外は夏の陽射しでも、一歩家の中に入るとひんやり。
夕暮れともなれば蝉しぐれ。
これが日光の醍醐味。
冬もそれなりに(寒くても…笑)素敵なのですが、夏の日光は、一瞬一瞬を切り取って永久にしまっておきたいような美しさにあふれています。
さあ、今夜は何を飲もうかな。
外は夏の陽射しでも、一歩家の中に入るとひんやり。
夕暮れともなれば蝉しぐれ。
これが日光の醍醐味。
冬もそれなりに(寒くても…笑)素敵なのですが、夏の日光は、一瞬一瞬を切り取って永久にしまっておきたいような美しさにあふれています。
さあ、今夜は何を飲もうかな。
夏の夕暮れ。お客様をお迎えする直前の高井家の玄関。
昼の太陽の熱の名残と、これから始まる宵の宴のひそやかさ。華やぎと緊張が微妙に交錯するひとときです。
何代もこうして毎日新しい高井家のページをめくり続けてきたのだと思うと身が引き締まります。
庭の灯籠横の優しいピンクのホサキシモツケ。
今、戦場ヶ原など奥日光でも咲いているそうです。
昔、NHKの生放送に出演した親戚の画伯が、戦場ヶ原のこの花の前で日光の自然を語っていました。
彼は、ずーっとこのピンクのつぼみを手にとったまま喋っていたものですから、いつ手折るかヒヤヒヤ。
皆で「やめてー!折らないでー!」と、テレビの前で絶叫しながら見ていました。
結局、何事もなく、つぼみを枝に戻し、一同ほっ(笑)。
奥様は「パパが日光の自然を愛でながらトークに夢中になって、ブチっ!とやったら、全国の皆様になんてお詫びしてよいやら。」とドキドキ。
こんな可愛い優しげな花を見るたびに思い出すひとコマです。
先週から植木屋さんが入ってくれています。
高い枝も、込み入った植え込みもプロがきれいに散髪。すっかりハンサムになりつつある高井家の庭。
灼熱か、雷雨か、気をもむ日光の夏のお天気です。
植木屋さんは本当にたいへんなご商売です。
いつもありがとうございます。
今年も庭のあちこちにオレンジ色の可憐な花が咲きました。
フシグロセンノウといいます。
この花が咲くと、夏本番。
花火やお祭りごっこ、盆踊りの楽しい思い出がいっぱい。
花ちゃんの初めての浴衣の柄だからでしょうか。
でんでんむしむしカタツムリ~♪
お久しぶりです。
最近とんとお見かけしなくなったような気が…。
ついこの間、明治の館さんでエスカルゴを注文して、お噂をしておりましたところでした。
もうすぐ輪王寺さんの薪能ですが、初めて狂言「蝸牛」を観たときは感動しました!ヽ(^o^)丿
夏休みになったとたん、涼しい毎日。
梅雨の戻りかゲリラ豪雨か、というニュースの合間に庭に出ると、枝垂桜の下のフジバカマや紫陽花の葉っぱに大量の蝉の抜け殻!
長い間地中で辛抱して、地上に出たら雨。
自然界は厳しい。
でも抜け殻とはいえ、リアルな生の痕跡。
空蝉か…。
なんだか夏が始まったばかりなのに、妙にさみしいものです。
7月の半ばにお天王様(八坂祭)の行事がありました。
今年は下本町が当番なので、九代目は朝から町内のお役目に。
大女将いわく、昔々、疫病などが流行る夏に八坂神社にお参りして、その厄払いをお願いしたそうです。
高井家でも玄関にお供え物。胡瓜は必ず忘れずに。