2006-08-11

2006/8/11(Fri) 突然に うろたえもせず 夏ズイセン

  出たー!4月10日の日光NEWSで、ラッキー君のシルエットつき「影ながら花待ちわびる夏ズイセン」の続き。あのフサフサの葉っぱが溶けた後、茎が一晩で15センチも伸びる花です。彼岸花の仲間で、何もなくなった地面からある日突然のようにつぼみが天に向かって生えてきます。

 あまりにも急で心の準備も間に合わないほどですが、当のお花は可憐なのにたくましく長持ちします。あれ?よく見ると、一本だけ途中でポキッと折れている!ラッキー君がいたずらをして折ってしまったみたい。

 この花が咲くと、油蝉が鳴いて、宿題も忙しくなり夏休みも後半戦。そういえばいつの間にか立秋も過ぎていました。はぁ~…あまりにも短い夏だぞなもし。



2006-08-07

2006/8/7(Mon) 藤棚の 風が知らせる 羽根の主

  あれ!?いつの間にか鳩さんが藤棚の木陰に新しい巣を作りました。このところ厳しい暑さで、さすがに2階の軒下では屋根の照り返しがきついのでしょうか。緑の葉っぱがフサフサとして、しかも風通しが良い藤棚は、まるで夏の別荘といった具合ですねー。庭掃除をしていると、時々抜けた羽根がふわりと落ちてくることがあります。藤棚の下で昼寝をしているラッキー君のことなんか全然気にしていないみたいです。

 でも、明日から台風7号が近づいてくるそうですが、だいじょうぶかなー?いっそのことラッキー君の小屋に入れてもらえば良いのにね。



2006-08-05

2006/8/5(Sat) 電飾の 夜に和楽の 笛太鼓

行ってまいりました、和楽踊り!昨晩は清滝にある古河電工の記念祭「日光和楽踊り」がありました。もともとは大正天皇の民間工場視察の栄誉を祝うという発祥でしたが、なんと今年で100回目。一時は3万人もの人出で全国でも有数の盆踊りだったそうです。娯楽の少ない企業城下町において、庶民がもっとも楽しみにしている一大イベントでした。

特に、さすが電工さんの得意技、豪華な電飾は夜目にもレトロな雰囲気。懐かしい夜店の電球色とあいまって、「日本の夏」というムード満点。でも、あの電飾は、電気が珍しい100年前にはきっとハイテクの先端だったのでしょうね。レーザーショーとか変に近代化しないところが、かえって素敵です。



2006-08-04

2006/8/4(Fri) 我もまた 殻を脱ぎたし 夏休み

 あ~、やっと「夏休み!」といえるようなお天気になってきました。高井家の庭にも蝉の抜け殻が目立つようになりました。今年の長い梅雨。人間様はオタオタと、本当にどうなることかと思いましたが、虫たちはちゃんと体内カレンダーがあるのですね。

 こうしてリアルな形の抜け殻をじーっと見ていると、私も古くなった殻を脱ぎ捨てて、リフレッシュしたくなります。そういえば、子供の頃は夏休みが来るたび成長して、身も心も大きくなっていたような気がします。でも、蝉さんのように土の中で辛抱する根性がなくちゃね。石の上にも3年、じゃなかった土の中にも7年か……おかみのたかみは苦節50年。えい、どうじゃ!?



2006-07-28

2006/7/28(Fri) 梅雨空を はらうがごとく 日光城

 青空を仰ぐ堂々たる日光城。じゃなかった、じつはこれは日光市役所(日光総合支所)の庁舎です。明治38年に国会議員小林庄一郎氏がホテル経営を目指して建設しました。その名も「大名ホテル」。当時では35万円の大金と15年の歳月を掛けて完成しましたが、ついに開業することなく、後に古河電工、進駐軍、再び電工の所有となり、昭和24年に日光町に寄付されました。

日本で最古の市庁舎と言われ、私たち日光市民の自慢の役場です。作った人もお大尽だし、寄付した電工もえらい。昔の日光はスケールが大きかったんですね!



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