高井家の春の庭本番。
すっかり霜柱も消え、雪の心配もなくなるころ高井家の庭に春がやってきます。
今年のヤシオツツジは早かったー。
例年より10日早いかな。
いつもは二荒山神社の弥生祭の頃に咲くのですが、今年は町中でもすっかり咲いています。
お祭りのお囃子の音が聞こえてくる季節。
初鰹も恋しい季節。
子供たちの新学期の準備に忙しい季節。
様々な思い出をのせて、あたたかな風が吹いてきます。
高井家の春の庭本番。
すっかり霜柱も消え、雪の心配もなくなるころ高井家の庭に春がやってきます。
今年のヤシオツツジは早かったー。
例年より10日早いかな。
いつもは二荒山神社の弥生祭の頃に咲くのですが、今年は町中でもすっかり咲いています。
お祭りのお囃子の音が聞こえてくる季節。
初鰹も恋しい季節。
子供たちの新学期の準備に忙しい季節。
様々な思い出をのせて、あたたかな風が吹いてきます。
高井家の庭。春の使者その3。
ショウジョウバカマが満開です。
しかも庭のあちこちに!
なんだか今年はいろんな花の株が増えています。
去年に比べて雪が少なかったせいか、庭の花たちも伸び伸びしています。
お花も咲き始めは初々しくて色もきれい。
そして集まると賑やか!
まるでお年頃の娘さんのようですね。
高井家の庭。春の使者その2。
水芭蕉も三月末から咲き始めました。
今日は外国のお客様がいらっしゃるので、事前に庭の花の名前を予習しなくちゃ、というこで辞書。
水芭蕉…。Water Lily でどうかな?
水辺に咲く清楚な白い花だもんね。
あった!あれ?
……Skunk Cabbage。
スカンクキャベツ?
あんまりだなー。本当?
高井家の庭。春の使者その1。
今年はカタクリの株が増えて、どんどんお座敷の前まで行進中で、可憐な姿を見せてくれています。
でも、花が目立つまでは小さな芽なので、雪解けや霜解けの直後はわからなくて踏んづけたりして…。
ごめんね。
と謝ると、いいえ大丈夫です、と頷いているような姿です。
強飯式の掛け軸の続きです。
奈良時代に勝道上人が日光山を開いて盛んになった山伏の修行。
御本尊のお供えを人々に分かち与えたことが起源と伝えられています。
三升の山盛りご飯を「七十五杯残さず頂戴しろ!」と責めながら差し出す山伏に、裃姿の頂戴人は頭を下げて、そのご飯を高くおしいただく姿は迫力満点。
実は、この椀はすごく重い上に、口上が長く続くのでますます重くなり、腕が大変。
九代目も何年か前頂戴人を努めました。
先代から、亡くなる前に内緒で、
「ご飯を掲げながら肘を畳につければ楽だぞ」
と聞いていたので大丈夫だったそうです。
しかし、お腹がつかえて前に伏せることができない人はどうだったのでしょうか。
やはり、何事も腹八分目ですね。
強飯式が終わると、さあ、これで日光にも本当の春が来ます。