明けましておめでとうございます。暦はいよいよ平成二十年。ネズミ年です。もう1月3日。おかげさまで高井家もおせち作りを大晦日の朝に無事終わり、やっと新年を迎えることが出来ました。
おせちだけでなく、いろいろな準備が最後まで続き、本当に忙しい年の暮れでした。嬉しかったのは、大きくなった子供たちが帰ってきて、手伝ってくれたことです。暮れは高井家の年越しのしきたりを覚えることで重要なひと時。
旧年中はたいへんお世話になりました。本当にありがとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
明けましておめでとうございます。暦はいよいよ平成二十年。ネズミ年です。もう1月3日。おかげさまで高井家もおせち作りを大晦日の朝に無事終わり、やっと新年を迎えることが出来ました。
おせちだけでなく、いろいろな準備が最後まで続き、本当に忙しい年の暮れでした。嬉しかったのは、大きくなった子供たちが帰ってきて、手伝ってくれたことです。暮れは高井家の年越しのしきたりを覚えることで重要なひと時。
旧年中はたいへんお世話になりました。本当にありがとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
お正月の高井家の庭。1月2日の早朝です。なんともいえない清らかさ。敷き松葉もうっすらと雪化粧。青銅の鹿さんもミニ神橋を寒そうに渡りました。
日光では大晦日の晩から元旦にかけて、除夜の鐘、斎旦祭など年越しの行事があいついで執り行われます。護摩焚きの警護に地元の消防団として参加した九代目は、そのまま社寺のお手伝いに…帰宅するのは午前2時ごろ。こうしてもう何十年も、紅白歌合戦を見ることもなく新年を迎えるのです。毎年、初詣のお客様の来訪の様子で、その年の景気を自己流に予想するのですが、今年は最初はなんとなくパッとしませんが、実は底力のある経済だそうです。
ふ~む。なかなか当たりそうな気がします。期待しましょう。
1月2日。田母沢御用邸で、「オープン初釜」が行われました。日光市国際交流協会との共催です。この初釜は、国際化の第一歩としてお正月遊びや書初めなど日本文化を伝承しようということで、高井家でおととしまで行われていました。去年から合併のためリニューアルして、より多くの人に楽しんでもらおうということで、会場を御用邸に。
格調ある日本庭園とお座敷ながら、どなたにも開かれた気軽に初茶をいただける贅沢なお席です。また、御用邸も2日からオープンなので、語呂もぴったりです。今年も世界各国からのお客さまがお見えになり、抹茶で一座建立。世界の平和を祈りたいものですね。
暮れとは思えないぐらい暖かい朝です。高井家でも新年の準備が大体整いました。庭の敷き松葉、蹲と井戸の青竹だけですっかり新年らしく。松飾り、注連飾りも首尾よく完了。
こうして、毎年毎年、同じことを繰り返しながら、年のあらたまる手続きを踏んでいくと、メビウスの輪のように終わりのない永遠の時の流れの中にいることに気づかされます。
「去年今年貫く棒のごときもの」…と詠んだのは高浜虚子でしたっけ。うまいこと言うなぁ。でも高井家の場合。やはりぐるっと目がまわるうちに年が明けている、という情けなさです。
今日は二荒山神社で、古神札焼納祭が執り行われました。一年間、家運をお守りくださったお札やしめ縄などをお焚きあげにする儀式です。高井家でも、数々のお札と共に、大きな達磨さんに目を入れて、一年間の無病息災に感謝して納めました。
今日の日光はおだやかな天気で、宮司様をはじめ神主さんたちが勢ぞろいして祝詞をあげる光景は、「神聖で美しい日本のかたち」をまさに体現しているようです。
あと何日か後には、この境内も初詣の参拝客で賑わうのが信じられないくらい静かなおごそかな午後でした。