日光田母沢御用邸正門です。皆さんが国道から入られるのは本来は通用門。高井家のある通りは今でこそ裏通りになってしまいましたが、もとは本町通りといって御用邸に通じるメイン・ストリートで、大正天皇の行幸啓の折には日光で一番間近に行列を見られる幅員の狭い沿道でした。
今の石田屋さん(日光甚五郎煎餅本店)の前は急勾配の坂だった為、いっせいに騎馬に拍車がかかると、蹄の音も高く、たてがみは風になびき、朱色に菊の御紋章も鮮やかに天皇旗は翻り、それは最高のドラマであったと聞きます。
今、御用邸正門通りをもう少し見直そうという声が地元の女性たちから上がり始めました。
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