気がつけば8月も残り少なくなりました。猛暑といわれながらも、朝晩は涼しい空気に思わず深呼吸したくなります。
数日前に処暑を迎え、どことなく季節が変わりつつあることに気がつきました。空が少し透明になって、草花の露が冷たい。土がひんやりして、木が静かになってきた。蝉の声より虫の声。
う~む。秋じゃな。見上げれば、山の木々も律儀に装いを変えようとしているのではないでしょうか。
こうなってくると、切子のグラスよりも志野の猪口で一献、といきたいところです。
気がつけば8月も残り少なくなりました。猛暑といわれながらも、朝晩は涼しい空気に思わず深呼吸したくなります。
数日前に処暑を迎え、どことなく季節が変わりつつあることに気がつきました。空が少し透明になって、草花の露が冷たい。土がひんやりして、木が静かになってきた。蝉の声より虫の声。
う~む。秋じゃな。見上げれば、山の木々も律儀に装いを変えようとしているのではないでしょうか。
こうなってくると、切子のグラスよりも志野の猪口で一献、といきたいところです。
宇都宮大学とアメリカのエール大学の林学環境学の研究者たちが、奥日光の演習林に来ました。合宿に入る前に、まずは高井家で日光名物の生ゆばのランチ。伝統的日本スタイルのお膳での食事は、日米両国の学生さん方には珍しかったようです。
自然破壊、環境汚染、地球温暖化など厳しい時代になりましたが、東西の優秀な若い人がこうして森や林について真剣に学んでくれていると思うと、本当に頼もしいですね。
日光は文化財だけでなく、自然に関してもかけがえのない宝物に恵まれています。「世界の日光」の発信地として、新たな可能性に期待したくなりました。
17日、18日と輪王寺薪能が行われました。あいにく2日目の夕刻はミスト・シャワーのような雨。濡れた能舞台を一生懸命雑巾掛けするスタッフの方々です。ずっと続いた猛暑も、この涼しい雨で一息つけたのは良かったのですが、カッパを着ての鑑賞となりました。また、装束の保護のため演者は能面もつけずに紋付姿。でも、かえって能の所作をじっくりと見ることが。
毎年、輪王寺さんの薪能が日光の秋を運んで来ます。夏の終わりの境内で、暮れゆく空に響く蝉の声を聞きながら、かがり火が夕闇に映える時間までゆるりと浸る幽幻の世界。それを楽しみに都会のお客様はホテルまでとっていらっしゃいます。お天気を案じながらの開催はご苦労も多いことでしょう。
日本全国猛暑。昨日、おとといと40度を越すところも有りました。でも、さすが避暑地日光は涼しい木陰…と言いたいところですが。う~む。日光でも暑い。お盆も無事過ぎて、庭仕事も再開したところ、すぐにバテてしまいます。
そこでお昼寝のお目覚に、でっかい西瓜の氷詰め。こんなに豪快に食べられるのは、年に何日もありません。今年は、暑さのせいか、八百屋さんの西瓜もすぐ売り切れになってしまいました。日光の短い夏を惜しみつつ、その甘さを味わう幸せな午後のひととき。なんとなく子供時代を思い出すなぁ…