ついに氷柱ができ始めた蹲まわりですが、日中の陽射しが差し込むと、冷たい水までもがなんとなく水あめのようにゆるゆるして見えます。春はそこまで来ているのでしょうか?
節分前の今どきは、青竹の青さももまだ残っていながら新年会や初釜も一通り終わり、冬のような新春も過ぎたような半端な気持ち。寒さだけが身にこたえます。あ~、本当の春が待ち遠しいなぁ…
でも、冬の日光は道路も観光名所もすいていて穴場かもしれません。星空もきれい。空気も最高に美味しいです。
ついに氷柱ができ始めた蹲まわりですが、日中の陽射しが差し込むと、冷たい水までもがなんとなく水あめのようにゆるゆるして見えます。春はそこまで来ているのでしょうか?
節分前の今どきは、青竹の青さももまだ残っていながら新年会や初釜も一通り終わり、冬のような新春も過ぎたような半端な気持ち。寒さだけが身にこたえます。あ~、本当の春が待ち遠しいなぁ…
でも、冬の日光は道路も観光名所もすいていて穴場かもしれません。星空もきれい。空気も最高に美味しいです。
昨日、東京では珍しい雪。日光にもやっと、天気予報どおりの雪が降りました。そこで、深夜の庭の照明をつけて「雪見酒」。明かりをつけると、昼間とはまた違った風情です。木々や石像・灯籠の上に降り積もった雪の白と、樹齢百年のつげの枝の下で苔の緑が、闇に浮かび上がって幻想的な美しさでした。夜の静寂の中、七福神の石像たちも無言で佇んでいます。冷たい時間が止まって、灯籠の明かりが暖かく見えました。
あ~、この景色、お客様にお見せしたかったなぁ~。こんな時に限って今夜はお休み。う~む、もったいない。何年かにいっぺんあるかないかの夜でした。
これは日光ロータリークラブの鐘。毎週木曜日、金谷ホテルにて、この鐘をたたくことで例会が始まりますが、1月新年会と6月の新旧会長交代の時だけは高井家で行われます。RCの精神は「四つのテスト」(真実かどうか・みんなに公平か・友好と友情を深めるか・みんなのためになるか)。会員相互でボランティアなどの報告や各自事業の情報交換などをします。
日光RCは来年設立50周年。高井家は祖父が設立当初からのメンバーで、今の九代目は、日光RC3代目になります。先日、新年会のため当店にやってきた鐘を磨いてみました。なんとなくご先祖様にもその音が届くような…
昨日16日は薮入りでした。大女将の話では、昔は修行中の小僧さんや女中さんが、お小遣いやお仕着せをもらって里帰りが許されたそうです。15日は小豆粥を食べたり、小正月といって女の人の骨休みの日といいます。そうかぁ、お正月も一段落して、みんなほっとするんですね。いいなぁ。当家の嫁は帰るところもありません。
そんな時、湯元のお客さまから、「うちの女将さんから」と、お土産を戴きました。初めての「蒸しきんつば」です。美味しそう!よく見ると、きんつばの表に日光湯元の字が。あれ?どこかで見た色だなぁ…おおっ、湯元温泉の源泉が白く湧く様子にそっくりだー!
湯元の女将さんのお心遣い。元気が湧いてきました。
昨日から今朝にかけて日光は雪化粧!その水墨画のような美しさは、連休中の参拝のお客様を魅了しているのではないでしょうか。
ゆうべは日光市内では初市がたち、九代目と一緒に年神様にお参りして、達磨を買いに行きました。一日中、ずーっと家の中で仕事をして、暗くなってから町に出ると、寒さのせいか、なんだかひっそりして、出店も2,3軒。達磨もちぢこまって残り僅か。
昔の初市の賑わいを思い出して、ふと寂しくなった帰り道、神橋のところに差し掛かると、白い雪にやさしく覆われた朱塗りの御橋がライトアップされ、それはみごとな神々しさでした。静かな夜だけに、心の中に灯がともされたように感じて、おなかに抱えた達磨さんにも見せました。