先日、町内で八坂祭が行われました。以前は神輿も出て、法被姿の男衆も見られたのですが、町内も過疎化で神事だけとなりました。その昔、夏になると疫病が流行ったので、その災いを沈めるために八坂大神様にお願いしたそうです。
高井家では、毎年、玄関先にお天王さんにお供えを飾ります。胡瓜と、何故か自家製きんつば。
昔は、八坂祭を過ぎなくては胡瓜を食べられなかったそうで、今のように一年中の野菜ではなかったのですね。
でも、きんつばは、何故なんだろう…?
先日、町内で八坂祭が行われました。以前は神輿も出て、法被姿の男衆も見られたのですが、町内も過疎化で神事だけとなりました。その昔、夏になると疫病が流行ったので、その災いを沈めるために八坂大神様にお願いしたそうです。
高井家では、毎年、玄関先にお天王さんにお供えを飾ります。胡瓜と、何故か自家製きんつば。
昔は、八坂祭を過ぎなくては胡瓜を食べられなかったそうで、今のように一年中の野菜ではなかったのですね。
でも、きんつばは、何故なんだろう…?
先月のことで恐縮ですが、4月17日は二荒山神社の弥生祭でした。この小さなかわいらしい家体は、西町の当番、板挽町の本家体のお囃子にくっついて廻りました。
日光は昔大火があったので、今は、宮大工の技が光る漆塗りの本家体を所有する町内は残り少なく、この茶瓶の家体も貴重です。近づいてよーくのぞいたら、茶瓶ではなくて、お酒の徳利が熱燗になっていました(笑)。粋なおじさんは気になってしかたないみたい。
17日は、東照宮の秋の大祭。千人行列が行われました。お天気に恵まれ、多くの参拝・見物のお客様が訪れ、歴史絵巻を堪能しました。
そのにぎやかな表参道から少しそれて、旧社務所の前にさしかかると、そこは人通りもなく静かで別世界のよう。今は美術館として公開されていますが、ここから、滝の尾道に通じる裏道は、華やかな参道とは又違った趣のある日光の散策が楽しめるかもしれません。
落ち着いた佇まいの美術館の門からのぞく紅葉が、通りかかる人を芸術の秋へいざなっているかのようです。
今日は氏神様、二荒山神社の弥生祭でした。あいにくの雨で寒い一日となりましたが、とどこおりなく神事、つけ祭りとも執り行われました。日光地区の東西12町内から花家体が献備され、お囃子が奉納されます。
昼どきには、神社境内において「名刺交換」という町内ごとの使者の挨拶まわりを受ける儀式があります。普通は膝まずいて口上を述べるのですが、雨天の時は立ったまま受けるのを初めて見ました。
これは、西町当番町の大工町さんのハンサムな「若いしさん」が礼儀正しく使者を待っているところです。かっこいいなー。
いよいよ日光二荒山神社の弥生祭です。昨日も書きましたが今日は日光市内は各町内から花家体が繰り出し、いっせいに山内目指してお囃子と共に裃姿の若い衆が練り歩きます。子供たちは昔ながらの日本髪を結い晴れ着に身を包み、家体に乗って一日中笛や太鼓を奏でます。春の歓びに酔うその様子はポスターや写真でよく見かけることがあるでしょう。
その反面、過疎化が進んだ町内では子供も若い衆もいなくなり、付け祭りといわれるこの家体の行列に参加することが出来ません。しかし祭礼としてのしきたりは途絶えることはなく、本町も無人の會所に二荒山大神だけがひっそりと…御神酒の陰で本町の提灯はその寂しさ・悔しさに泣いているように見えます。