蔵の前の、紅八重しだれ桜が、やっと満開になりました。
青い空。
白い蔵のしっくい。
ピンクの花びらが、しだれて揺れています。
日本中の桜の便りが終わる頃、待ちわびた甲斐があったなぁと思うほど、みごとな咲きっぷりです。
去年の春まで、ゴールデン・リトリーバーのラッキー君と一緒に、この桜を見上げて、午後の幸福なひとときを過ごしたっけ。
花は咲く。
君はもういない。
蔵の前の、紅八重しだれ桜が、やっと満開になりました。
青い空。
白い蔵のしっくい。
ピンクの花びらが、しだれて揺れています。
日本中の桜の便りが終わる頃、待ちわびた甲斐があったなぁと思うほど、みごとな咲きっぷりです。
去年の春まで、ゴールデン・リトリーバーのラッキー君と一緒に、この桜を見上げて、午後の幸福なひとときを過ごしたっけ。
花は咲く。
君はもういない。
延齢草。白花と茶花があります。毎年、この花に出会うたび、「あー、今年も春を迎えることが出来た。齢を重ねるということは、生かされているということなんだなぁ。」と、感慨無量に。
名前はたいそう縁起がよさそうですが、姿かたちはとても地味です。立派な三つの葉っぱの真ん中で、小さな花がうつむくように咲いています。
まるで、何か考え事でもしているかのような風情。よく見ると、2本ずつ寄り添って咲いているのが多いでしょうか…
う~む、恥ずかしいのかな。
その名も可愛らしい一人静。
庭の右奥が定席。日陰が大好き。
それにしても、こちゃこちゃと集まって咲くのがじょうずだなぁ。
花は、歯間ブラシのような形で、どことなくユーモラス。
葉っぱは、つやのある美しい緑です。
本当に、今年は早いですね。
今、日光市内では、八汐つつじが見頃です。高井家のピンクの八汐もこのとおり満開。日光にもいっきに春が来ました。庭の花々がつぎつぎ咲いて、手入れも忙しくなってきた、と思ったら…
今年も、来ました。モリアオ君!ころろろろrrrr~♪
ヤマアカガエルの「ひょえ~、にょへ~」と一緒に、混声合唱。
今年の鳴き始めは4月11日でした。
はぁ~、それにしても、毎年、よく忘れずに同じ時期に目覚めること!自然の大いなる不思議を感じますねー。まるで、暦でも持っているかのような、正確さ。いやはや、たいしたもんです。
只今、輪王寺の三仏堂は、平成の大改修中です。いつもは足場が組まれ、カバーがかかっているのですが、4月2日の強飯式のために、久々にそのお姿をあらわになさいました。
このお堂の中に、一山の僧侶が勢ぞろいで進み、山伏の法螺貝の音も力強く鳴り響く様は、まるで中世の絵巻物を見るかのようでした。特に、七条という高貴な袈裟を纏ったお坊さんの行列は、荘厳な美しさ。毎年、見とれてしまいます。
お堂の前の金剛桜のつぼみは、まだまだ堅いようでしたが、日光にも、春の風が心地良いお参り日和の季節がようやくやってきたようです。