2011-02-27

2011/2/27(Sun) 愛山の 駿河の国の 臥龍梅

  九代目のお誕生日にあわせて、なんと、駿河の国から麗しいお酒が送られてきました!「臥龍梅」。山田錦ではなくて、愛山とというお米で作られた純米大吟醸だそうです。

 もう大変です。朝からそわそわ。夜には香りをかいだり、口に含んだりして、最初はちびちびやっていましたが、気がつけば空に…(笑)。

 本当に美味しいお酒でした。たぶん、磨きぬいて磨きぬいて、体に良さそうな成分なのでしょうね。こういう時は、お酒に失礼じゃないようなつまみを考えなくちゃと言ったら、何もいらないかも、だって。ふ~む。

 駿河の国のお酒、初めてでした。



2011/2/27(Sun) 飲んべぇは 野菜のケーキで Happy Birthday

  2月26日は当家九代目の54歳のお誕生日でした。妹が東京から美味しいケーキを買ってきてくれました。でも、女子が中心になって食べてしまったので、酒飲みの彼には、これ!ポテトサラダでつくった野菜のケーキ。かわいいでしょう!^_^;

 でも、結局九代目はお酒に目が行ってしまって、見向きもしないので、女どもが平らげて…。なんだか女系家族(母・妹・娘・姪・妻)に囲まれた男子1名みたいで、ちっちゃくなっていましたが、やっぱり嬉しそうでした。



2011/2/27(Sun) 館山の 磯の鮑の 親孝行

  社会人2年目の娘が、館山温泉への旅行をプレゼントしてくれました。海辺の宿での夕食は、海の幸たっぷり。もちろんお酒もいただいて、源泉100%の露天風呂も楽しんで、湯上りの牛乳も最高でした。う~ん、親孝行ですなぁ…。宿の皆さんも一生懸命おもてなししてくださいました。

 館山ではレンタカーを借りて、海岸線をお花めぐり。たまにはこうして旅人の目線で観光地を訪れるというのも、とても勉強になるものですね。本当にありがとう。



2011-02-19

2011/2/19(Sat) 愛し合う 二人のための シャンパーニュ

  1月の末に、フランス人のお客様がご来店されました。1732年からファミリーでシャンパン作りをされている蔵元8代目パスカル・アンリさんです。

 聞くところによると結婚をテーマにしているRM(個人生産者)シャンパーニュだそうです。中世からの結婚にまつわる展示をしている美術館も持っているオーナーさんでした。

 お帰りになった後で、ほとんどフランス国内用なのですが、希少な日本輸入を何本かさっそく購入。2羽の鳩がキスをしているハートのラベル!かわいい!なんと、サイン入りも1本ゲット。あ~、こんなことなら事前に買って、たくさんサインしてもらえばよかったなー!

 でも、こたつに鍋でシャンパンて、どうなんでしょうか(笑)



2011/2/19(Sat) 明治戊戌 春三月の 梅が咲く

  最近は一階の小部屋も椅子席をご所望のお客様が増えてきました。和室に椅子・テーブルというのもなかなか風情が…

 でも、困るのが床の間の飾りつけ。掛け軸、花器もお腰掛の目線にあわせて選ばなくてはなりません。そこで、大きな梅の画の軸を…これは、作者は霞江老とありますが、「明治戊戌春三月冩」と書いてあります。調べてみたら、おお!1898年、つまり明治31年の旧暦3月の写生画ではありませんか。

 むむむ、今から113年も前に描かれた梅の花…。素晴らしい迫力です!大切にしなくちゃ。



2011/2/19(Sat) 畳の目 春を数える 日足かな

  初釜シーズンも無事終わりました。炉縁も真塗りからいつもの木地に換え、こころなしかお座敷も新年の緊張感が消え、のんびりとした早春の面持ちです。

 外は雪景色。お日様が低く差し込んで、まだまだ寒い日も続きますが、なんとなく日足が短くなり陽射しが力強くなってきました。



2011/2/19(Sat) 春近し 樹齢百年 雪衣

  ご無沙汰しております!1月16日の雪がまだとけないうちに、2月11日の大雪が。おかげで連日の雪かきのため、すっかり腰を痛めて冬眠中の女将でした。

 いつも雪が降るたびに、庭のつげの老木が気がかりです。もう百歳にもなるので、枝の雪落としはかかせません。でも、雪のあくる日の青空を見ていると、このたっぷりとした雪衣も春の予感に輝いていますね。



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