2009-01-01

2009/1/1(Thu) 目を見張る 年の初めの 抱負かな

  明けましておめでとうございます。おかげさまで新年を迎えることが出来ました。おせちも無事お渡し完了。

 実は元旦早々、年内にやり残した仕事をしているため、ちっとも新年の興奮が湧いてきません。二社一寺の年越しの賑わいと除夜の鐘を聞きながら、なんと大掃除…反省。今年は迅速に!

 さて、世の中いろいろ大変ですが、こんな時こそ、目を大きく開けて明るい日々を見つめなくては。暮れに二荒山のお炊き上げに連れて行った高井家の達磨さん。最後に、パッチリおメメの睫毛までつけてもらいました。

 本年もよろしくお願い申し上げます。



2008-12-22

2008/12/22(Mon) 年の神 すぐそこまでに 山静か

  柚子湯に入りましたか?21日は冬至。ここ2,3日、12月には珍しく暖かい日が続きました。真っ白だった男体山の雪も、ちょっと薄くなったかな。朝晩の霜と時折吹く風は冷たくても、陽射しがひとあし早く春の予感を告げています。

 男体山の向こうには、もう新しい年の神様がスタンバイしていらっしゃるのでしょうか。お正月の日光は、初詣のお客様と、都会から帰省する家族連れで晴れやかに。今は、その前のしばしの静けさ、という感じです。



2008/12/22(Mon) 切り漬けや 干さるるままに 日なたぼこ

  暮れの仕事のコラボレーション。敷き松葉をバックに、大根がザルに入れられて縁側に。三浦大根を削ぎ切りにして数日干した後に、昆布や鷹の爪と一緒に漬け込みます。真っ白な大根の肌が、柔らかな冬の太陽をいっぱい浴びて輝いていますね。

 本格的な寒に入って、氷の張った漬物樽から、シャリシャリ凍った切り漬けを出してきて、暖かーいコタツで食べるのです!たくわんとは又違った純粋な大根の風味が…御飯にもお酒のつまみにも最高。あ~、楽しみだなぁ~。早く来い来いお正月♪



2008-12-19

2008/12/19(Fri) 聖夜待つ 古家の木戸に 森の精

  気がつけば師走。季節の行事と仕事に追いかけられているうちに、今年もあっという間に年の暮れとなってしまいました。高井家も畳替えや庭の冬支度、大掃除をする毎日です。築80年あまりの古い家なので、毎年改修が欠かせません。

 本当に今年は忙しかったな~。と言っていたら美しいマダムがリース作りを教えてくれました。自然の素材は森の香りがして、クリスマスを待ちわびる西洋の習慣も素敵ですね。なんだか日本のお正月飾りみたいな生命力を感じました。もちろん、これは師匠の作です~。



2008-11-20

2008/11/20(Thu) 今日もまた 君に捧げる 愛の味

  忙しかった11月。ちょっと、一息。今日は、九代目が日光市の依頼で、女性サポートセンター特別講座「日本料理教室」の講師をつとめさせていただきました。日光料理店組合長としてのご指名でしたので、若手の組合員の森田秀夫氏のご協力を得て、秋の和食とデザートをご紹介。

 大根と海老の信田巻・菊花かぶら・茶碗蒸し・牡蠣御飯・抹茶プリン。日頃は無口な料理人たちも、市内の女性群に囲まれて、和気あいあいと講習を無事終えることが出来ました。帰宅した九代目いわく、味の決め手は「愛」。なんといっても一番の調味料だそうです!



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