるでないような気がします。
地球はどうかしちゃった、て本当なんですね。
とある梅雨の晴れ間。
久しぶりの休日に霧降高原のキスゲ平園地まで行ってまいりました。
九代目は毎年、男体山の登拝祭に頂上でご奉仕をするために登るのですが、おかみのたかみはきっと一生登ることはできないと言われるくらい山登りが苦手。
キスゲ見たさにつられていい気になって出かけましたが、階段1,000段目でギブアップ。
九代目がひとりで上まで行きました。
このあと3日も筋肉痛でロボットみたいになってしまい、やはり登山は無理だな。
と自覚した次第でございます。
情けなや。
7月1日。輪王寺薪能のチケットが発売されました。
今年は特別席で8月22日の一日限りとのことで、朝早く8時頃本坊まで行きました。
と思ったら、全然早くなかった。
もっと朝早い方もいらして、なんと一番乗りは3時頃だそうです!
やはり、世の中甘くないのでした。
小雨降る早朝の山内はなんともいえず荘厳で、おまけに販売所は恐れ多くも本坊の広間。
もうこれだけでありがたさ満喫。
半分以上幽玄の雰囲気を堪能したようなものです。
当日が今から楽しみ。
青梅が出る頃は、なんだか忙しくて毎日が飛ぶように過ぎて行きます。
今日は梅酒。
明日は梅干。
明後日は紫蘇ジュース。
と予定をたてて仕込みます。
青梅の煮梅だけはその日のうちに掃除して煮ておかないと色がとんでしまいます。
川治から美味しい梅ジャムも届きました。
もう何が何だかわからないうちに過ぎていく。
梅の季節はあとで思い出せないことばかり。
レシピを書いても、あれ?これどっちのだったかな?
家中が梅の香りでいっぱいでした。
倉庫を片付けていたら出てきたお靴さんたち。
小さい。
かわいい。
どれもこれも見覚えのあるものばかり。
かかとにタロウだのハナコだの書いてあります。
けっこうきれいだな。
汚れる前にすぐにサイズが合わなくなるくらいでっかく育った子供たち。
早速写メで撮ってラインで送りました。
「覚えている~。」との返事。
そうか、そうか。
やっぱり捨てられなくて、元の場所に逆戻りしたのでした。
芍薬が順番に咲いてちょうど見頃の時。
古い板戸の前に置くと、まるで絵に描かれた花のようです。
花びらは薄紙のようで、花器は透明なガラスで、なんだか本物っぽくないところがとてもシュール。
絵が自然を模倣するのか、自然が絵を模倣するのか。
たまにわからなくなってしまいます。
これは、真理子さんからいただいた珍しい竹の根の花入れ。
ひっそりと咲いていた庭の鉄線を入れたら急に艶やかに。
きっと野にあった日々を思い出しているのでしょうか。
でも、根っこの形って、反対にすると筍の形なんですね。
毎年、おかみのたかみのお誕生日は、滝の尾神社のお祭りです。
したがって九代目は夜遅くまで帰ってきません。
というわけで、いつも誰からも祝福されることなく、つつがなく、静かに過ぎていくのですが…。
今年はブライダルのお姉さまからお花をいただきました!
元気の出る美人になるコラーゲンドリンクも!
ありがとうございますう~。
しあわせでございます。
おっ、そうだ。
滝の尾神社様のおかげで、大女将が毎年お赤飯を炊いてくれるのでした。
ありがたや。ありがたや。
この白雪草も、草取りのおじちゃんが…。
今はありません。
もし、来年出てきたら、何としてでも種を確保せにゃ。
おかみのたかみだけでは間に合わないので、草取りをお願いすることもあるのですが、やはり山野草に興味がない人にはただの草。
名前を書いた棒を立てたりしてはいるのですが、なにしろあまりにも忙しい時期で、ずーっとそばについていられないし…。
でも、自然の力は偉大だから、また来年会えるっしょ。
これまた新アイディア・ウェディングケーキ・カット。
この日の新郎新婦さんは、ケーキカットをバームロールで。
これから年輪を刻んでいくお二人の甘い幸せを皆様におすそ分け、てことですね!
いいですねー。
バームロールの台も可愛い!
6月の初めに畳替えをしてもらいました。
日光が誇る畳マイスターの高畑畳屋さん。
昭和3年築の高井家の広間はもうすぐ米寿。
あちこち歪んでいる座敷に合わせて微妙な調整をする匠の技。
畳のヘリも角度も幅が違い、一つずつ合わせていきます。
すごいなー!
見事だなー!
全部完成して汗をぬぐう高畑畳屋さん親子です。
大女将と一緒に思わず拍手。
ありがとうございます。
いい香り。
山野草種から育てる花咲かばあさんパート2.
5月中旬。去年の秋のけしの実のようなフシグロセンノウの種も撒きました。
こんなに発芽するなんて。
撒くのが遅かったので、今年は花が咲かないかもしれませんが、試験的に庭のあちこちに植えようと思います。
楽しみ。
今年は、おかみのたかみの新しいプロジェクトが始まりました。
「山野草を種から育てる」
去年の秋に採っておいた丁字草の棒みたいな種を撒きました。
すると、わー、こんなに!
ファミリー、って感じ。
そうかー。こうやって種からも増やせるんだ。
今までは株分けしかやったことがありませんでした。
そういえば、先日見えたお客様がお茶の先生で、
「山野草は3年ぐらいはごきげんよく咲いてくれるんだけど、いつのまにかいなくなっちゃうのよね。」
とおっしゃってましたっけ。
これからは種を採っておこう!
そして、花咲かばあさんになるんだ!
毎年5月22日は、西町の職人さんたちの講のお客様です。
聖徳太子のお軸を掛けて、お供えをして、お燈明を上げて、みなでお参りします。
持ち寄った古い木箱の中から出てきたお道具は、室町時代からのものもあるそうです。
大工さん、畳屋さん、屋根屋さん、電気屋さん、土建屋さん、塗装屋さん、粋なマイスターたちが集まり、年に一度の総会です。
かっこいーなー。
去年の5月22日は、天皇皇后両陛下の足尾行幸啓のお仕事の後でした。
みんなに大変だったな~と言われて、あー本当に一年たったんだな、と実感。
なんだか月日の経つのは早いですね。
綺麗な水色の丁字草。
今年は株分けして、離れたところにも咲きました。
別名タマノコシチョウジリソウ(大女将曰くです!)
地味な葉っぱが長いこと育って、ある日美しい花嫁さんみたいなブルーの花を開く、という事で、勝手に名付けました。
人生帳尻が合うように、てね。