去年の大雪で全壊した藤棚。
2回の再建工事を経て、生き返りました!
例年になく美しい花の房をつけて蔵の前を彩ります。
きっと、みんなに大丈夫かなと心配されて、植木屋さんにも優しくされて、愛が伝わったのでしょうか。
この藤の花が咲くと、秋に葉が落ちるまで、おかみのたかみはほとんど庭におります。
地面とお話しながらね。
去年の大雪で全壊した藤棚。
2回の再建工事を経て、生き返りました!
例年になく美しい花の房をつけて蔵の前を彩ります。
きっと、みんなに大丈夫かなと心配されて、植木屋さんにも優しくされて、愛が伝わったのでしょうか。
この藤の花が咲くと、秋に葉が落ちるまで、おかみのたかみはほとんど庭におります。
地面とお話しながらね。
殿様がお越しになるので、大きくなった池の水芭蕉の葉を刈り取ろうとしたら、昼寝のカエル君を起こしてしまいました。
4月14日から、7月中旬まで可愛い声で合唱してくれるキミ。
昨日は、ホウキの先でデッカイ落ち葉だなと思って掃いたら、ヤマアカガエル君でした。
いろいろなカエルがいる高井家の池です。
5月5日。端午の節句。
お雛様の時と違い、飾るのがすっかり遅れた兜。
しかも、今年はご法事・ご祝儀が次々に続くので客室の床の間に飾れず廊下に飾りました。
こうして見ると、入江観画伯の蒼と緑の絵の前はなかなか似合います。
子供たちが小さい頃、毎年GWの忙しさをぬって5月5日は休みを取り、近所の滝の尾道(行者道)を歩きました。
兄妹そろって学問の神様と言われる道真公の祠で手を合わせたり、字が上手になるように手掛け石をなでたり、小さい後ろ姿が可愛かったなぁ…。
最初はおんぶしたり手を引いたりした彼らも、高校生ぐらいになると親を抜いてどんどん山道を駆け登り、先に白糸の滝や運試しの鳥居で待っているようになったっけ。
そんなことを思い出しながら、ラインで
「こどもの日は毎年行者道行ったよね。懐かしいな~」
とメッセージを送りました。
ところが、返ってきたのは犬の顔のスタンプだけ。
こどもの日というのは、子の成長を願う親のためにある、ということですね。
今年は28株になったクマガイソウ。
なんだか例年より早いなぁ。
いつもは順繰りに咲くのですが、今年はいちどきに咲いてしまいました。
床の間の籠に活けようと思って近づいて、ハサミを入れる順番を思案中。
本当は花を枯らして種がこぼれるのを待つほうが良いのでしょうが、こんなに咲いているから大丈夫ですよね。
今までは山草好きのお客様たちの顔を思い浮かべながら、それぞれのご予約の日程に合わせてちょうどよい咲き頃の花を選ぶが恒例だったのに。
う~む、どれにしようかな。
今、高井家の庭は牡丹の花が満開です。
連休中の暖かさで、一気に咲きました。
朝、まだまだ固いと思っていたつぼみが、本当にあっという間にいっせいに開いたのです!
花が目覚めたのか?
それとも自分が目覚めたのか?
庭の向こうの山の緑も見上げるたびに萌え揺らぎます。
もう、鶯なんて朝からケキョケキョ、キョロロロ~♪
声につられて窓辺を見ると、すぐそばのイチイの木の枝で鳴いています。
「テープですか?飼っているのですか?」
都会のお客様によく聴かれますが、
「いた、いた!あれが鶯なんだ~」
と妙にその姿の地味さに感心していらっしゃるのが面白いです。