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2006-08-07

2006/8/7(Mon) 藤棚の 風が知らせる 羽根の主

  あれ!?いつの間にか鳩さんが藤棚の木陰に新しい巣を作りました。このところ厳しい暑さで、さすがに2階の軒下では屋根の照り返しがきついのでしょうか。緑の葉っぱがフサフサとして、しかも風通しが良い藤棚は、まるで夏の別荘といった具合ですねー。庭掃除をしていると、時々抜けた羽根がふわりと落ちてくることがあります。藤棚の下で昼寝をしているラッキー君のことなんか全然気にしていないみたいです。

 でも、明日から台風7号が近づいてくるそうですが、だいじょうぶかなー?いっそのことラッキー君の小屋に入れてもらえば良いのにね。



2006-08-04

2006/8/4(Fri) 我もまた 殻を脱ぎたし 夏休み

 あ~、やっと「夏休み!」といえるようなお天気になってきました。高井家の庭にも蝉の抜け殻が目立つようになりました。今年の長い梅雨。人間様はオタオタと、本当にどうなることかと思いましたが、虫たちはちゃんと体内カレンダーがあるのですね。

 こうしてリアルな形の抜け殻をじーっと見ていると、私も古くなった殻を脱ぎ捨てて、リフレッシュしたくなります。そういえば、子供の頃は夏休みが来るたび成長して、身も心も大きくなっていたような気がします。でも、蝉さんのように土の中で辛抱する根性がなくちゃね。石の上にも3年、じゃなかった土の中にも7年か……おかみのたかみは苦節50年。えい、どうじゃ!?



2006-07-04

2006/7/4(Tue) 抜け殻や あるじの生の かたちかな

  もう7月。夏本番です。朝、上空を見上げると赤トンボの大群が…いつの間にかどこからか湧いてきたようにいっぱい。昨日は池の周りでシオカラトンボも見かけました。こうして生き物たちは短い日光の夏に精一杯命を懸けているのですねー。

 この写真は去年のものですが、ちょうど羽化したばかりのオニヤンマが飛び立つ寸前でした。毎年、庭では佃煮にしたいほど大きなヤゴの抜け殻がたくさん。都会からいらした小さいお客様たちに差し上げると、夏休みの宿題にするといって喜ばれます。抜け殻の足が指にくっつく感触に、私も子供の時の夏の時間が懐かしいです。



2006-05-08

2006/5/8(Mon) お座敷や モリアオ飛び込む ジャズの音

  今年は4月12日に鳴き始めた我が家のモリアオ君です。毎日主人の聴くジャズに合わせてコロコロコロとご苦労様。うちの古座敷は庭の地面から1メートル。カエルさんには敷居が高いのにも関わらずよくご来店くださいました。ピントがボケているのはその大きさに(8~9センチ)興奮して撮ったからです。

 京都の大興寺さんというモリアオ博士のサイトでは全国のモリアオ情報が見られ、その奥深さに感心してしまいました。住職様は貴重な生き物達を見守ってあげられる環境づくりが大切です、と教えてくださいました。今年も彼等の声を聴くことが出来て本当に幸せ。頑張って産卵の写真も(メレンゲみたい!)撮りたいです。



2006-03-30

2006/3/30(Thu) 律儀なる 生命めぐりて 春爛漫

  庭の池でクククーと鳴く声がするので行ってみると、ゲンコツ大の茶色い蛙さんが跳びはねて、産まれたばかりの卵。この蛙の卵は何年ぶりかです。

 毎年、高井家ではモリアオとシュレーゲルアオガエルが白い泡状のものを産卵します。彼らの声はコロコロコロと美しいので毎年楽しみにしているお客様もいらっしゃいます。例年鳴き初めは4月の10日前後。鳴くまでドキドキ絶滅危惧種。

 今年は桜も早いそうですが、蛙さんもつい浮かれて出てきたら寒さのぶり返しでお気の毒です。この茶色君の声はゲゲゲゲだったかな。ああ、自然界の偉大さに感動する季節。それに比べたら、おかみのたかみの悩みなんて小さい、チーサイ。



2006-02-22

2006/2/22(Wed) 鳩の家族の安否

 今年も2階の軒下に鳩が巣を作りました。毎年雛がかえります。高井家にはいろいろな動物が季節とともにやってきます。寒い冬は屋根裏に何かが棲みついて、明け方の雪の上に梅の花のような足跡だけを残していきます。春から夏になると、庭で蛙・蝉・アゲハ・オニヤンマ達が生まれ育っていく様子は何度見ても感動ものです。自然てすごいですね。

  さて鳩さん一家ですが、昨日、朝起きると1階の窓の外に1羽の鳩が死んでいました。窓ガラスには正面衝突の後がくっきり。ということは、今ここで巣を温めている鳩さんはお母さんでしょうか?それともお父さん?帰らぬ家族を待っていると思うと…


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