端午の節句です。今日の日にあわせて「かきつばたの君」から、みごとな杜若と菖蒲が届きました。外はいよいよ若葉の盛り。この潔い立ち姿の青い花を見ていると、自然に元気が湧いてきます。水もしたたる美少年の面影の、華やかさと凛々しさのおかげでしょうか。
それにしても、今年もこどものいない子どもの日です。兜を飾っても、みんな大人になって忙しそう。湯菖蒲の葉を頭に巻いて、一緒にお風呂に入った日が懐かしく思い出されます。子育ての季節は、案外短かったのかもしれませんね。
端午の節句です。今日の日にあわせて「かきつばたの君」から、みごとな杜若と菖蒲が届きました。外はいよいよ若葉の盛り。この潔い立ち姿の青い花を見ていると、自然に元気が湧いてきます。水もしたたる美少年の面影の、華やかさと凛々しさのおかげでしょうか。
それにしても、今年もこどものいない子どもの日です。兜を飾っても、みんな大人になって忙しそう。湯菖蒲の葉を頭に巻いて、一緒にお風呂に入った日が懐かしく思い出されます。子育ての季節は、案外短かったのかもしれませんね。
講談社から、長友啓典さんの「成功する名刺デザイン」という本が出ました。トモさんは、黒田征太郎さんと共に、K2というデザイン事務所を主宰していらっしゃる有名なアートディレクター。この本には彼がデザインした100人の名刺が載っています。そこにはそうそうたる著名人の方々が…
トモさんの名刺は福を呼ぶ、と言われますが、実は、その名刺に泥を塗らないように本人が努力するからだそうです。
なんと光栄なことに、高井家九代目の名刺も登場。レトロな書体に、青楓をかざして、なんとも粋な風情です。しかもこの楓は、秋になると、真っ赤な紅葉バージョンに変わるのです。
でも、九代目はもったいなくて、よほどのことがないと使えないそうです!
蔵の前の、紅八重しだれ桜が、やっと満開になりました。
青い空。
白い蔵のしっくい。
ピンクの花びらが、しだれて揺れています。
日本中の桜の便りが終わる頃、待ちわびた甲斐があったなぁと思うほど、みごとな咲きっぷりです。
去年の春まで、ゴールデン・リトリーバーのラッキー君と一緒に、この桜を見上げて、午後の幸福なひとときを過ごしたっけ。
花は咲く。
君はもういない。
延齢草。白花と茶花があります。毎年、この花に出会うたび、「あー、今年も春を迎えることが出来た。齢を重ねるということは、生かされているということなんだなぁ。」と、感慨無量に。
名前はたいそう縁起がよさそうですが、姿かたちはとても地味です。立派な三つの葉っぱの真ん中で、小さな花がうつむくように咲いています。
まるで、何か考え事でもしているかのような風情。よく見ると、2本ずつ寄り添って咲いているのが多いでしょうか…
う~む、恥ずかしいのかな。
その名も可愛らしい一人静。
庭の右奥が定席。日陰が大好き。
それにしても、こちゃこちゃと集まって咲くのがじょうずだなぁ。
花は、歯間ブラシのような形で、どことなくユーモラス。
葉っぱは、つやのある美しい緑です。
本当に、今年は早いですね。