秋の婚礼シーズンは、紅葉🍁に助けられます。
今日は重厚な白無垢の打ち掛けの花嫁さんが映えるように、テーブルフラワーに庭の紅葉を飾ってみました。
先週は羊羹カットの飾りにも登場❣️
秋真っ只中に嫁いでいく花嫁さん、お幸せに❤️
秋の婚礼シーズンは、紅葉🍁に助けられます。
今日は重厚な白無垢の打ち掛けの花嫁さんが映えるように、テーブルフラワーに庭の紅葉を飾ってみました。
先週は羊羹カットの飾りにも登場❣️
秋真っ只中に嫁いでいく花嫁さん、お幸せに❤️
今日は東照宮の秋の例大祭。
さわやかな秋のお天気の中、つつがなく執り行われました。
境内は千人行列に参加する市民や、見物する観光客でとても華やかで賑やかでした。
直会の余韻も落ち着いて、静けさの戻った客殿の窓辺に立つ九代目。
今年も無事にお祭りの行事ができたことにほっとしているところでしょうか。
裏方ならではの感慨深さです。
某テレビの取材の下見がありました。
なんでも高井家の昔の蕎麦屋時代の話を聞きたいとのこと。
江戸時代からの「栗山蕎麦 高井屋」のことですね。
江戸時代の写真や記録はありませんが、明治以降の文献などに登場する話をしました。
当人は無頓着なので、ほとんどはお客様が教えてくださったり、コピーをくださったりしたものですが、読み返してみると畏れ多い評判だったようで…
大正の田山花袋の書いた記事に
「入町にある高井屋の蕎麦で、栗山蕎麦といって昔から有名だが…(中略)、ここで3、40分待って、山内流に打って貰うと、何処に行って食った蕎麦より旨い。東京で名物の蕎麦は無論の事、信州更科でも、野尻でも、戸隠でも、何処の蕎麦でも此処には及ばない…」
とあるそうです。
こんなことを読んだら、もう怖くて恐ろしくておいそれとは真似事の蕎麦打ちなど宣伝できないよ、と九代目は言います。
そんなわけで、今は細々と、悶々と、悩みながらそばを打っているわけですが、きっと収録され放映されたりしたら、期待されちゃうだろうなぁ…。
今でも時々蕎麦好きな方が訪ねていらっしゃることも。
蕎麦包丁だけは100年以上前の立派なものを使っているんですけど、軽々しく昔話できませんよね。
播磨屋の初代中村吉右衛門が日光を訪れ、高井屋の蕎麦を食べたくて残した一首「夏草のそば屋の道を尋ねけり」に答えられるでしょうか。
秋の婚礼フラワー。
色彩鮮やかにテーブルを飾るのは、元気の出そうなビタミンカラーのお花たち。
婚礼のテーブルフラワーは、いつも宇都宮のお花やさんが創ってくれます。
お料理が並ぶ前から、華やかに、美味しそう!に見えませんか?
テーブルフラワーもそうですが、床の間のお花を生けるたびに、おもてなしのお座敷のしつらいは、最後にお花が登場することで生命が吹きこまれるような気がします。
この日は、国際結婚の新郎新婦さん。
ご参列の皆様も素敵に輝いていらっしゃいました。
お幸せに!