2006-04-28

2006/4/28(Fri) 水神や 蛙の声に 祈祷され

  明日からいよいよゴールデン・ウイークです。夕方、宇都宮からの帰り道、高速の向こうに浮かぶ美しい薄墨色の日光連山を見てお天気を期待しました。

 ところが、これは高井家の庭の水神様ですが、最近毎日蛙さんたちが雨乞いの合唱をしています。何年か前に近所の道路が整備され、川がコンクリートの暗渠になったせいか、うちの井戸もすっかり水位が下がってしまいました。先日は大騒ぎで井戸さらいまで頼んで何とか池の水を確保したところです。

 そういえば、今年の蛙は4月12日に初鳴きでした(去年は14日)。どうやら絶滅は免れたようでほっとしました。水神様、お天気も頼みですが、蛙さんのためにも….

何しろ水商売ですからよろしくね。



2006-04-24

2006/4/24(Mon) 日を限り 願掛けたしや 馬鹿な私

今日24日は還元山浄光寺の日限地蔵尊の大縁日です。このお地蔵様は期限付きで(つまり何月何日までに)合格・病気平癒などいろいろ祈願し、毎月24日は信者さんが遠方からもお礼参りをするという大変霊験あらたかなお地蔵様です。うちの子供も毎度お世話になりました。

実は、私は今日超ショックなことがありました。デジカメをメモリーごとゴミに出してしまったようなのです。バックアップが…さっそく日限様に行きました。これは違うカメラで撮りましたが、よく考えたら「馬鹿は死んでも治らない」ということは、いくら願をかけても無期限のものは無理だということですね。トホホ…



2006-04-22

2006/4/22(Sat) 高麗の 土懐かしむ たなごころ

  韓国からお客様がいらっしゃいました。ロータリークラブのGSEプログラムの皆さんです。運送業・デザイナー・国税庁・福祉関係と様々な分野の方が日本の関連施設を視察するスタディツアーです。日光はちょっと息抜きで東照宮見学や茶道体験でした。東照宮は朝鮮通信使など韓国との交流の歴史は古く、茶道も中国伝来ですが、多くの日本文化の源と同様に焼き物は朝鮮半島を経て伝わってきました。

 今日は、私が3年前に韓国で求めてきた茶碗でお茶を点てました。高麗とは高貴で麗しい国という意味であると昔習いましたが、韓国の方は美男美女が多いですね!(テレビの見すぎ?)

 お国の方が掌に乗せてそのしっくりとした手触りを楽しんでくださり、茶碗もさぞかし喜んだことでしょう。



2006-04-19

2006/4/19(Wed) 香港的 美味樂旅 熱烈歓迎

  2月に日光のゆばを取材に来てくださった香港の新聞の記事が送られてきました。たまたまスキー合宿の資金調達のため店を手伝いに帰ってきた娘がちゃっかりと写っています。中国語は読めないのですが(たぶん広東語でしょうか?)、栃木県への旅を宣伝してくれているのでしょう。

 もともとゆばは中国から来たものですが、こうしてルーツの大陸に紹介してもらえるのはとてもうれしいことです。栃木県は、温泉・食べ物・奥日光の自然・世界遺産と観光資源に恵まれています。このことを再確認して私たち地元民も頑張らねば。

 香港も何度か訪れましたが、とても素敵なところです。「また、行きたい!」…きっと、これがホスピタリティの原点ですね。



2006-04-17

2006/4/17(Mon) 弥生祭 大神おはす 會所かな

 いよいよ日光二荒山神社の弥生祭です。昨日も書きましたが今日は日光市内は各町内から花家体が繰り出し、いっせいに山内目指してお囃子と共に裃姿の若い衆が練り歩きます。子供たちは昔ながらの日本髪を結い晴れ着に身を包み、家体に乗って一日中笛や太鼓を奏でます。春の歓びに酔うその様子はポスターや写真でよく見かけることがあるでしょう。

 その反面、過疎化が進んだ町内では子供も若い衆もいなくなり、付け祭りといわれるこの家体の行列に参加することが出来ません。しかし祭礼としてのしきたりは途絶えることはなく、本町も無人の會所に二荒山大神だけがひっそりと…御神酒の陰で本町の提灯はその寂しさ・悔しさに泣いているように見えます。



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