「すごい風でしたねー。お宅は大丈夫でしたか?」
最近の挨拶代わり。先日の強風の被害が全国あちこちで伝えられています。日光でも並木の杉が20本近く倒れたと新聞に出ていました。
「春一番」という名前の響きとはうらはらに、自然の威力の怖さを思い知らされました。
「おかげさまで、うちは大丈夫。」と言って、庭をみたら…
あーれー!竹垣がぶっ倒れていました!せっかくの九代目のお誕生日は、家中の点検になってしまいました。なんせ築80年の老朽家屋なものですから。とほほ。
「すごい風でしたねー。お宅は大丈夫でしたか?」
最近の挨拶代わり。先日の強風の被害が全国あちこちで伝えられています。日光でも並木の杉が20本近く倒れたと新聞に出ていました。
「春一番」という名前の響きとはうらはらに、自然の威力の怖さを思い知らされました。
「おかげさまで、うちは大丈夫。」と言って、庭をみたら…
あーれー!竹垣がぶっ倒れていました!せっかくの九代目のお誕生日は、家中の点検になってしまいました。なんせ築80年の老朽家屋なものですから。とほほ。
ほんとに寒いよー。陽射しは春でも、風が冷たい。「はる~は名のみ~の、風~の寒さよ~♪」とは、よく言ったもの。思わず着物の衿に、意地悪バーさんみたいなハンカチをかけたくなります(笑)。そうしてお茶をすする時のお供の極めつけは、これ。
足尾の安塚菓子店の「あんこ玉」!!黒砂糖の甘み。あんこの香り。う~む。美味しい~。足尾銅山は今、世界遺産登録をめざしていますが、かつては日本の近代化を支えた重要な町として栄えました。明治の頃、アイスクリームを食べたかったら、銀座か足尾か、と言われたそうな。あんこ玉も、まるで銅山から発掘された宝モノみたいに見えてきませんか?
これは二荒山神社の境内の入り口にある蔵元からの献上の酒樽です。神社では数々の祭礼のたびに献備が上がるのですが、とくに二荒山神社には「酒の泉」があることなどから、祈醸祭・報醸祭など酒づくりの行事に、県内の酒造家がお参りします。
ある晩、真っ暗な境内の樽を見上げたら、冴え冴えとした三日月が献備の樽の上を照らしていました。切れそうな鎌で、今にも菰を開けそうな妖しい雰囲気に感動しました。やっぱりお酒の神様がいるんですね。
降りました~!またまた大雪です。昨日の夕方から降り始め、高井家の庭も銀世界。布袋様の石像もまるで白い綿帽子をかぶっているようです。おかみのたかみも九代目と一緒に、ゲレンデのように深く積もった駐車場を一生懸命雪かきしました。
せっかくの連休は雪でしたが、8,9,10日は近所の含満ヶ淵(憾満ヶ淵)という化け地蔵さんがいる大谷川畔で、「日光キャンドルページェント2008」というイベントが行われました。たくさんのロウソクをともして、幻想的な夜を楽しみましょうという企画です。寒いけど、寒の日光もまたおつなものですね。
節分の二荒山神社境内。季節の分かれ目、と思ったら朝から大雪。日光では、二社一寺にて節分祭、または、節分会(せつぶんえ)、が行われます。
それに欠かせないのが「縁起がら撒き」といって、年男が(輪王寺さんは芸能人も!)豆とともに縁起物を境内で撒くので、善男善女はこぞってその福を授かりにいきます。
高井家の九代目も、朝から3箇所を時間差でまわり(毎年、年男というわけです)豆まきをしてきます。でも、もう夜も更けたのに豆の枡だけが3つご帰還して、主はまだ戻ってきません。
ちょいと、旦那はん。うちの鬼さんに角が生えないうちに、ご帰宅されたほうがよござんすよ。
日光連山です。ただ黙ってそこにいるだけで、「お帰りなさい。」と、大きな懐に迎えてくれるような包容力。う~む。雪の頂上。この姿を見てそう思えるようになったのは、ついにおかみのたかみも、日光人に近づいてきたせいでしょうか…
青い空に白い雲。寒風が吹く大谷川の岸辺。子供たちが小さい頃は、河原で愛犬ラッキーと鬼ごっこしたっけなー。ラッキーはもういませんが、時々帰郷する若い人たちは、この山を見て「日光にきたんだ」と実感するのかも知れません。故郷の山って、きっとどこもこんな感じかな。