2007-06-18

2007/6/18(Mon) 紫陽花や 心変わりの 花言葉

6月は本当に忙しかった…。いつのまにかこんなに時がたち、心まで移ろってしまったのか。では、ありませんが、いやぁ~、ほんとに忙しかったです。ご祝儀やご法事、茶会。

今年の日光は梅雨などとは思えない爽やかな日が続きます。先週末は「世界遺産劇場」というイベントがあり、夜の東照宮五重塔前で東儀秀樹さんや加藤登紀子さんのコンサートがありました。昼間は茶会も開かれ、たくさんの和服姿の女性が世界遺産の境内をそぞろ歩き。まことに雅な光景でした。

私も紫陽花のお菓子で、久しぶりに夜のお稽古で一服。結構なお点前で…。やっぱり心のゆとりは忘れてはいけませんです。



2007/6/18(Mon) 睦みあう 鳩の姿に 教えられ

  藤棚の花の房を切っていたら、なにやらモコモコした木の枝の集まりが。おやおや今年の高井家の鳩さんは、こんなところにも巣作りを…

 大雨の日でも卵を抱えているのか、じっとしてびくともしません。カップルの片割れが、木の枝やワラを口にくわえて行ったり来たり。チョンチョンと藤棚を伝って相手の近くまで来ると、お互いに目を見つめ合っています。う~む。仲がよろしいなー。

 しかし、どちらがお父さんで、どちらがお母さんかわかりません。だって、最近はメスの方がたくましいですからね。



2007-06-03

2007/6/3(Sun) 日光の 朝露は知る 神仏習合

昨日は、輪王寺紫雲閣にて、NCIA(日光市国際交流協会)とNSGG(日光善意通訳ガイド)の共催で「日光山の信仰」について、教化部長様・浄土院ご住職の講演がありました。

国際化が進む中で、日頃外国の方々に日光を案内解説しながら、実は自分たちもその歴史について知らないことが多いという反省から、社寺の方に本物の日光について教えていただこうという企画です。

浄土院様のお話は、日光がなぜ信仰の霊山に選ばれたか、ということから始まりました。その理由として「風と光と水」。日光の自然の美しさをあげられ、神も仏も一緒だった古代からのその偉大さと日光山の歴史に感じ入りました。



2007-05-31

2007/5/31(Thu) 滝の尾に 神が降りたる 5月かな

  5月25日は滝尾神社のお祭でした。続いて28日は、二荒霊泉に日本酒の出来を報告し感謝する報醸祭が行われました。滝尾神社の傍らには「酒の泉」という清水がこんこんと湧き出る泉があります。男体山の雪どけ水が山の中を伝わって地上に出るまで、いったいどのくらいの時間が流れているのでしょうか。

 今年の春は忙しい忙しいと言っているうちに、こごみはすっかり伸びてしまって、山椒の木の芽も大きくなってしまいました。明日から6月です。カツオもろくに楽しんでいないというのに、山の若葉はもうフサフサです!

 自然の生命をはぐくむ時間に比べて、人間の自分勝手な時間のなんと愚かなことか…



2007-05-22

2007/5/22(Tue) 藤の香に 染まりて午後の 狂ほしき

  東照宮さんの春季例大祭も無事終わり、、気がつけば

高井家の庭の花も、毎日つぎつぎと新顔が咲き始めています。藤棚の下では、今年もラッキー君が気持ちよさそうに昼寝をしています。それにしても、寒さのせいか遅れた開花。でも、花芽はいっぱい。きょうはきっとピークかもしれません。

 藤棚の下に立って、藤の花の甘い香りのシャワーを浴びていると、時間が止まっているような錯覚と、懐かしい記憶を思い起こさせるような心地よさに、ついふらふらと夢の世界へ誘われてしまいます。子供の頃、東京の大きな藤棚のある料亭の庭で遊んだことを思い出しました。



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