2011-06-19

2011/6/19(Sun) 新しき 地に新しき 泉湧く

  震災の影響で、庭の井戸の水脈が変わったせいか、一時池の水が枯渇しました。池には高井家名物モリアオガエルほかいろいろな生き物が…。そこで、新たに井戸を掘るために5月の末に地鎮祭をしました。

 二荒山神社の神主さんにご祈祷していただいて、大工事の始まり。古い庭園はもう掘れないので、駐車場に新しい井戸を掘り、パイプで池に配水します。



2011/6/19(Sun) めざすのは 地下30メートルの 水の道

  大きなさく泉機で、2週間かけて掘りました。よい水を得るために、近くを流れる大谷川の水面より下をめざし、30メートルの深さまで。

 このあたりは地下に石があるので、さく泉も難航しました。ご近所からは「温泉出ましたか?」との声が。長いこと大きな音でご迷惑をおかけしました。

 ところで、「さく泉」の「さく」は鑿(のみ)という難しい漢字だそうです。なるほど、のみでコツコツ砕いて削っていくのですね。



2011/6/19(Sun) 土を盛る 手のぬくもりが 伝わるか

  職人さんたちが竹組みの上から、手で土を塗っています。壁土を水でよく練って、少しずついたわるように塗りこめる様子は、まさに傷ついた蔵に手当てを施しているようでした。

 これで完全に乾くまで待って、次の工程に進むのだそうです。気が遠くなるような作業ですね。



2011/6/19(Sun) いにしえの 工法たどり 蔵修復

  明治42年築の蔵の壁も震災で損壊し、やっと修復が始まりました。崩れた石を取り除き、壁土の前に竹で下地を作ります。



2011-06-13

2011/6/13(Mon) あらたうと 消えた5月の 花の宴

  もう6月も半ば。5月の庭ではさまざまな花が咲きました。PCの故障で「日光だより」アップできず、いちばん美しい季節をお便りできなくて申し訳ありませんでした。

 蔵は壊れても、けなげに咲き続ける紅八重枝垂桜です。4月下旬からゴールデンウィークにかけて咲きました。今年は遅かった!



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