4月1日は日光山開山の祖、勝道上人のお命日です。滝の尾道入り口近い開山堂にはお上人の坐像が安置され、この日は輪王寺一山の僧侶や信者さんが集まり法要が執り行われます。
勝道上人は日光という未開の聖地を開き、782年ついに男体山頂上を極めました。それ以来、男体山をご神体として神仏習合の時代が、明治の神仏分離令が出されるまで続きました。
現代の世界紛争が宗教的な対立などから引き起こされていることを考えると、日光山の歴史と徳川幕府の平和から何か解決のヒントが得られないでしょうか?深山の精霊たちが僧侶の読経に耳を澄ましているように思えます。
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