2008-12-22

2008/12/22(Mon) 年の神 すぐそこまでに 山静か

  柚子湯に入りましたか?21日は冬至。ここ2,3日、12月には珍しく暖かい日が続きました。真っ白だった男体山の雪も、ちょっと薄くなったかな。朝晩の霜と時折吹く風は冷たくても、陽射しがひとあし早く春の予感を告げています。

 男体山の向こうには、もう新しい年の神様がスタンバイしていらっしゃるのでしょうか。お正月の日光は、初詣のお客様と、都会から帰省する家族連れで晴れやかに。今は、その前のしばしの静けさ、という感じです。



2008/12/22(Mon) 切り漬けや 干さるるままに 日なたぼこ

  暮れの仕事のコラボレーション。敷き松葉をバックに、大根がザルに入れられて縁側に。三浦大根を削ぎ切りにして数日干した後に、昆布や鷹の爪と一緒に漬け込みます。真っ白な大根の肌が、柔らかな冬の太陽をいっぱい浴びて輝いていますね。

 本格的な寒に入って、氷の張った漬物樽から、シャリシャリ凍った切り漬けを出してきて、暖かーいコタツで食べるのです!たくわんとは又違った純粋な大根の風味が…御飯にもお酒のつまみにも最高。あ~、楽しみだなぁ~。早く来い来いお正月♪



2008-12-19

2008/12/19(Fri) 聖夜待つ 古家の木戸に 森の精

  気がつけば師走。季節の行事と仕事に追いかけられているうちに、今年もあっという間に年の暮れとなってしまいました。高井家も畳替えや庭の冬支度、大掃除をする毎日です。築80年あまりの古い家なので、毎年改修が欠かせません。

 本当に今年は忙しかったな~。と言っていたら美しいマダムがリース作りを教えてくれました。自然の素材は森の香りがして、クリスマスを待ちわびる西洋の習慣も素敵ですね。なんだか日本のお正月飾りみたいな生命力を感じました。もちろん、これは師匠の作です~。



2008-11-20

2008/11/20(Thu) 今日もまた 君に捧げる 愛の味

  忙しかった11月。ちょっと、一息。今日は、九代目が日光市の依頼で、女性サポートセンター特別講座「日本料理教室」の講師をつとめさせていただきました。日光料理店組合長としてのご指名でしたので、若手の組合員の森田秀夫氏のご協力を得て、秋の和食とデザートをご紹介。

 大根と海老の信田巻・菊花かぶら・茶碗蒸し・牡蠣御飯・抹茶プリン。日頃は無口な料理人たちも、市内の女性群に囲まれて、和気あいあいと講習を無事終えることが出来ました。帰宅した九代目いわく、味の決め手は「愛」。なんといっても一番の調味料だそうです!



2008-11-03

2008/11/3(Mon) 来るたびに 御橋や紅葉や 日の光

 今日は文化の日。3連休の最後の日でした。久しぶりに歩いて西町から駅まで「小旅行」をしてみました。すると、町にはたくさんの観光のお客さまが! 神橋のところにさしかかると、さすが、人気の世界遺産。皆さん、携帯のカメラで記念撮影。あ~、しまった~。デジカメ持ってくれば良かった…

 連休中は、社寺のライトアップもあって、三脚までかついだ本格的なカメラマンさんたちが夜まで見かけられました。

 紅葉と、すぐそばにはクラシックな金谷ホテルのたたずまい。そしてこの美しい朱塗りの橋。なるほど。ここが日光のランドマークたる由縁ですね。



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