「七十五杯、残さず食べろ!」と山伏姿の僧侶が大杯のお酒や三升の山盛りのご飯をもって大名役の受者に迫ります。この強飯式は有名ですが、案外地元の人も実際に見たことのある人は少ないかもしれません。私も初めて見たときは、その迫力にびっくりしました。http://www.rinnoji.or.jp/ちょっと写真を拝借。
その強飯の儀の面白さもさることながら、前半の護摩焚きの儀式が厳粛で素晴らしいです。三仏堂の奥で一山の僧侶が唱える声明と暗闇の護摩の炎がとても神秘的です。
おまけに式の後「縁起がらまき」といってお堂の欄干から福を撒きます。何年か前、うちにホームステイしていたカナダの留学生はビデオデッキが当たりました!姪はカラーテレビ!毎年4月2日強飯式のがらまきは節分より穴場です。これは内緒話。