暮れなずむ男体山の雲。千手ヶ浜の岸辺に寄せる波の音を聞きながら、後姿の高井家九代目はなにやら物想いにふけっているようです。「わしの人生もこうしてくれていくのじゃな…」とでも思っているのでしょうか。じつは、「今夜は何を食べようかな。」と考えていたのでした。
久しぶりの休日、こうしてほっとする自然が身近にあるというのは幸せです。「貴婦人」という名の白樺がある小田代ヶ原では、大雨の後、3年ぶりの幻の湖が出現していましたが、それを知ったのは帰宅してからのTVのニュース。通りかかった時は「あれー、水溜りが出来てるよー。」程度の感想。やっぱり風流には程遠い私たちでした。反省。