2012-03-11

2012/3/11(Sun) 掛け軸は 雪消え竹声寒しと 言うけれど

 さすがに3月の雪はそこはかとなく消えていきそうな風情が。

みぞれに濡れた赤い敷き松葉に粉雪が…。灯りのともりはじめた夕暮れの池。静かな山にもところどころ木々の芽吹きが。ひょっとして、日光は今が一番美しいかも。

いつもこの季節、床の間に掛けるお気に入りの書があります。

「林外雪消山色静。窓前春浅竹聲寒」

う~む、ぴったりではないですか。誰の詩なのでしょうか。ちなみに書の落款は「藪鶯堂書」とありました。藪のうぐいす。これまたしゃれた号ですね。



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