2009-02-04

2009/2/4(Wed) 芹食めば 春の目覚めや 春の草

  そんなわけで、久しぶりに庭点検。池の周りでは、ゴギョウ(母子草)や芹も芽を出して。ちょっと摘んで、ぐい呑みに飾ると、小さな春が伸びやかに広がってまるで目覚めた乙女のようではありませんか?

 じつは、この悩ましい裸婦の染付けは、日本画の小泉淳作画伯の作品です。九代目は毎夜このお気に入りのぐい呑みで、地酒清開をちびちびと晩酌。

 初々しい春の草の緑。やけに堂々とした裸の乙女。長い髪が、器の中まで描かれているのが、なんともユーモラス。



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