2006-12-16

2006/12/16(Sat) 大神の 御前すがし すすはらい

  皆さんマスクをつけていますが、風邪ではありません。毎年、12月13日は日光二荒山神社のすす払いです。九代目も恭しく身を清めて、奉仕に上がらさせていただきました。さすが、二荒山神社。大掃除も大掛かりで、トラックまで出るのですね。

 昔からお正月の準備は13日までに終わるように、と年寄りから言われましたが、本当に師走の時間は飛ぶように過ぎていきます。冬至10日前から日が伸びる、とも言います。きっと地球の自転も早くなって、1日があっという間にたってしまうのでしょうかねー。でも、今年は暖かいので助かります。

 神様もすがすがしい杜の中、新年をお迎えくださいますようにお祈り申し上げます。



2006-12-10

2006/12/10(Sun) ほかほかの 白いご飯に 親子鮭

  あ~、今年も残り少なくなってまいりました。暮れの忙しさに追われていると、まったく風流な句が浮かびません。別に年が変わるからといって、地球の最後ではないのですが…おもての風は冷たくなるし、やるべきことはイロイロあるし。でも、体はひとつ。

 そんな時、日本人なら米を食おう!どんなに落ち込んでいても、あったかい白いご飯を食べると元気になるワタクシ。鮭さんには親子でお気の毒ですが、白と赤ってやっぱりめでたいですね。ひとあし先にお正月気分。



2006-12-05

2006/12/5(Tue) 乞われれば 愛がいちばん むずかしい

  今日は昼も夜も外国からのお客様でした。外国の方には時々、お膳にかける薄紙に「好きな言葉」を漢字で書いて差し上げます。一番人気なのは、LOVE。これが、またむずかしい。「龍」とか「寿」は格好がいいのですが、「愛」はなんとも複雑で不安定な形です。まるで、その本質を暗示しているかのようですね。う~む。愛はむずかしい。

 今日は医学関係の研究者の方でした。大変喜ばれましたが、お国に帰って、立派な場所に飾られたらどうしよう。おかみのたかみの下手な字が…まぁ、いいか。おもてなしは愛をこめて、ですものね。



2006-11-29

2006/11/29(Wed) 朱々と 御橋はつなぐ 歳月を

世界遺産の神橋も、いよいよ特別公開残すところあと1日!

今日は大女将と一緒に名残の見学に行ってまいりました。11月も末というのに、今年は紅葉もまだ見られ、暖かな陽射しの午後でした。ラッキー君も大谷川沿いをお散歩して同行。

1999年12月に世界遺産登録された時は既に改修中で、8年もの長い間、屋根付きの箱に包まれていました。次の改修公開はあと50-60年後だそうです。大女将も私もちょっと自信ないなー。本当にすばらしい時代にめぐり合わせました。

ラッキー君は犬なので今日は渡れませんが、来世は立派な人間様になって渡ってね。



2006-11-26

2006/11/26(Sun) 御用邸 正門に聞こゆ 華の音会

  先日、御用邸正門前通りの住民が集まり、沿道の花のプランターを植え替えました。安川町、下本町、中本町の人々です。「華の音会」という名前をつけて頑張っています。

 安川町は御用邸が出来る前は、原町と呼ばれ、今の御用邸の敷地内にありました。中本町、下本町は、かつては正門に続くメインストリートで、いろいろな商店や料理屋が軒を連ねていましたが、今では商売をしているのは、高井家を含めほんの数軒。

 今回、まちづくりの声を上げたのは安川町でしたが、本町はお年寄りが多く、あまり皆さん乗り気ではありません。出来ればあまりにぎやかにしないで静かに暮らしたい、と言われてしまいました。空き家も多く、若い方も都会に出て帰ってきません。

 なんだか寂しいですね。



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