皆様、ご心配をおかけしました。日光はやっと元気になってまいりました。17日は二荒山神社の弥生祭。付け祭りのお囃子家体は出ませんでしたが、神事はつつがなく執り行われました。
高井家九代目は祭礼ご奉仕のため客殿へ。直会(なおらい)が一段落して、ひと休み。後ろの掛け軸は、どうやら和亭(かてい)の松鶴図のようですね。江戸から明治にかけての画家です。九代目はわかっているのかな…顔のアップより絵が見たい(笑)
皆様、ご心配をおかけしました。日光はやっと元気になってまいりました。17日は二荒山神社の弥生祭。付け祭りのお囃子家体は出ませんでしたが、神事はつつがなく執り行われました。
高井家九代目は祭礼ご奉仕のため客殿へ。直会(なおらい)が一段落して、ひと休み。後ろの掛け軸は、どうやら和亭(かてい)の松鶴図のようですね。江戸から明治にかけての画家です。九代目はわかっているのかな…顔のアップより絵が見たい(笑)
高井家の復興シリーズみたいです。蔵の戸が開くようになり、昔の蕎麦屋時代のせいろが出てきました。本物の堆朱塗りが渋いなぁ。蕎麦猪口は乾山て書いてある。
ところで、最近お客様から特別注文が多い蕎麦をそろそろ復活させよう!と、張り切っている人が…
いよいよ伝来レシピのそばつゆの出番ですね。
地震で崩落した明治42年の蔵の石。修復がきかない部分は、庭の飛び石に変身…。第二の人生(石生?)を歩み始めた小豆石に、春の陽射しがやさしく降り注いでいます。
こうして、一歩ずつ復興していくんですね(笑)
3月の大地震で庭の七福神像も傾いてしまいました。一番大きかった毘沙門様は、あまりの重さに人力では無理。ベルトを巻いて蟹のような足のクレーン車で吊り上げて、無事に元通りになりました。職人さんてカッコイイですね!
石像は今までうつむいて険しい顔をしていましたが、こころなしかホッとした優しいお顔に…よかったね。
池の周りのカタクリもにぎやかになってきました。気温が上がると花弁は大きくのけぞって、朝夕はちゃんと傘をたたんだようにしぼんでいます。
この花が咲く頃、日光は一年で一番美しい躍動感あふれる季節の始まり。高井家の庭でさえ目覚めたのですから、あと2週間もすれば山は緑のシャワーです!