2006-03-31

2006/3/31(Fri) 遠い空に オゼットという名の娘 想像す

  池の水芭蕉が咲きました。夏が来~れば思い出す~、というのは尾瀬の話。高井家は春。そうです、実は日光は今まで冬だったのです。これからしばらく見頃です。まだ朝晩冷え込むのでどうしても緑の葉っぱが霜にやられる為、このように完璧な形の葉っぱは少ないです。ザゼンソウは間違って暮れに咲いてダメになってしまいました。

 ところで、子供の時長い間この歌を聴くたび「はるかなオゼット、遠い空~」だとばかり思っていました。青い目で金髪の娘さんのことを思い出す歌なんだと…

大人になってから日々真実を知る私。昔、所ジョージさんも月極駐車場を誤解してた、と聞いて安心したことがあります。



2006-03-30

2006/3/30(Thu) 律儀なる 生命めぐりて 春爛漫

  庭の池でクククーと鳴く声がするので行ってみると、ゲンコツ大の茶色い蛙さんが跳びはねて、産まれたばかりの卵。この蛙の卵は何年ぶりかです。

 毎年、高井家ではモリアオとシュレーゲルアオガエルが白い泡状のものを産卵します。彼らの声はコロコロコロと美しいので毎年楽しみにしているお客様もいらっしゃいます。例年鳴き初めは4月の10日前後。鳴くまでドキドキ絶滅危惧種。

 今年は桜も早いそうですが、蛙さんもつい浮かれて出てきたら寒さのぶり返しでお気の毒です。この茶色君の声はゲゲゲゲだったかな。ああ、自然界の偉大さに感動する季節。それに比べたら、おかみのたかみの悩みなんて小さい、チーサイ。



2006-03-26

2006/3/26(Sun) 青龍や 遥かな草原 翔ける夢

  やったー!朝青龍が優勝。大相撲春場所、千秋楽で横綱も白鵬も共に2敗となり優勝決定戦。去年の暮れ、モンゴル力士の皆さんが高井家のすっぽん鍋を召し上がりました。初場所は横綱が優勝を逃したので、うーむ、すっぽんの力が足りなかったかと申し訳なかったのですが、よかった、よかった。

 横綱は素顔はとてもお茶目で後輩思いの優しい方でした。異国の地で、しかもその国技で頂点を極める努力は並大抵ではないでしょう。君が代斉唱の時、歌っている彼の横顔を見てじ~んと来てしまいました。一緒に写っているのは旭天鵬さん。白鵬さんは向かい側。この写真を載せられて嬉しいです。



2006-03-21

2006/3/21(Tue) 「星野家」 という名の 仏蘭西料理店

  真ん中でワインをラッパ飲みしているのは、レストラン「Chez Hoshino 」オーナーシェフの星野さんです。栃木県国際交流員のフランス人青年ロマンちゃん(オレンジ色セーター)がお友達をつれて日光見物に来ました。ところが、お彼岸だというのに奥日光は吹雪。そこで星野さんのお店に直行しました。窓の外は雪と暴風で珍しく荒波の中禅寺湖。本場フランスの料理事情を聞きながら、のんびりランチを楽しみました。シェフの暖かいおもてなしにうれしくなって吹雪く玄関先で記念撮影。白い点々は雪です。星野さん寒いのにゴメンナサイ。美味しかったです!

 せっかく日光に来たのにあまり観光も出来ないね、と言ったらロマンちゃんは「土地の人と触れ合うことはとても楽しいです」と言ってくれました。若いのにうれしいこと言ってくれるじゃあないですかい。



2006-03-18

2006/3/18(Sat) 幾年も 迎える幸せ 初午祭

  高井家のお稲荷さんです。今日はうちの町内の初午祭でした。本来は2月の初の午の日ですが、本町は旧暦です。世界遺産の日光二荒山神社から毎年一番若くてハンサムな神主さんが来てくださって、町内のお稲荷さんを一軒一軒廻ってご祈祷してくださいます。ありがたや。ありがたや。

 いつも初午の頃は雪解けや霜柱のためお稲荷さんに行くまでの庭の露地がぬかるんでいるのですが、今年は暖かなおだやかなお天気でした。神主さんの後ろに主人と大女将が並んで頭を垂れてお参りしています。毎年こうして同じ行事を何代も続けて迎えることに感謝したくなるような祝詞でした。



2006-03-17

2006/3/17(Fri) 日光の 春の湯汲むは 美しき人

  突然ですが、これは少女マンガのひとコマではありません。本物のフランス人の美少年です。美しい方ですね!知り合いの弟さんが日光を訪れた時、茶の湯を体験してみました。勝手に写真を載せちゃってゴメンナサイ。あまりの美しさについ皆さんに紹介したくなってしまいました。名前はケビン君です。

 高井家では時々こうして外国人の方が日本文化を楽しんでいきます。最近では日本人でもあまり畳の部屋で茶道や書道などをする機会がありませんよね。たまにはいいもんです。日光は観光戦略でNIKKO is NIPPON などと宣伝しているからには、これぐらいは出来なくちゃね。おかみのたかみ。

 ところで、彼のお兄様の名前は浪漫(ロマン)ちゃんです。素敵なご兄弟ですねー。



2006-03-15

2006/3/15(Wed) 老舗とは つねに新しき 明日かな

 明日から(16日から21日まで)東京池袋の東武百貨店で「日光・鬼怒川物産展」が催されます。18日からの特急スペーシア新宿乗り入れを記念して、これから日光がもっと近くになりますよ!というキャンペーンです。

 「日光老舗名店会」も若い人達が頑張って、羊羹・煎餅・佃煮など日光名物をいろいろ出品します。高井家も特製「虹鱒のいぶし焼」を初めて外部販売することになりました。そこで、おかみのたかみ自ら販促の写真を撮ろうとしたのですが…「お酒のつまみにぴったり」という場面を想定してリアリティを出すためにちょっと一口。おかげさまで昼間っから飲んでしまいました。いや、美味いのなんのって~。写真アップするとお酒が減っています。



2006-03-12

2006/3/12(Sun) 蕗のとう もういいかい、ったら もういいよ

 これは高井家の庭で見つけた蕗のとう。落ち葉の中から顔をちょこっと出してキョロキョロあたりの様子をうかがっているようです。今年は少し遅いでしょうか?すごく寒かったり急に暖かくなったりで、山や庭の植物が戸惑っている気持ちがよくわかりますよね。

 そのほろ苦い香りはなんといっても大人の味。子供の時にはこんなもののどこがいいのか、さっぱりわかりませんでした。蕗のとうが出てくると早や山菜の心配。苦いもの、スーッとするもの、シャキシャキするもの…考えるだけでも楽しい季節の始まりです。これはまだ小さくてかわいそうなので、もう少し仲間が増えてからにしましょう。



2006-03-11

2006/3/11(Sat) 幸の湖や うらら集いし I-FANCY

 中禅寺金谷ホテルにて日光国際交流協会(I-FANCY)の講座&昼食会がありました。講師は中宮祠在住の小島喜美男氏です。日光市の国際化の原点を探る歴史スタディの続編で、タイトルは明治から昭和にかけての「奥日光『異人』来訪抄」でした。彼は真っ白なクラシック・ベンツに乗って登場。カッコイイ。

 今日のI-FANCY「異人」メンバーは、アメリカ人・イギリス人・ニュージーランド人ですが、皆、日本語が堪能なので講義の後は和気あいあいとそれは賑やかに美味しい昼食を楽しみました。ワインは小島さんが蔵元の「洛仙紅」です。ゆばをつかった洋食に良く合います!春うららの幸の湖のほとり、昔の国際交流が復活したような午後のひとときでした。



2006-03-06

2006/3/6(Mon) 着ぐるみの 中から覗く 浮世かな

 先日、宇都宮の交差点で「もてこ」さんにお会いしました。タウン誌のPRのようでしたが、とても楽しいキャラでした。

 私は以前から思っていたのですが、日光でも駅前や町なかで、お猿さんや将軍様の格好をした人がいれば面白いのになー。観光商工課の職員さんや商店会の人達が、インフォメーションのチラシを持って立っているだけで観光のお客様にウケルこと間違いなし。携帯で記念撮影のモデルになったり、日光PRすればどうでしょうか?江戸村のバスの運転手さんはチョンマゲで毎日エライと思います。

 それが無理ならせめて私達商売をしている人間だけでも、藍染めの揃いのハッピを着て店頭に立てば「日光門前町」の雰囲気が盛り上がるのでは、と提案してはみたのですが…


2006-03-05

2006/3/5(Sun) 水鳥は 雪に埋もるる 碑を知るや

 前日の湯の湖畔にて。去年、戦場ヶ原の湿原とともにラムサール条約に登録されたことを記念して建てられた石碑です。ラムサール条約とは、水鳥の生息できる湿原や自然を人類共通の財産として守り、かつ賢明な利用を目的とする取り組みです。日光はこれで、国立公園・世界遺産と並び3冠のタイトルを手に入れました。この日も美しい鴨の群れがこの碑のすぐ近くでゆうゆうと泳いでおりました。鴨さん、この大きな石が自分達を見守っていることはわかるかな?

 湖面は暖かいお湯に近いところは解けていますが、奥は凍って真っ白。まるで童話の「雪の女王」の世界です。今なら湯元まで道路に雪はなく、しかもこんなに冬景色を堪能できます。
 

2006-03-04

2006/3/4(Sat) 猿と聴く 湯元の つららシンフォニー

 今日は奥日光に行ってきました。中禅寺から戦場ヶ原を抜けて湯元まで。それはそれは美しい冬の午後でした。湖はどこまでも静かで、竜頭の滝のすそは時が止まったように凍りつき、雪原の白樺をすかして見える男体山はただ雄々と青空を仰ぎ…

 冬の日光はぜひおススメです。あたりには誰もいない、ということはあなただけのためにこの景色をとっておきましたよ!という自然のメッセージが聞こえてくるようです。

 湯元で軒のつらら達がキラキラ光って、まるでシンフォニー。「へーっ、きれい!」と感心して見上げていたら、隣に猿が来て「そーかい」と言いたげな顔でこちらを見ていました。いいな。いいな。日光って。


2006-03-02

2006/3/2(Thu) 宵節句 主は何処 桃の花

 またまたお雛様の登場。今日はいよいよ宵節句です。高井家は19年前の娘のお雛様(写真)と47年前の主人の妹のお雛様を飾りました。ずーっと男子家系でしたのでそれより古いものはないそうです(なんと妹は100年ぶりの女の子!)。五月人形は蔵の中にいっぱいありました。

 ところで、当の主は大学のスキー部の合宿で冬の間は山から下りてきません。お人形を飾ったのも実はお兄ちゃんでした。こころなしか、今年のお雛様は寂しそうです。でも、本当に寂しいのは子離れできない親のほうかも。「親の心子知らず」「かわいい子には旅をさせろ」…ことわざばかり浮かんで、やっと一句。
 



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