夏に高井家にご来店されたお客様より、対コロナの安心・安ぜんのお守りをいただきました。邪気払いとして、お店に飾らせていただいています。
おかげさまでだんだんと状況が落ち着き、今では通常営業の状態へ戻ることができました。大変ありがたいことです。
夏に高井家にご来店されたお客様より、対コロナの安心・安ぜんのお守りをいただきました。邪気払いとして、お店に飾らせていただいています。
おかげさまでだんだんと状況が落ち着き、今では通常営業の状態へ戻ることができました。大変ありがたいことです。
今日は、お宮参り・初節句・お喰いぞめ、のトリプル・ハッピー同時お祝いのお客様でした❣️
男の子用のお喰い初め膳に、小泉淳作画伯の太刀洗窯の鯛の箸置きを添えて、ますます目出度さアップです‼️
元気にすくすくと育ちますように💖
今日、11月11日は、高井家では蕎麦の日です。
ひと月ほど前からお座敷の床の間に、江戸時代の蕎麦の出前の注文書の掛け軸を下げて、先祖の商いに思いを馳せます。
ある学芸員のお客様に解読していただきました。
御覚
一、そば 五升
上粉・中粉の内
右の通り今七時までに
妙道院まで持たせ
遣わされ候よう頼み入り候、巳上。
十一月十一日 浄土院内浄輪房
高井家大人
ゆでて遣わさるべく候。
妙道院は、明治初年に消失していることから、この注文書は江戸時代のものということになります。
現在でもある浄土院さん。その中にあった浄輪房のお坊様が、今で言えば夕方の4時頃に、高井家近くの御用邸そばの妙道院まで、ゆでて届けてくだされ、というデリバリーオーダーです。
好みの粉の配合まで書いてあるところがなんともリアル。
きっと、お坊様同士で、秋の夕暮れ、つもるお話でもあったのでしょうか。
今日のお客様にもお蕎麦をお出ししました。
一組はベトナムからのお客様。
初めての蕎麦体験を喜ばれ、ラッキーでした!と気に入って下さいました。
江戸時代のご先祖が聞いたら、さぞびっくりしたことでしょう!
5月22日の朝のことです。
高井家の車2台は、県警パトカーに連行され、いえ、先導されて、足尾まで。
天皇皇后両陛下のご昼食の御用を賜るという名誉。
行幸啓の御用は九代目はこれで3回目ですが、一同緊張して出発しました。
新しい足尾庁舎の調理室をお借りして調理し、無事大役をつとめることができました。
業者さんや生産者の方々のご協力に深く感謝いたします。
そして行政・警察の皆さんのご尽力も大変だったことでしょう。
お食事のあと、美智子皇后さまから直接賜ったお言葉、
「大変結構でした。皆さんによろしくお伝えください。」
感激しました。
ありがとうございます!そのままお届けいたしました!
Takaiya's cars were arrested?!
No, police car leaded the way to ASHIO for the Emperor and the Empress's lunch on May 22th.
Team of Chef Shoji, Michiko, Reiko, Takami & Tomoko.
Obaachan's name is same as the
Empress Michiko!
先日、栃木テレビの取材で、栃木県が誇るお笑い芸人「U字工事」の福田薫さんがいらっしゃいました。
テレビで見るほのぼのとした栃木弁のキャラとは違って、本当に男らしい礼儀正しいステキな方でした!
競争の厳しい芸能界で頭角をあらわすのはやはり人間力なんですね。ますますファンになってしまいました。
先日、BS日テレの収録がありました。石田純一さんの「街の達人」。日光観光大使の書道家涼風花さんとの対談です。
風花さんは1985年生まれで長男太郎と同世代。太郎も6歳のときから書道を習い、宇都宮高校書道部長もつとめたことも。
さらに、石田さんの本名はなんと、石田太郎!とても不思議なご縁です。風花さんは日光出身の美人さん。そして永遠の王子様石田純一さんはやはり裸足でした(笑)。
放映は9月4日(火)前編・18日(火)後編。夜11:24~再放送は11日と25日だそうです。
先日、高井家全館貸切でお茶の先生の還暦祝いのお茶会がありました。濃茶席のお菓子は紫陽花。宇都宮の沙羅さんのお菓子です。
しっとりとして甘やか。さっぱりとして余韻が…。
う~ん、思い出すだけでも抹茶が恋しくなる。
お正客の先生の器は、九代目が大切にしている古い器。Blue&Whiteの紫陽花の皿。ヘリの外には蝶が描かれて、お菓子の花がそのまま絵の枝に載り、まるで生き返ったようです。
ところで、先生は赤いちゃんちゃんこを着せられて照れていました(笑)。
1月の末に、フランス人のお客様がご来店されました。1732年からファミリーでシャンパン作りをされている蔵元8代目パスカル・アンリさんです。
聞くところによると結婚をテーマにしているRM(個人生産者)シャンパーニュだそうです。中世からの結婚にまつわる展示をしている美術館も持っているオーナーさんでした。
お帰りになった後で、ほとんどフランス国内用なのですが、希少な日本輸入を何本かさっそく購入。2羽の鳩がキスをしているハートのラベル!かわいい!なんと、サイン入りも1本ゲット。あ~、こんなことなら事前に買って、たくさんサインしてもらえばよかったなー!
でも、こたつに鍋でシャンパンて、どうなんでしょうか(笑)
昨日はスイスからのお客様でした。畳に座って2時間の食事はつらい!ということで、いよいよ高井家の広間も椅子席。ちょっと明治っぽい雰囲気に。和室用の畳を傷つけない椅子なのですが、常設ではないので出し入れが力仕事です。
でも「メルシーボク!おかげで快適に食事が楽しめました♪#&*?△仏語(笑)」というお客様の声に、腰痛もなんのその。最近は日本の方も、椅子席にして下さい、というご要望が増えてきました。時代が変わってきたのでしょうか。
とはいえ、日本びいきの外国人のお得意様は、伝統的な日本スタイルの高井家のほうがずっと好き!と言います。う~む。悩むなぁ…
これは、3月の初めに初節句の可愛いお客様のために作ったケーキです。和食といえば和風デザートや和菓子。でも、おまけとしてたまにはケーキもお愛嬌。
作り方は超カンタン。スポンジはロールケーキをほどいて、好きなシェイプの台を作り、あとは楽しいデコレーション。忙しい我が家では、子どもが小さい時よく作りました。
懐かしいな~。ヽ(^o^)丿
今、高井家の店先の緋毛氈には、小さな招き猫にゃんとサンタさんがいます。店の案内のリーフレットも、小さな桝に入れて。英語版と日本語版。夏は、英語版がすぐなくなるのですが、やはり冬場は日本語のお客様が多いですね。
予約制なので、外国のお客様の時は、前もってその国の言葉を少しお勉強。最近はフランスからのお客様が多いでしょうか。でも素敵なおもてなしをしようと思ったら、ちゃんとエレガントな語学力を身につけなくちゃ、と早くも来年の抱負です。
この美しいブルーのボトルの純米吟醸酒は、なんとオーストラリアの日本酒です。その名も「豪酒」!大女将の手製の梅酒を楽しまれたお礼にと、オーストラリアのお客様から戴きました。「高井家の夜は、日本の旅の最後をしめくくる良い思い出になりました。」と、うれしい言葉を添えて。
ところで、もったいなくてまだ開けていません。どんな味がするのでしょうか?海の日に飲もうかな。
日ごと明るくなる春の陽射しの縁側。この美しく輝く瓶は、バーベナのお酒です。フランスのお客さまが、バーベナティーと一緒にわざわざ送って下さいました。バーベナは中南米原産で、とても癒し効果あるハーブです。初めて戴きました。去年ご来店くださったときの会話を忘れずに…本当にありがたく感激。とても美しいご夫妻でした。
そういえば、そのとき、環境について「持続可能」という単語を教えて下さったのを思い出しました。この優しい香りに、なんだか、国は違っても、私たちは同じ地球の上で暮らしていることを実感します。
講談社から、長友啓典さんの「成功する名刺デザイン」という本が出ました。トモさんは、黒田征太郎さんと共に、K2というデザイン事務所を主宰していらっしゃる有名なアートディレクター。この本には彼がデザインした100人の名刺が載っています。そこにはそうそうたる著名人の方々が…
トモさんの名刺は福を呼ぶ、と言われますが、実は、その名刺に泥を塗らないように本人が努力するからだそうです。
なんと光栄なことに、高井家九代目の名刺も登場。レトロな書体に、青楓をかざして、なんとも粋な風情です。しかもこの楓は、秋になると、真っ赤な紅葉バージョンに変わるのです。
でも、九代目はもったいなくて、よほどのことがないと使えないそうです!
金融庁によると、国有化されていた足利銀行の受け皿が、野村グループに決定したそうです。
経済といえば、去年の秋に、ノーベル賞経済学者のジョセフ・スティグリッツさんがお見えになりました。おかみのたかみは愛読書にサインを戴き感激。珍しいスペインの修道院の卵のお菓子まで戴きました。その美味なこと!こういうグローバリズムは嬉しいですねー。
昨今の米国経済の影響で、景気が後退していると嘆く人々は多いでしょうが、もはや経済の成長や、限りない発展だけをめざす時代は終わったのではないでしょうか。元々、無いものは無い、と考えれば、人間はもっと自由になるはず。…う~む、やっぱり、発想の転換は難しいかなぁ…。
昨日16日は薮入りでした。大女将の話では、昔は修行中の小僧さんや女中さんが、お小遣いやお仕着せをもらって里帰りが許されたそうです。15日は小豆粥を食べたり、小正月といって女の人の骨休みの日といいます。そうかぁ、お正月も一段落して、みんなほっとするんですね。いいなぁ。当家の嫁は帰るところもありません。
そんな時、湯元のお客さまから、「うちの女将さんから」と、お土産を戴きました。初めての「蒸しきんつば」です。美味しそう!よく見ると、きんつばの表に日光湯元の字が。あれ?どこかで見た色だなぁ…おおっ、湯元温泉の源泉が白く湧く様子にそっくりだー!
湯元の女将さんのお心遣い。元気が湧いてきました。
高井家の蔵の前で朝日に輝いているのは、日光産コシヒカリ。その名も「たしろ産地のお米」。塩野室町の田代恵一さんという方が、無農薬で作っているお米です。無農薬というのはとても手間隙がかかり、本当に少ししかできない貴重なものだそうです。ありがたい新米。炊き上がりはツヤツヤ。噛むほど甘く、日本人に生まれてよかった~と実感します。
この干した稲穂の束は、もうすぐ米寿のお祝いをするお客様のために、特別に稲刈り直後に届けていただきました。
掛け軸は「寿」。床飾りはたわわに実った稲穂。いいなー。喜んでもらえるでしょうか。
昨日、大きな花かごが届きました。見知らぬ名前の方から…
そえられたカードには、「Thank you very much for your great hospitality yesterday.」とあります。きのうは素晴らしいおもてなしありがとう、という意味です。???
感激ー!国際機関の方でしたが、この気配り。やはりお国を問わずうれしい気持ちを相手に伝える、ということは重要なんですね。
この広い地球の上で、たった一日出会ったご縁。私にとって忘れられない人生のひと時になりました。まさに一期一会。外国の方から、大切な禅の精神を教わったような気がします。美しいお花を見ながら、すっかり感心してしまいました。
今日は昼も夜も外国からのお客様でした。外国の方には時々、お膳にかける薄紙に「好きな言葉」を漢字で書いて差し上げます。一番人気なのは、LOVE。これが、またむずかしい。「龍」とか「寿」は格好がいいのですが、「愛」はなんとも複雑で不安定な形です。まるで、その本質を暗示しているかのようですね。う~む。愛はむずかしい。
今日は医学関係の研究者の方でした。大変喜ばれましたが、お国に帰って、立派な場所に飾られたらどうしよう。おかみのたかみの下手な字が…まぁ、いいか。おもてなしは愛をこめて、ですものね。