池の周りのカタクリが満開です。寒い朝晩は閉じていて、太陽が出ると、薄紫の花弁が反り返ってイナバウアーのよう。うつむいて咲くその風情は、なんとなくもの想いにふけっているようにも見えます。
毎年この時期になると、新しい生活のスタートがあちこちで聞かれます。おかみのたかみも、じーっと花を見つめているうちに…。何年もずーっと同じ仕事を続けながら、ふと、これで良いのだろうか、と自問自答しながら、慣れに安心しないように気をひきしめてがんばらなくちゃ、と思うのであります。
そんなこの頃ですが、今日は、結納のお客様や、フランスからのお客様がお見えになり、とても華やいだ一日でした。