2007-12-15

2007/12/15(Sat) 芋までも 気が早くなる 師走午後

  本当に飛ぶように早く時がたちます。二社一寺のすす払いも終わりました。毎年12月13日までに新年の手配を終えるために、この時期は一日30時間ぐらい欲しい!正月飾り、庭の青竹、敷松葉、お年賀注文、初釜準備、沢庵漬け、年賀状書き、おせち仕込み…あ~、目がまわる。

 目がまわると、おなかが空くのでおやつにしましょうとお芋をふかしました。すると、あれ?尻尾の生えたお芋が!あんまりかわいいので食べずにお皿の上に載せておいたら、九代目がこの忙しいのに耳を作ってくっつけてくれました。これじゃあ、よけいに食べられなくなっちゃうではないかー。

 来年は、いよいよネズミ年。なんだかもっとせわしそうですね。



2007-12-11

2007/12/11(Tue) 本当に こんこと音する アラレかな

  ご無沙汰いたしました。いつのまにかすっかり冬になってしまいました。今年は珍しく、日光でもかすかに、ところどころ紅葉が残っています。そこへ先日はアラレが降りまして…美しいけれど寒い。寒いけれど美しい。本当に、雪やこんこ、アラレやこんこ、の歌のとおりの音がしたのにはびっくりです。

 今日は、私の友人のお誕生日。ちょうど今日から5年前、シャンパンで乾杯したソウルの夜は、耳がとれそうなくらい寒かったのを思い出しました。あの頃私たちは、日光の国際化について熱い夢を語り合っていましたっけ。

 あー、こうして時が過ぎていくのだなぁ…いや、正確には、こうして歳をとってゆくのだなぁ…



2007-11-23

2007/11/23(Fri) 限りある 命の花か 紅葉映ゆ

  三連休になりました。今日は勤労感謝の日。日光二荒山神社では新嘗祭があり、9代目も白いネクタイで参列しました。昨日から冷え込み、今朝は霜も降りました。暖かい秋に油断していたら、一気に冬。北の国では大雪が降ったそうです。

 これは、高井家の庭の一番東の奥の紅葉です。落ち葉掃きをしながら携帯で撮影。夕陽に照らされて、燃えるような赤でした。赤くなったり、黄色くなったりするのは、葉っぱの中のアントシアニンとかカロチノイドの作用で…なんていうと風情がないですが、秋も深まり木々が鮮やかに変身を遂げる日々は、せつないことばかり。まるで、自然は命を振り絞って最後の美しい姿を私たち人間に見せてくれているかのようです。



2007-11-11

2007/11/11(Sun) 幻の キノコの威力 いかにせむ

  山伏茸も約ひと月近くかかって、食べ頃となりました。大女将が、毎朝毎夕その成長具合を楽しみに見に行くので、なんだかもったいなくなって収穫が出来ませんでした。癌とボケ。この2つに効く特効薬。ただのキノコ汁では申し訳ない。

 そんな時、紅葉シーズンの忙しさにかまけているうち、愛犬ラッキー君が貧血でダウン。2日間で腹水がたまり、獣医さんはもうあきらめて下さいという始末。どうやら腫瘍が出来ていたようです。では、と言うわけで、山伏茸の出番です。7日の晩にスープにして飲ませました。すると!赤血球がたった4日で2倍に!!!元気になって牛肉をモリモリ。??スゴイ!本当だったんだ!



2007-10-26

2007/10/26(Fri) 山伏の 鈴懸の意なる ヤマブシタケ

  1週間前、庭の西側にある樫の木の幹に生えたヤマブシタケを発見!出ましたか~。今年も。山伏の衣のフサフサの玉に姿が似ていることから、この名前がついているそうです。

 中国原産で、すごい薬効成分が…強力な抗がん作用があり、ボケ防止にも効くとのこと。天然では、「幻のキノコ」とも言われています。それが我が家の庭に。ふふふふ。でも、おととし見つけるまで知りませんでした。もっと早く気づいていれば、物忘れが…

 この一週間、毎日見ているのになかなか大きくなりません。少しずつ色が白くなってきました。本格的に成長したら、またアップしますね。



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