今日は4月1日。「開山会(かいざんえ)」です。奈良時代766年に日光山を開山した勝道上人の命日です。東照宮裏の古道・滝尾道入り口近くの開山堂で法要が毎年執り行われます。そのお堂に裏には勝道上人のお墓があり、苔に包まれてひっそりと静かに眠っています。輪王寺一山の僧侶の鮮やかな僧衣が、まだ枯れ木の深山に美しく、読経の声も厳かに響きわたりました。
うららかな春の木漏れ日を浴びながら、滝尾道の散策はいかがでしょうか。神橋から滝尾神社まで片道1時間ぐらい。だれもいない史跡めぐりもまた格別です。
明日はいよいよ強飯式です。