池の周りのカタクリもにぎやかになってきました。気温が上がると花弁は大きくのけぞって、朝夕はちゃんと傘をたたんだようにしぼんでいます。
この花が咲く頃、日光は一年で一番美しい躍動感あふれる季節の始まり。高井家の庭でさえ目覚めたのですから、あと2週間もすれば山は緑のシャワーです!
池の周りのカタクリもにぎやかになってきました。気温が上がると花弁は大きくのけぞって、朝夕はちゃんと傘をたたんだようにしぼんでいます。
この花が咲く頃、日光は一年で一番美しい躍動感あふれる季節の始まり。高井家の庭でさえ目覚めたのですから、あと2週間もすれば山は緑のシャワーです!
巷では桜前線北上中。今日は宇都宮でも開花したとか。高井家では梅がやっと満開になりました。この調子だと枝垂桜が咲くのは4月末ごろかな。
とにかく日光の花は遅れ気味。でも、その分、暖かくなるのが待ち遠しかった~!
先月からすでに咲いていた猩々袴。地震騒ぎで庭の花の写真を撮るのを忘れていました。いつも思うのですが、この花は一日中楽しそうに集まっておしゃべりしているように見えませんか。
ちなみに、猩々はお猿さんの顔をした中国の伝説の動物だそうです(笑)
3月11日の午後から、高井家の時計も止まってしまいました!東日本大震災で日光も揺れました。うちでは、蔵の腰まわりの小豆石が崩壊。大女将によると、明治42年築の蔵だそうです。大谷石と違って大谷川産の小豆石は堅牢ですが重いので、今回のような長い横揺れの地震には耐えられなかったのでしょうか。(あ~、修理はどうなるんだろう~…)
庭の七福神の石像も傾いたり、灯籠の火屋が落っこちてきたり、京壁がはがれたり、けっこう大騒ぎでした。
でも、世界遺産のある山内、金谷ホテルの建つ鉢石山は地盤が強固なので大きな被害はなかったそうです。日光はまだ幸いでした。
被災地の一日も早い復興を祈るばかりです。