2006-12-28

2006/12/28(Thu) お札とは 礼という字に よく似たり

  昨日は二荒山神社でお札の「焼納祭」がありました。一年間のお札をまとめて奉納すると、お焚き上げをしてくれるのです。

でも、こうやって並べてみると本当に沢山のお札。二社一寺だけでなく、日光の祭礼は年間を通して様々行われます。高井家のお札だけでこんなにありました!

 ということは、九代目がこれらの行事に元気で参加できた証でもあります。春夏秋冬「よく頑張りました。」ご利益・ご加護に心から御礼申し上げます。

達磨さんも目玉を入れて持って行きました。一年間、苦楽を共にしてきたと思うと、別れがつらい…ほんとにほんとにありがとう!



2006-12-26

2006/12/26(Tue) 敷き松葉 師走もついに 極まれり

  冬至は22日でした。柚子湯にも入ったし、かぼちゃも食べたし、お庭の冬ごもりの仕度も終わったし。さすがに、ここまでくると師走も覚悟が決まりますねー。

 冬至から来春の啓蟄まで、苔の保護のために「敷き松葉」を施します。霜柱で凍て上がった地面の苔がはがれないように、松葉のお布団をかけてあげるのです。

 今では、茶庭のファッションのようになっているところもありますが、高井家では実用本位。木の下や軒下はそんなに凍て上がらないのですが、霜が直接降りるところは、苔がはがれて乾燥したり、春になるとぬかるんでしまいます。

 でも、見た目にもなんとなくあったかい雰囲気がして、ホッこりしますね。



2006-12-25

2006/12/25(Mon) 口ずさめば 思い出したる クリスマスキャロル

23日は本町にある真光教会、ジェームズ・ガーディナーさんのの協会で、賛美歌を歌う集いがありました。仏教徒の私ですが、クリスチャンの方達に混じって聖夜の雰囲気を、と軽い気持ちで参加したところ…2時間しっかり賛美歌と司祭さんのお話。キャンドルの灯りの中で行われた静かな静かな祈りの時間でした。

いつもの見慣れた近所の教会も、その晩はどことなく秘密のたたずまい。帰り道はひとりしみじみと師走の冷気を楽しみながら帰りました。

グリーン・スリーブスのメロディがいつまでも耳に…若い頃ジャズ喫茶で聴いた孤独な夜をつい思い出してしまいました。



2006-12-24

2006/12/24(Sun) 駆け抜ける 君は神様の 贈り物

  有馬記念でディープ・インパクトが有終の美を飾りました!!後方から追い上げて、3馬身の差をつけて優勝ーーーー!!

 あー…。もう感動で胸がいっぱい。美しいー!日本全国のディープ・ファンに最高のクリスマスプレゼントです。凱旋門賞では、力走したのにもかかわらず、残念な結果になった悲劇のヒーローでした。きょうは、本当によかった!武さんもエライ!!あまりの興奮に、句にならなくてごめんなさい!

 最近暗いニュースが多い中で、ディープはしっかりと今年の落とし前をつけてくれました。おかげさまで久しぶりにすっきり。おかみのたかみも追い込みで頑張るぞー!



2006-12-19

2006/12/19(Tue) 青竹や 水にも甘き 晴れ着かな

  先日、つくばいも庭の井戸の蓋も、青竹に変わりました。こうして高井家では12月に入ると、ひとつづつ新年に近づいていきます。新しくするもの。同じでなくてはならないもの。いつものように繰り返す年越し。そのありがたさに感謝しながら、連日慌しく過ごします。

 沢庵も漬けたし、お正月の準備は整ったし、さて、あとはいよいよおせちの仕込みに入らねば。

 なんか、竹の青さを見ていると、みずみずしくて、来年はすごく明るい年になるような予感がしますねー。



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