高井家の端午の節句飾りです。蔵の中には鍾馗様など五月人形がたくさんありますが、この季節は忙しいこともあっていつもこの兜と弓・太刀だけしか飾れません。お雛様とは大違いです。しかも太刀は主人が子供の頃チャンバラごっこで壊してしまったので20年ぐらい前に新調したものです。
実は、毎年ありがたいことにこの菖蒲を届けてくださる方がいらっしゃいます。お里のほうから親御さんが送ってくださるそうですが、その方の眉目秀麗なこと!さぞかしご両親は彼の成長が誇らしかったことでしょう。その美青年も今はパパさんになっています。平和な日本に感謝しつつも、この花の紫色のみずみずしさを見るたびに男子の凛々しいお節句をうらやましく思います。
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