2006-08-05

2006/8/5(Sat) 電飾の 夜に和楽の 笛太鼓

行ってまいりました、和楽踊り!昨晩は清滝にある古河電工の記念祭「日光和楽踊り」がありました。もともとは大正天皇の民間工場視察の栄誉を祝うという発祥でしたが、なんと今年で100回目。一時は3万人もの人出で全国でも有数の盆踊りだったそうです。娯楽の少ない企業城下町において、庶民がもっとも楽しみにしている一大イベントでした。

特に、さすが電工さんの得意技、豪華な電飾は夜目にもレトロな雰囲気。懐かしい夜店の電球色とあいまって、「日本の夏」というムード満点。でも、あの電飾は、電気が珍しい100年前にはきっとハイテクの先端だったのでしょうね。レーザーショーとか変に近代化しないところが、かえって素敵です。



2006-08-04

2006/8/4(Fri) 我もまた 殻を脱ぎたし 夏休み

 あ~、やっと「夏休み!」といえるようなお天気になってきました。高井家の庭にも蝉の抜け殻が目立つようになりました。今年の長い梅雨。人間様はオタオタと、本当にどうなることかと思いましたが、虫たちはちゃんと体内カレンダーがあるのですね。

 こうしてリアルな形の抜け殻をじーっと見ていると、私も古くなった殻を脱ぎ捨てて、リフレッシュしたくなります。そういえば、子供の頃は夏休みが来るたび成長して、身も心も大きくなっていたような気がします。でも、蝉さんのように土の中で辛抱する根性がなくちゃね。石の上にも3年、じゃなかった土の中にも7年か……おかみのたかみは苦節50年。えい、どうじゃ!?



2006-07-28

2006/7/28(Fri) 梅雨空を はらうがごとく 日光城

 青空を仰ぐ堂々たる日光城。じゃなかった、じつはこれは日光市役所(日光総合支所)の庁舎です。明治38年に国会議員小林庄一郎氏がホテル経営を目指して建設しました。その名も「大名ホテル」。当時では35万円の大金と15年の歳月を掛けて完成しましたが、ついに開業することなく、後に古河電工、進駐軍、再び電工の所有となり、昭和24年に日光町に寄付されました。

日本で最古の市庁舎と言われ、私たち日光市民の自慢の役場です。作った人もお大尽だし、寄付した電工もえらい。昔の日光はスケールが大きかったんですね!



2006-07-24

2006/7/24(Mon) 兄妹の 輝く瞳 よく似たり

  しばらく前の写真ですが、フランス人国際交流員のロマンちゃんと妹のアリシアさんです。彼のうちはきょうだい仲がとてもよく、弟さんも日本にいるお兄さんを訪ねてきましたが、ロマンちゃんは妹にも優しい本当に良いお兄さんです。

 栃木県に来る外国人は、必ずといってよいほど日光を訪れます。自然と世界遺産。恵まれた観光資源を支えに、私たちはどうしたら世界の人々に「日光けっこう」と感じてもらえるでしょうか。こうして一人の人から次々に輪が広がって、皆が日光大好きになってくれることを祈っています。



2006-07-20

2006/7/20(Thu) 一万の 献灯揺れる 三仏堂

  輪王寺の三仏堂(金堂)で16日の夜、1万本のろうそくをともす献灯会(けんとうえ)が行われました。日本青年会議所関東地区大会の催しでしたが、当日はあいにくの雨で時間ぎりぎりまでろうそくの灯を何回もつけなおしてスタッフの方達は大変。ようやく7時過ぎに雨が上がり、金堂の正面で輪王寺の若手僧侶11人による「声明」が披露されました。

 夏の薄衣に身を包み、夜の闇に浮かび上がった金色の光の中で静かに天台声明曲を唱和する僧侶たちの姿は、それは美しいものでした。各地から大勢集まった青年会議所のメンバーも、神聖な日光のオーラを感じてくださったでしょうか。



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