きょう4月2日はいよいよ強飯式。夕べは雪も降りました!
山盛りの御飯を、山伏が大名に食べろと強いる様子を描いたこの絵は、高井家に伝わる掛け軸の一部。慶応四年、すなわち明治元年。島君龍という人の号があります。強飯の儀の口上も書いてあるのですが、ユーモラスな風刺のタッチ。昔の日光山の勢いは大名をもひれ伏させたのでしょうか。
現在も、輪王寺三仏堂において、古式ゆかしく伝承されています。神秘的な灯明のもと、祈りの護摩が焚かれるさまは、日光のルーツが日本を代表する神仏習合の聖地であったことを思い起こさせます。
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