紅八重しだれ桜の上の山鳩。朝からずーっと動きません。
山は時雨れて凍てつく高い木の上で何を考えているのでしょう。厳しい静かな時間が流れる中で、なんだかとても寂しげな、それでいて安らかな気持ちになりました。
う~む。「孤高の鳥」か…。
でも、本当はエサを探しているだけだったりして。
紅八重しだれ桜の上の山鳩。朝からずーっと動きません。
山は時雨れて凍てつく高い木の上で何を考えているのでしょう。厳しい静かな時間が流れる中で、なんだかとても寂しげな、それでいて安らかな気持ちになりました。
う~む。「孤高の鳥」か…。
でも、本当はエサを探しているだけだったりして。
7月4日の朝5時半ごろ、庭の池の大灯籠の笠の下になにやらぶる下がっています。
オニヤンマが羽化している!!大きなヤゴから、今まさに生まれたばかり。例の阪神タイガース模様の黒と黄色の縞もまだ淡いコントラスト。クリックして拡大してみて。
この1時間後に再び見に行った時はすでに飛び立ち、文字通りもぬけの殻でした(笑)。
トンボは英語でドラゴンフライ。本当に貫禄十分の大きさです。そういえば昔、「7月4日に生まれて」というタイトルの映画がありましたね。
池の掃除をしていたら、ザゼンソウや水芭蕉の葉っぱの上にモリアオガエルが見え隠れ。最近は、夜通し合唱していると見えて、昼間は眠たそうにぼーっとしています。
個体の大きさによって、声のトーンが違うのですが、これはわりと小ぶりなので優しいかわいい男の子かな。ラブソングでのプロポーズは成功したのでしょうか?
庭掃除をしていたら、カキツバタの葉にヤゴの抜け殻発見。そういえば大女将が、昨日シオカラトンボが飛んでいたと言っていました。
この造形のリアルさ。とても空っぽだとは思えません。梅雨明けの空を見上げながら羽化する瞬間がそのままフリーズ。なんか、虫たちも苦労の多い生涯なんでしょうね…
長い間ご無沙汰しておりました。もう7月。今日は七夕です。久しぶりに池の掃除をしておりましたら、ヤマアカガエル君と遭遇。カメラと同じぐらいの大きさです。
今年はあまり鳴き声を聞きませんでしたが、彼女は見つかりましたか?それとも、この子は女の子なのでしょうか?
天の川は見えそうもない天気ですね。
いた!いた!こんなところに。毎日可愛い声を聞かせてくれるモリアオとシュレーゲルアオガエル。庭掃除をしていたら、木登りの最中でした。
いつも、この2種類の見分けがよくわからないのですが、この大きさだとシュレーゲルかな?でも、水かきが発達しているのでモリアオかな?背中の斑点は黄色いけど、横向きになると背中が角ばっていたし…
いつもお客様に、その歌声を誉められるので、つい、いい気になってしまうのでしょうか(笑)。
風が透き通って、急に秋めいてまいりました。窓を開け放った夜のお座敷。庭の外灯もなんとなくしのびやかに見えます。
すると、どこからともなく虫の声。リーリーリー、シー、ジジジジ、スイッチョン。いろいろな種類の虫の声が。
「スーイッチョン!」あれ?ずいぶん大きな声だなー。近いぞ。どこかな?
声の主の姿を探していたら、なんとお座敷の中。しかも、床の間の上の方。よく見ると、床柱につかまって、きれーいな緑色のウマオイが、一生懸命羽を震わせていました。携帯でパチリ。
床柱とは、さすが秋の主役。風流ですなー。恐れ多くて、思わず頭が下がりました。
「耳にタコ」ならぬ「耳にヤゴ」。池のほとりの寿老人の石像に、ヤゴの抜け殻が…写真をクリックしてみて下さい。
夏休みが始まると、トンボや蝉の抜け殻が庭のあちこちでみつかります。去年は蝉が14年ぶりの大発生でしたが、今年は少ないようです。オニヤンマのヤゴは多かったのですが、可愛そうなことに池に間違って梅の木消毒の農薬が入り、ずいぶん死なせてしまいました。この時期は、植木屋さんが入るので、庭の環境も変わり、生き物たちの生態系も変化し、来年のこの季節が来るまで待たなければ。
せっかくのイヤリングは、夕立の激しい雨で、2,3日で取れてしまいました。寿老人さんも、つかの間のおしゃれでしたね。
昨日の朝、雨に濡れたサツキの花びらを掃除していたら、なにやらシマシマの生き物が?おや!オニヤンマさん。お目覚めおめでとうございます。大きなトンボは、やはり大きなヤゴから。黄色と黒の、まるで阪神タイガースファンのような模様は力強いですね。
でも、羽化して間もないのか、近くに寄っても、空を見上げてジーっと動きません。きっと羽がちゃんと伸びるのを待っているのでしょうか。お昼には、抜け殻だけが取り残されていました。
高井家の庭でさえ、こうしてひと夏だけの生き物たちの物語が日々生まれています。日光の山々を想像すると…。自然はすごいですね!
毎日、毎日、蛙の合唱が絶好調です。今、高井家の庭の池では、モリアオガエル、シュレーゲルアオガエル、そしてやや弱気になってきたヤマアカガエルの混声大合唱です。コロコロrrr、クルクルrrr、ホエェ~♪てな感じ。
池の掃除をしていたら、シュレーゲルアオガエル君に出会いました。最近は彼等の声が一番威勢がいいみたい。蛙さんたちが喜んで鳴き始めると、どこからともなく雨雲が近づいてきて、風が湿ってくるのが分かります。日光では、いろいろな行事やお祭が続きましたが、一段落しておかみのたかみも、すっかり庭の仲間になってしまいました。
ナタデココではありません。ヤマアカガエルが産卵しました。池に繁殖したクレソン掃除をしていたら発見。どうやら毎夜のラヴコールが実ったようですなー。めでたしめでたし。池の中をはいつくばって掃除していると、仲間と勘違いして、なんと鼻歌に返事をしてくれるようになりました♪
お彼岸も終わり、日光の自然界ではいっせいに春の目覚めを迎えております。裏山を見ていると、秒速で緑が芽吹くのが分かるくらいです。しかも肉眼で。
(老眼だから遠くがよく見えるのかなぁ…)
カエルの卵は貴重な環境のバロメーターだそうです。残された自然を大切にしたいですね。
3月14日の夜から、庭の池でなにやら怪しげな声がします。ほぇ~、にょへ~、ほにゃらら~♪…???耳を澄ますと、まるで小動物がお話をしているみたいなのです。それにしても、力の抜ける声だなぁー。もしや、と思ってネットで「カエルの鳴き声」を調べたら…
ヤマアカガエル君でした。そういえば、去年の6月頃、見慣れないカエル君を見つけ、日光NEWSに写真を載せましたっけ。(再度登場願いました)
高井家では、毎年4月の10日頃、モリアオガエルがいっせいに鳴き始めます。今年は、それよりもひと月早く目が覚めた美声の持ち主。混声合唱の日も近いかも。
高井家の駐車場の紅葉も寒風に丸裸です。これは、なんの巣でしょうか…?去年から、頬の白いきれいな小鳥が出たり入ったりしていましたっけ。なにやら運んでは、ちゅっちゅくしてましたが、それにしても見事な半円形のおうちですねー。
あまりにも冬が厳しいので、暮れからどこかへおでかけ。こんなに上手に作った巣を忘れないでね。もう少し暖かくなって葉っぱがフサフサする頃には、誰からも見えなくなって安全です。今は、やっと西日があたるとそこだけ春が来たように見えます!
いよいよ夏休みも終わりです。今年は9月の初めが土日なので、宿題の追い込みの寿命が延びたようですね♪
暑かった夏のためか、本当にたくさんの蝉の抜け殻が見つかりました。農学部の先生のお話では、14年ぶりの大発生とか。今でも高井家の庭ではあちこちの枝にぶら下がっています。
あんまり多いので、長男太郎が「ご自由にお持ち下さい」と看板を作って玄関先に置いておきました。でも、珍しくもないのか貰い手もなく蝉さんの抜け殻はしょんぼり取り残されて…
そういえば夏休みの間、表で元気に遊ぶ子供たちの姿は見かけなかったような気がします。
夏の子供たちはどこに行ってしまったのでしょうか。
今年の梅雨は長かったー。梅雨明け宣言はまだ出ませんが、おかみのたかみの野生本能は、とっくに夏を迎えました。最近は、雨の恵と、太陽のおかげで庭の草の伸びるのが早いこと!植木屋さんがなかなか来ない高井家の庭は、一年で一番フサフサの時期です。
植木の新芽が一雨ごとに伸びていくのに感心してボーっとしていると、間近で蝉の合唱。あの声を聞くと、どうも、「梅雨明けしたよ。早く宿題しないと夏休み終わっちゃうよ。」と蝉さんにせかされているような…
おやおや。新顔発見!ユキノシタの葉っぱの影に、なにやら茶色い生き物が。高井家の池には、いつものモリアオさんだけでなく、アカガエルもいたのでした。シュレーゲルアオガエルもいますから、少なくとも3種類の蛙さんたちが毎日合唱しているわけですね。
そういえば、コロコロコロrororo…、ケロケロクククク…という声に混じって、コワー♪コワァー♪という絶妙な合いの手が入っているような。合唱になったり、追いかけて輪唱になったり、雨の日も晴れの日も、まことににぎやか!短い日光の夏。プロポーズの相手を間違えないようにお願いします。
明日からちょっとお出かけしますので、無事カエルことを祈って下さいね。
藤棚の花の房を切っていたら、なにやらモコモコした木の枝の集まりが。おやおや今年の高井家の鳩さんは、こんなところにも巣作りを…
大雨の日でも卵を抱えているのか、じっとしてびくともしません。カップルの片割れが、木の枝やワラを口にくわえて行ったり来たり。チョンチョンと藤棚を伝って相手の近くまで来ると、お互いに目を見つめ合っています。う~む。仲がよろしいなー。
しかし、どちらがお父さんで、どちらがお母さんかわかりません。だって、最近はメスの方がたくましいですからね。
寒いよー。本当に寒かった!弥生祭の翌日も雪が降りました。せっかく春が来たと喜んだのもつかのま。日光は再び冬になってしまいました。庭の花たちや生き物も戸惑っています。
そーです!今年も目覚めました。高井家名物、モリアオガエルの合唱!今年の初鳴きは4月12日でした。なんと去年と同じです。よくまあ、カレンダーもないのに正確だこと。ただ、12日のあと、寒さのぶり返しでしばらくお休み。今夜から復活しました。
きっと鳴いてはみたものの、「あれ?季節をまちガエル?」と言ったかどうか…写真は去年の木登りモリアオ君。今年はまだ声だけの再会です。
今年も2階の軒下に鳩さんが巣を作りました。しばらく庭でクーック、クッククー、と鳴きあっていたと思ったら…ということは、お見合いが成立して、卵が巣の中にいるのでしょうか?いつも1羽がずーっとお守りをしています。
最近は急に霜が降りたり、雷が鳴ったり、大風が吹いたり天候が不順。雛がかえるまで親も心配ですね。鳩さんが来ると、高井家の庭の生き物たちがそろそろ目を覚まし始めます。
それにしても、ここで生まれた鳩さんは、大きくなるとどこに行くのでしょうか?毎年2羽育って行くのですが。
あーあ、夏も終わりになるというのに、庭ではまだ蝉の抜け殻があちこちに。背中が割れて、なんだか痛そう。さぞかし変態の作業はたいへんだったでしょうに、こんなにもあっさりと殻を置いていってしまうものなのでしょうか。今さらゆく夏を惜しんで力の限り鳴いたとしても、暑苦しいだけ。蝉さん、あの魅惑にみちた夏の始まりはもう二度と戻ってこないんだよ…
この間まで、私も新しい形にあこがれていましたが、さりとて古い殻を何処に始末しようかと考えると、やっぱり情けなくいつまでも過去を引きずってしまいます。捨てられないものですね。この蝉の抜け殻も、今年は貰い手が無く、袋にたまっています。