ブルーの切子の器にお酢の物。酢橘もきりりと搾って。
生平ゆばで巻かれた茶色いロール。芋がらです。
お日様に干された素朴な香りと、帆立と胡瓜のみずみずしさ。京都の千鳥酢のまろやかさがよく似合います。茗荷も出てきてこんにちは♪
ちょっと撮影用に、お盆の上に庭の蕗の葉っぱの緑を添えておめかし。
ブルーの切子の器にお酢の物。酢橘もきりりと搾って。
生平ゆばで巻かれた茶色いロール。芋がらです。
お日様に干された素朴な香りと、帆立と胡瓜のみずみずしさ。京都の千鳥酢のまろやかさがよく似合います。茗荷も出てきてこんにちは♪
ちょっと撮影用に、お盆の上に庭の蕗の葉っぱの緑を添えておめかし。
これは、ちょっと前の軒先の梅の木。実がたわわに実っても枝が高くて採れませんでした。そのうち黄色く熟してポトンポトン。もったいないなぁ~。
海の日の連休にもかかわらず、植木屋さんが数日来てくれました。庭の木々がすっきりサッパリ。それにしても、雨と太陽でぐんぐん伸びる植物の生命力には驚かされます。
青梅の季節は短かった。じっくり甘く煮梅にして、煮汁もゼリーにして上にかければ夏のデザート。なめらかで甘酸っぱい梅の舌触りが体に良さそうです。
でも、あっという間に過ぎていく透明な季節に、なんだか胸もキュンとなるのでした。
高井家では食前酒に自家製梅酒をお出しすることがありますが、最近は運転のお客様も多いので、梅ジュースも作ります。
青梅をきれいに洗い、冷凍庫で一晩凍らせます。そして、あくる日、いきなり氷砂糖で閉じ込めてしまうのです。梅が解凍されながら氷砂糖と溶け合って、実から梅のエキスがじわ~っと沁み出します。
その濃縮された味は、一年たってから氷水で割って飲むと、暑気払いに最高!
梅酒のほかにも、お酢で漬けた梅サワーや、ウヰスキーで漬けた梅ウヰスキーなどいろいろ。しかも、来年まで待つ、というところがいかにもスローでいいですねー。
そのイグチなんとかのお隣にも、えのき茸のようなキノコがヒョロヒョロ。本当にか弱い風情。
こちらも、あっという間に消えてなくなってしまいました。
夏の始まり、だと思っていたら、自然界はもうキノコの季節なんでしょうか。
大女将が丹波の大納言をコトコト煮て、あんこを練り固め、それを六方焼きにしています。
甘すぎず、固すぎず、しっとりと。お口でほどける小豆の香り。
きんつば作りは手間もかかりますが、何よりも「美味しい!」と言われた時の、大女将のうれしそうな顔。
誉められると、どんどん作っちゃうところが素敵です。
先日、町内で八坂祭が行われました。以前は神輿も出て、法被姿の男衆も見られたのですが、町内も過疎化で神事だけとなりました。その昔、夏になると疫病が流行ったので、その災いを沈めるために八坂大神様にお願いしたそうです。
高井家では、毎年、玄関先にお天王さんにお供えを飾ります。胡瓜と、何故か自家製きんつば。
昔は、八坂祭を過ぎなくては胡瓜を食べられなかったそうで、今のように一年中の野菜ではなかったのですね。
でも、きんつばは、何故なんだろう…?
竹やぶの近く、苔の間からあちこちニョキニョキ。2,3日したらとけてしまいました。笠の表はきれいな栗饅頭色。裏はフカフカの抹茶シフォンケーキのようです。
調べたところ、どうやらイグチ茸の仲間で、ヨーロッパでは珍味で人気があるそうです。
でも、いいや。やめとこ。例年、山伏茸の出る木の下なのですが、今年はじめてのご対面。来年出たら、食べてみよう。
七夕の夜遅く、月明かりに誘われて茶室から庭に出ると、山の上に思いがけず満月が…
最近、隠居がましく閉じこもっていて、世の中の移り変わりから遠く離れているばかり。霧降では、芸術家が月を見るために木のテラスを作ったとか。行ってみたいなぁ。
金谷さんに続く大黒山の上の月。雲の間に見え隠れ。
静かでした。
どんどん生えて、縁の下。倉庫の床も突き破って天井まで。ぐるっと曲がって家の中で勝手に七夕まつりやっていたみたい。
今日は、九代目に頼んで苦竹(まだけ)の切り出し。赤ちゃん筍は、椀だねにも、煮物にも、てんぷらにもGoodです!九代目の話では、毎年生える日を「まだ?まだけ~?」と待つので、「まだけ」というのだとか(笑)。
お夕飯は、鱸とお豆腐と一緒に鍋の中。ほろ苦くて、コリコリして…美味しい♪
苦竹、と書いて「まだけ」と呼びます。庭のお稲荷さんの前に、小さな竹やぶがあります。梅雨時、一晩たって見に行くと、あっという間に背丈ほどの細ーい筍が生えています。一週間も放って置こうものなら,ぐんぐん伸びて3階建ての屋根を越す勢い。
ジャックと豆の木に負けません!
長い間ご無沙汰しておりました。もう7月。今日は七夕です。久しぶりに池の掃除をしておりましたら、ヤマアカガエル君と遭遇。カメラと同じぐらいの大きさです。
今年はあまり鳴き声を聞きませんでしたが、彼女は見つかりましたか?それとも、この子は女の子なのでしょうか?
天の川は見えそうもない天気ですね。