イアン・ヘイデン氏作の木工の器の中に、黄瀬戸の小瓶。
そこに庭の舞鶴草をちょこっと。
かわいいなー。
この優しいバランスが大好き。
イアンさんは山内の別荘に工房を持つ英国人です。
ぬくもりのある作品たちは、彼のおだやかな人柄によく似ています。
イアン・ヘイデン氏作の木工の器の中に、黄瀬戸の小瓶。
そこに庭の舞鶴草をちょこっと。
かわいいなー。
この優しいバランスが大好き。
イアンさんは山内の別荘に工房を持つ英国人です。
ぬくもりのある作品たちは、彼のおだやかな人柄によく似ています。
庭の山椒もあっという間に新芽・新芽・新芽。
忙しいシーズンと重なるので、なかなか摘むのが間に合いません。
しかも刺で手の甲は傷だらけ。指先は真っ黒。
でも、この香りに包まれていると体中の血液が目覚めるような、野生の息吹を感じるような不思議なめまい。
ひょっとして一種のなんとかハーブ?
いつもはつぼみのうちに古銅などにかしこまって入れる牡丹。
あんまり見事に開いたので、ドサッと青い染付の古い壺に入れてみたら…。
貫禄ですねー。
やはり、花の女王と言われるだけあって華やかです。
ちなみにこの壺、大女将が梅干を入れていたものでした!
今、日光市内では桜回遊のイベントが盛んです。
東町よりひと足遅れて西町にも桜がやってきました。
高井家の庭の紅八重枝垂れ桜も満開です。
ずっとお天気が悪かったので、つぼみから八分までのいい咲き加減の見頃が残念でしたが、久しぶりの晴れにやっと間に合いました。
昼の桜を見上げても美しいのですが、夜桜はなおさら。
お客様がお帰りになったあと、外灯に照らされた植え込みの新芽の緑、宵闇に浮かび上がる枝垂れ桜、なんともいえない美しさです。
大女将が縁側に腰掛けて、
「この世がこんなに美しいなんて。若い頃はわからなかったけど、なんだかお名残惜しいねぇ」
とひとこと。
ほんとだね、お母さん。
私もこの頃つくづくそう思います。
咲いた時からもう散る心配の桜。
もう会えない人のことを思い出してせつなくなる気持ちに似ています。