先日行ってまいりました。
どこへ?って、ここは日光の聖アントニオ幼稚園。
海老屋さんに湯波を取りに行った帰りに見つけた紅葉でした。
国道の渋滞が嘘のようでした。
夏が去って行きました。
たかいやの池では秋のカキツバタが咲き始めました。
狂い咲きではありませんよ〜!
四季咲きのカキツバタです。
12月初めまで咲きます。
ほんの数日前に、輪王寺さんの薪能で「杜若」を堪能したばかり。
こうして毎年、夏は過ぎ、季節はめぐります。
そして歳をとっていくんですね。
(心はすでに秋)
台風の中、高井家の玄関に掛けてある入江観画伯の絵がお出かけします。
9月16日から11月5日まで開かれる小杉放庵美術館開館20周年記念「入江観展 日光を描く」に出展されるため。
日光生まれの、高井家育ちの観じいは芸大に進み、若くしてフランスで学び、女子美の名誉教授です。
彼の描く日光の風景は、蒼天の風、木漏れ日のさざめきに満ちています。
玄関の壁は寂しくなりましたが、展覧会が今から楽しみです💖
今日は衣替え。お座敷も障子を外して簾に。お座布団も夏座布団に。
簾に透ける窓の緑から風が入ってきそうです。
昔、長男が小さい頃、大女将と「衣替えもうすぐだね~。大変だね~」と半月も前から騒いでいたら、ある日神妙な顔をした彼が、「ママ、僕は今度はどこのおうちに行くの?」と涙ながらに聞きました。
「え?!どうして?」
「だってもうすぐ子供替えなんでしょ?」
と言いました。
ごめんね。ごめんね。小さな胸で半月も心配してたんだね。