階段の上と下の龍。
建仁寺、建長寺などの天井画を描いた小泉淳作画伯のもの。
今朝、掃除をしていたら廊下の照明が玉を握りしめている龍の手に写り込んで光っていました❣️
偶然とはいえ、まるで生きているかのような迫力にドキッ❗️
お顔は画伯にそっくりです。
階段の上と下の龍。
建仁寺、建長寺などの天井画を描いた小泉淳作画伯のもの。
今朝、掃除をしていたら廊下の照明が玉を握りしめている龍の手に写り込んで光っていました❣️
偶然とはいえ、まるで生きているかのような迫力にドキッ❗️
お顔は画伯にそっくりです。
ご無沙汰しておりました!
今日は東日本大震災の1周年。この一年夢中でした。本当に時がたつのは早いものです。
今年の1月に日本画家の小泉淳作画伯が亡くなり、このワインのラベルは北海道の六花亭さんの依頼で書いた最後のシリーズのひまわりだそうです。
原発の町にはひまわりが植えられたと聞きました。多くの方々が亡くなられ、人の世の無常を感じます。…
「悠然」とあるハガキは2007年の年賀状。東大寺の襖絵に華厳の瀧を描きたいと裏に書いてありました。ぐいのみは九代目が小泉さんの個展で求めて毎日愛用している「裸の女」。スケールの大きい画伯を偲びながらワインをいただきましょう。
はるかな旅路に先立って行った人々のあとを道しるべに、私たちは明日をつくりたいものです。
階段の下、座敷入り口に掲げてあるこの雲龍図も小泉淳作画伯。2000年建長寺の天井画を描いたときに戴きました。5本の爪でしっかりと玉をつかんでいます。
やはり皆さん、あまり気づかれません。きっとこの龍も自然にこの家に棲みついてしまったのかも…。画像が暗いのですが、クリックしてみて下さい。こちらを見ています。
2002年に完成した京都の建仁寺の双龍図は、108畳もの大きさで、2頭の龍が大胆に向かい合う迫力の水墨画で、その下に立って見上げた時は息がとまりました!
ドラゴンといえば、二階大広間に通じる階段の天井。
小泉淳作画伯の大きな龍の絵が、縁あって高井家にやってきました。建長寺・建仁寺の天井画、東大寺の襖絵などを完成させた画伯の絵が、日光の山の小さな料理屋に…。恐れ多いことです!
不思議なことに、この絵が新しくここに架けられて一ヶ月になりますが、家族以外、この龍に気づいた人は誰もいません。まるで、この階段の壁にすっかり入り込んで棲みついてしまったかのようです。
27日まで小泉淳作展が日本橋高島屋で開かれています。京都の建仁寺、鎌倉建長寺の天井画の龍に続いて、今年は奈良の東大寺の本坊の襖絵40面が5年がかりで完成しました。そこで私たちも久しぶりの江戸。その緻密さ荘厳さは圧巻でした!
これは高井家のお座敷の壁にかけてある小泉さんの椿とひよどり。この絵の隣には柱掛けがあって、王維の詩、田園楽の一節が書かれています。「花落ち家僮未だ掃わず、鴬啼いて 山客なお眠る」。鳥と花の種類は違いますが、高井家ではおもてなしの心にしています。
ご縁があって高井家にも何点かある小泉淳作画伯の作品。この観音様の版画の軸は、優しく清らかで、そして艶やかなお姿で、拝見するたびに魅了されます。
画伯御歳八十六。展覧会で上映されていた祈るように丹念に東大寺の襖絵を描く様子には胸を打たれました。当家を訪れて、湯豆腐談義をしてくださったのは何年前だったのでしょうか。
そんなわけで、久しぶりに庭点検。池の周りでは、ゴギョウ(母子草)や芹も芽を出して。ちょっと摘んで、ぐい呑みに飾ると、小さな春が伸びやかに広がってまるで目覚めた乙女のようではありませんか?
じつは、この悩ましい裸婦の染付けは、日本画の小泉淳作画伯の作品です。九代目は毎夜このお気に入りのぐい呑みで、地酒清開をちびちびと晩酌。
初々しい春の草の緑。やけに堂々とした裸の乙女。長い髪が、器の中まで描かれているのが、なんともユーモラス。