夕べ9時ごろ、霧降で火災発生というサイレンが鳴り、高井家の目の前の日光消防第2分団からポンプ車が出動しました。助手席に乗っているのは九代目。そうです、彼はあるときは板前、あるときは地元消防団員なのです。
さいわい、火災はたいしたこともなく放水まで至らずに済んだそうですが、2,3日前にも奥日光で火事があり、その時は夜中の3時。いろは坂を登って途中まで行くと、鎮火の報が入ったそうです。なにせいろは坂は一方通行。しかたなく上まで登り、折り返してきました。
これから、冬にかけて火の用心ですね。
夕べ9時ごろ、霧降で火災発生というサイレンが鳴り、高井家の目の前の日光消防第2分団からポンプ車が出動しました。助手席に乗っているのは九代目。そうです、彼はあるときは板前、あるときは地元消防団員なのです。
さいわい、火災はたいしたこともなく放水まで至らずに済んだそうですが、2,3日前にも奥日光で火事があり、その時は夜中の3時。いろは坂を登って途中まで行くと、鎮火の報が入ったそうです。なにせいろは坂は一方通行。しかたなく上まで登り、折り返してきました。
これから、冬にかけて火の用心ですね。
アメリカの友人いわく、サンフランシスコの美術館のパーティで、12月に各国のメンバーがお国自慢の衣装を着て、ファッションショーをするそうです。何か着物を貸して、と言われ、すぐ思いついたのがこの帯。何年か前、紫のちりめんにサンタクロースやクリスマスツリーの絵を描いてもらいました。それ以来、暮れの外国の方々とのパーティには欠かせないお気に入りのアイテム。緑の八掛けに赤の帯締め。帯止めは松ぼっくり!ちょっと拡大してみて。
12月クリスマス一色の外国で、きっとこの帯は大人気でしょう。高価な西陣も素敵ですが、こんなユーモアも、国際親善にぴったりかもしれませんね。
でも、貸している間、私は締められないということか…
今日は十三夜。外国人の友人には「セカンド・ツキミ」と教えてあげました。日光ではお団子は十五夜は15個。十三夜は13個。でも、地方によりどちらも12個(1年の月の数)というところもあります。高井家のお団子は13個でしたが、友人には忌み数なので、12個作ってお届けしました。
この頃になると樋口一葉の「十三夜」を思い出します。私は主人公のおせきのまねをして、黒の長い羽織を作ったこともありました。人生のままならぬせつなさを描いた名作です。
今年は子供たちもいない静かなお月見。大人だけでしんみりとお酒を飲みました。神橋でのイベントも、今回はお天気大丈夫だったようで、よかったですね。
今日は輪王寺境内にある逍遥園という日本庭園で、観楓会がありました。日光では、春の観桜会と並んで、紅葉をめでる行事は盛んで、社寺だけでなくいろいろな場所で行われます。今年の紅葉は遅い、早い、赤がいい、黄色がいいと、毎年ながら新たな気分で、その美しさに感嘆するのです。
輪王寺逍遥園は小堀遠州作といわれる回遊式の庭園で、ゆったりとした池の周りの楓も、とりどりに色づいてとてもきれいでした。
九代目はお出入り業者の会の幹事長なので、おかみのたかみは今日は大女将と一緒に「嫁姑そば」を売りました。この間まで「夫婦そば」と冷やかされましたが、今度はしょっぱいかな…
高井家の庭のあやめは今満開。春の写真ではありません。後ろに色づいたドウダンツツジが見えます。そうです、5月にも歌ったあのアヤメが、再々度咲きました。四季咲きといって、春、夏、秋、そしてもう霜が降りるか、という頃まで咲いてくれます。
最近、紅葉シーズンでおかみのたかみも超忙しく、日光NEWSをなかなか更新できずじまい。気がつけば、いつのまにか紅葉前線もいろは坂を下り、御用邸あたりまで迫ってまいりました。
これから1週間ぐらいは、山内の二社一寺付近もだんだん彩づいてくることでしょう。連休中は国道の渋滞が心配ですが、たまには車を降りて歩いてみるのも良いかもしれませんね。