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2012-01-13

2012/1/13(Fri) 海を越え こころひとつに オープン初釜 The international new year's tea ceremony

 2001年から高井家で始めた1月2日のオープン初釜。2007年からは日光市国際交流協会と御用邸の共催で大がかりに催されてきました。

今年はどういうわけか何の連絡もなし。それを知らない方から問い合わせもあったので、住所のわかる方には開催なしと連絡しました。

もう10年も続けたのだから、そろそろやめてもいいかなぁ…。協力してくださったお茶の先生方も大変でした。田舎ではお正月の2日に女が家を空けるということは勇気がいるのです。

ところが暮れになって、以前参加した外国の知人たちが楽しみにもう来日。しかも着物まで持参して。

それならば原点にかえって、ささやかですがうちでやりましょう!

高井家の狭ーい茶室に多国籍でにぎやかに16人。

面白いことに日本男児はNYのシェフに着物の着方をおそわっていました。

数日後、NHKの新日本風土記にシェフは登場。なんとNYで一番予約の取れない超人気レストランの総料理長でした!



2010-11-04

2010/11/4(Thu) 陶器市 木の温もりと ハーモニー

  益子秋の陶器市が3日から7日まで開かれています。秋晴れの中行ってまいりました。

 本当に沢山の陶器のお店!そして大勢の焼物ファンのお客様!!時間があればもっとゆっくり見たかった。

 陶器の中でひときわ癒しのオーラを放っているのは、イギリス系日光人、Ian Haydenさんの木工作品。丸くやさしいフォルムと巧みな技。そして何よりもその木の温もりです。これは彼の人柄も表れていますねー。奥様のDeborahさんもお手伝い。とても素敵な午後でした。彼の作品をもっと知りたい方は、http://www.redgatejapan.com



2010-01-30

2010/1/30(Sat) 寿や 松のみどりや 御用邸

  1月2日は御用邸で、オープン初釜を行いました。当家の家宝「寿」の掛け軸も出張です。2001年から高井家で始められたオープン初釜は、年々参加者も増え、日光市の合併を機会に2007年から、市の国際交流協会と田母沢御用邸との共催行事として行われるようになりました。

 今年のお茶席では、米国ウィスコンシン州からALTとして日本に来ているケーシー・ウェーバーさんが着物を着て、日本文化を堪能。松飾り。結び柳。障子越しの新年の日差し。やっぱり、お正月っていいですね。



2008-01-03

2008/1/3(Thu) オープンな 初釜の祈り 世界平和

  1月2日。田母沢御用邸で、「オープン初釜」が行われました。日光市国際交流協会との共催です。この初釜は、国際化の第一歩としてお正月遊びや書初めなど日本文化を伝承しようということで、高井家でおととしまで行われていました。去年から合併のためリニューアルして、より多くの人に楽しんでもらおうということで、会場を御用邸に。

 格調ある日本庭園とお座敷ながら、どなたにも開かれた気軽に初茶をいただける贅沢なお席です。また、御用邸も2日からオープンなので、語呂もぴったりです。今年も世界各国からのお客さまがお見えになり、抹茶で一座建立。世界の平和を祈りたいものですね。



2007-09-14

2007/9/14(Fri) 秋空に 思いを馳せる 絹の道

  今日は日光市総合会館で、NCIA日光市国際交流協会主催の「敦煌について知ろう!」という講演会がありました。講師は大正大学大学院仏教学研究科の関口中道氏。今年の2月に研究のため敦厚を訪れた時の経験をもとに、シルクロードの印象、現地での生活の様子、珍しい食べ物などをたくさんの写真とともに説明して下さいました。

 敦煌は、日光市とは友好交流都市の締結を交わしております。仏教圏とイスラーム、漢民族と西アジアの民族との交流が、シルクロードの上でつながっていく様子がよくわかりました。

タイトル前のツーショットは、NCIA文化部会長のイーストマン真理子さんと、講師の関口さんです。お疲れさま!



2007-08-21

2007/8/21(Tue) 夏の森に 叡智の若木 集いけり

  宇都宮大学とアメリカのエール大学の林学環境学の研究者たちが、奥日光の演習林に来ました。合宿に入る前に、まずは高井家で日光名物の生ゆばのランチ。伝統的日本スタイルのお膳での食事は、日米両国の学生さん方には珍しかったようです。

 自然破壊、環境汚染、地球温暖化など厳しい時代になりましたが、東西の優秀な若い人がこうして森や林について真剣に学んでくれていると思うと、本当に頼もしいですね。

 日光は文化財だけでなく、自然に関してもかけがえのない宝物に恵まれています。「世界の日光」の発信地として、新たな可能性に期待したくなりました。



2007-06-03

2007/6/3(Sun) 日光の 朝露は知る 神仏習合

昨日は、輪王寺紫雲閣にて、NCIA(日光市国際交流協会)とNSGG(日光善意通訳ガイド)の共催で「日光山の信仰」について、教化部長様・浄土院ご住職の講演がありました。

国際化が進む中で、日頃外国の方々に日光を案内解説しながら、実は自分たちもその歴史について知らないことが多いという反省から、社寺の方に本物の日光について教えていただこうという企画です。

浄土院様のお話は、日光がなぜ信仰の霊山に選ばれたか、ということから始まりました。その理由として「風と光と水」。日光の自然の美しさをあげられ、神も仏も一緒だった古代からのその偉大さと日光山の歴史に感じ入りました。



2007-04-15

2007/4/15(Sun) 心あらば 所作にあらわる 形かな

  どうでしょう。とてもこれが初めての茶道体験とは思えないくらい、ビシッと形が決まっています。フランス人国際交流員のロマンちゃんのお母様です。ご家族で日光にお見えになりました。 一度見ただけで、このような姿勢ができるなんてさすが。きっと、すぐに心を集中させることが出来る方なのですね。

 ちょうどミシュランガイドの日本版のお話も出て、それではということで、このあと化け地蔵や東照宮を見学することになりました。ロマンちゃんは、日光のことをよく勉強していて、東照宮のことは私よりも詳しいぐらいです。本当にえらいですねー。やっぱりDNAが優秀なのかなー。



2007-02-10

2007/2/10(Sat) 永遠の 女性の夢は 美しさ

  昨日、日光市国際交流協会文化部の一行は、東京・江東区の「エスティローダー社流通センター」の視察研修に行ってまいりました。交流協会の会員であるイギリス人のヘイデン氏がローダー社に勤めているというご好意で、特別に見学させていただきました。

 商品開発の様子や物流の完全IT管理の様子などは、撮影禁止でお見せできませんが、世界の最先端を行く総合化粧品メイカーの素晴らしさに圧倒されました!

 もともとは、その名もエスティ・ローダーという一人のアメリカ人女性の美への追求から始まりました。おかみのたかみもその恩恵を受けたいな!



2007-01-03

2007/1/3(Wed) 初釜や 日本文化 伝えたし

  昨日2日は、近所の田母沢御用邸で、日光市国際交流協会のオープン初釜が開かれました。去年まで、高井家で開催しておりましたが、協会が日光市に移りましたので、今年からもっと沢山の方に、日本の伝統文化を体験してもらおうということになりました。

 午前中だけで200人ものお客様が、お茶席・お正月遊び・お琴演奏を楽しまれて、「日本のお正月」をとても喜んでくださいました。お茶席のお菓子「花びら餅」もあっという間になくなり、うれしい春の始まりです。今年も誰かの心に残るような一期一会を大切にしたいものです。



2006-07-24

2006/7/24(Mon) 兄妹の 輝く瞳 よく似たり

  しばらく前の写真ですが、フランス人国際交流員のロマンちゃんと妹のアリシアさんです。彼のうちはきょうだい仲がとてもよく、弟さんも日本にいるお兄さんを訪ねてきましたが、ロマンちゃんは妹にも優しい本当に良いお兄さんです。

 栃木県に来る外国人は、必ずといってよいほど日光を訪れます。自然と世界遺産。恵まれた観光資源を支えに、私たちはどうしたら世界の人々に「日光けっこう」と感じてもらえるでしょうか。こうして一人の人から次々に輪が広がって、皆が日光大好きになってくれることを祈っています。



2006-06-26

2006/6/26(Mon) 梅雨忘る 未知なる司法の 英語かな

  日光市国際交流協会とNSGG(善意通訳ガイド)共催でリチャード・イーストマン氏による講演会がありました。講義は英語、内容は「裁判外紛争解決―仲裁、調停に関して」というまことに難しい、しかもレベルの高い専門的なものでした。イーストマン氏は国際弁護士で日本と外国を舞台に活躍しています。私の友人の真理子さんのご主人でもあります。

 この日は両協会の会員が聴講生。皆さん英語は達者なのですが、初めて聴く法律の専門的なお話に必死に耳を傾けていました。これからもスペシャリストによる専門的な講演を英語で、というシリーズの第1弾。本当に田舎ではなかなか味わえない「智」のひと時に、久しぶりにワクワク(ヒヤヒヤ?)しました。



2006-05-14

2006/5/14(Sun) 悠久の 遺跡の国より 学び人

  カンボジアのアンコールワットの研究者と政府の方々が、日光の世界遺産を学びにいらっしゃいました。上智大学の交流プログラムの一環で、去年の3月に続き2回目です。前回は大雪。今日は雨で5月とは思えないほど寒い日になりました。皆さん暖かい国からいらして、びっくりなさったことでしょう。

 これから山内の「滝の尾道」という中世の古道を歩いたあと、世界遺産の社寺を見学。案内役は日光ユネスコ副会長であり修験者の原澤健太氏です。

 アンコールも日光も世界遺産の保全と環境の間で同じような課題を抱えています。開発と変動。その中で私たちがどう生きるべきなのか、と彼は説いていますが、この写真は美味しい翠園さんの昼食時なのでその緊迫感が伝わらなくてゴメンナサイ。



2006-04-22

2006/4/22(Sat) 高麗の 土懐かしむ たなごころ

  韓国からお客様がいらっしゃいました。ロータリークラブのGSEプログラムの皆さんです。運送業・デザイナー・国税庁・福祉関係と様々な分野の方が日本の関連施設を視察するスタディツアーです。日光はちょっと息抜きで東照宮見学や茶道体験でした。東照宮は朝鮮通信使など韓国との交流の歴史は古く、茶道も中国伝来ですが、多くの日本文化の源と同様に焼き物は朝鮮半島を経て伝わってきました。

 今日は、私が3年前に韓国で求めてきた茶碗でお茶を点てました。高麗とは高貴で麗しい国という意味であると昔習いましたが、韓国の方は美男美女が多いですね!(テレビの見すぎ?)

 お国の方が掌に乗せてそのしっくりとした手触りを楽しんでくださり、茶碗もさぞかし喜んだことでしょう。



2006-03-21

2006/3/21(Tue) 「星野家」 という名の 仏蘭西料理店

  真ん中でワインをラッパ飲みしているのは、レストラン「Chez Hoshino 」オーナーシェフの星野さんです。栃木県国際交流員のフランス人青年ロマンちゃん(オレンジ色セーター)がお友達をつれて日光見物に来ました。ところが、お彼岸だというのに奥日光は吹雪。そこで星野さんのお店に直行しました。窓の外は雪と暴風で珍しく荒波の中禅寺湖。本場フランスの料理事情を聞きながら、のんびりランチを楽しみました。シェフの暖かいおもてなしにうれしくなって吹雪く玄関先で記念撮影。白い点々は雪です。星野さん寒いのにゴメンナサイ。美味しかったです!

 せっかく日光に来たのにあまり観光も出来ないね、と言ったらロマンちゃんは「土地の人と触れ合うことはとても楽しいです」と言ってくれました。若いのにうれしいこと言ってくれるじゃあないですかい。



2006-03-11

2006/3/11(Sat) 幸の湖や うらら集いし I-FANCY

 中禅寺金谷ホテルにて日光国際交流協会(I-FANCY)の講座&昼食会がありました。講師は中宮祠在住の小島喜美男氏です。日光市の国際化の原点を探る歴史スタディの続編で、タイトルは明治から昭和にかけての「奥日光『異人』来訪抄」でした。彼は真っ白なクラシック・ベンツに乗って登場。カッコイイ。

 今日のI-FANCY「異人」メンバーは、アメリカ人・イギリス人・ニュージーランド人ですが、皆、日本語が堪能なので講義の後は和気あいあいとそれは賑やかに美味しい昼食を楽しみました。ワインは小島さんが蔵元の「洛仙紅」です。ゆばをつかった洋食に良く合います!春うららの幸の湖のほとり、昔の国際交流が復活したような午後のひとときでした。



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